「ありがとう」
“ありがとう”
幼き頃から当たり前のように使ってきた言葉。
当たり前すぎて1日に何回言ってるかなんて考えたこともないくらいです。😌
漢字で書くと「有難う」
普通に有る事が難しいという意味ですが、
語源を調べてみるととても興味深いことが分かりました。
仏教の教えから
「盲亀浮木のたとえ」(もうきふぼくのたとえ)
これは釈迦が阿難(あなん)という弟子に説いた例え話です。
「果てしなく広がる海の底に、目の見えない亀がいた。その盲亀が100年に一度海から顔を出す。
広い海には一本の丸太が浮いていて、その丸太には小さな穴がある。
その丸太は東西南北、風のままに漂っている。」
そして釈迦は阿難に尋ねる。
「阿難よ 100年に一度浮かび上がるこの亀が浮かび上がったその拍子にひょいと丸太の穴に頭をいれることがあると思うか?」
阿難は驚き、
「お釈迦様、そんなことはとても考えられません!」
「絶対にないと言い切れるか?
何億年掛ける何億年、何兆年掛ける何兆年の間には、ひょっと頭を入れることがあるかもしれないんだ。無いと言ってもいいくらい難しいことなんだ。ところが私たちが人間に生まれてこれることは、この亀が丸太の穴に頭をいれる事が有るよりも難しいことなんだよ。有り難いことなんだよ。」
と釈迦は教えています。
仏教では人間に生まれてきたことは大変喜ぶべきことのようです。
こんなことを少しでも思いながら「ありがとう」を言えたらどんなに小さなことでも感謝ができる様になれるかもしれませんね。
先祖、太陽、自然、家族、今ある事、ある物、全てのことに感謝して生きていきたいですね😊
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