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謎の縄文神、荒覇吐は彗星で●●だった!(妄想考察)


こんにちは。シンクロニシティ、夢や直感から仮定した妄想を、深掘りして楽しむシンクロ系考察です。

今回は日本の太古の神、謎の縄文神と言われている荒覇吐を取り上げます。後半で丸々だった、の答えを順に追って深掘りしていきます。

さて、遮光器土偶の形で表されるアラハバキ。その宇宙人のような見た目から、小説やゲームでも取り上げられてきましたが、謎の多い神様です。一般的には、足につける脚半のようなものをハハキということから来ていると言われます。また、ハハは古語で蛇、なので蛇の木、ハハキという説もあります。アラ、は古語で「鉄」と言う説もありましたが、これは賛否両論のようです。また、ハハキ星と書いてホウキ星だったので、ハハキはホウキでもあります。ではアラ、は何かということなんですが、私はアラ、は星、と考察しました。これは、万葉集やいろいろな本を読むなかで、白玉《シラタマ》、が月に関連したものではないか、ということが浮かび上がってきました。(これは暗号の解読から導き出したもので、お勉強したことからではありません)
そして、万葉集に出てくる「あらたまの」が年月としつきにかかる枕詞なら、星の運行で暦を読んだのだから、アラタマ、は星を表す言葉ではないか、と仮定しました。アラのつく荒神様、荒御魂なども星。三宝荒神はオリオン、そしてアラハバキは星のホウキ、でホウキ星、つまり流星や彗星、隕石の軌跡なのではと思います。アラハバキは流れる星、地球に落ちた隕石という視点で見ると、アラハバキにまつわる諸説、が説明できることになります。ひとつひとつみていきます。

1.客人神《まろうどがみ》説

客人とはどこからか来た外来の神、隕石でも万が一宇宙船でも、宇宙から来たなら立派な客人ですね。

2.蛇神説

尾を引く星を見てきっと、こう思ったはずです。大蛇が夜空に現れた、と。後には龍神と言われたかもしれません。

3.製鉄の神説

最初の鉄製品は隕石から取れた鉄、隕鉄からと言われていますので、これも鉄の祖、鉄の神ということになります。

4.道祖神、男女和合の神説

倶知安くっちゃんのアイヌの酋長によると、アイヌの古語でクナトは男根、アラハバキは女陰の意味で、一対で祀っていたとのこと。
大きな彗星、または隕石がキラキラと尾を引いて、地球という母体に突き刺さる様子は、まさに受精ではないでしょうか。金精様、との習合もうなづけます。

5.塞ノ神説

外と内と、の境において、人々を護る塞ノ神は、先ほど申し上げた道祖神が塞ノ神でもあります。もうひとつの妄想は、エジプト語で「サへ」とはオリオン座のことなので、そこからも考え得るのではと思いました。もし彗星がオリオン座の方から飛来した、と古代人が考えたなら「サへの神」となりましょう。日本なのにエジプト語、と思われるかもしれませんが、日本には多民族が来ていたと思われます。エジプトからの渡来人が、アラハバキのことを知り名づけたのかもしれません。そしてアラハバキを客人神としてまつる埼玉県氷川神社の、大宮を中心とする氷川神社群はオリオン座の形に並んでいるそうです。オリオン座は古代日本で鼓星と言われ、氷川神社ではスサノオを表す星だとのこと。

6.石神説

石の神、これはもろに隕石でしょう。磐座信仰、ミシャグチ信仰とも繋がるかもしれません。もっとムー的に考えると宇宙船で、中から宇宙人が出てきたなら、岩から産まれた、と思ったでしょう。世界中に岩から産まれた神や「岩」の意味の名前を持つ、聖人は多くいます。羅列しますが、岩から産まれたミトラ教のミトラは、弥勒菩薩やユダヤ教のメタトロンと同一、そして、メタトロンは小ヤハウェ、ともされています。他にも、ぺトロはイエスによってケファ、つまり岩というあだ名をつけられました。日本の磐裂神、エジプト神話のヒヒ頭のトートイコールギリシャ神話のヘルメス、ヒッタイト神話ではウルリクムミ。孫悟空はお話ですが岩山から産まれました。中国の盤古大神は、スサノオとも習合されています。そして岩が宇宙船なら、磐船に乗ってきたニギハヤヒや、シュメールのアヌンナキもいますね。この拡がりを考えると、外から日本に渡来してきた人々は、自分たちの宗教とアラハバキなどを比較した時に、あれ、もともと同じ神じゃん?と思ったかもしれません。


7.足の神様説


シンクロポイント「足の神様」
足の神様は、私が、幼い頃の家の近所にあって、毎日のように拝んでいました。ほこらはなく1メートルくらいの石碑にワラジがたくさん奉納されていました。
さて、一般的な説はアラハバキのハハキが足につける布を脛布とのことで足と関係があると言われています。けれど足、は植物の葦、とも読めますよね。葦原中津国の葦、大国主の別名、葦原色許男の葦。そして真弓常忠さん著作の「古代の鉄と神々」によると、葦からは鉄が取れたそうです。
火山地帯の河川や湖沼は鉄分が豊富で、水中のバクテリアの働きで、葦の根からは褐鉄鉱が鈴なりに生った。古代の人々は、褐鉄鉱団塊が水辺に層をなすことを知っていた、とのことです。葦が鉄に関係するなら、葦原で鉄を取っていた人々にとって、隕鉄の取れる隕石は鉄の祖と言えるでしょう。アラハバキは縄文の神と言われているのに、なぜ製鉄の神の属性もあるのか、とずっとモヤモヤしていたのですが、この説を知って繋がった気がしています。特に信濃では、縄文中期から製鉄があったということです。諏訪のモレヤ神がなぜ鉄輪を持ってタケミナカタと戦ったのか、という疑問が解けました。
少し戻りますが、塞ノ神や道祖神は猿田彦、とも言われます。猿田彦は日本書紀では、その鼻の長さは七咫(ななあた)、背の長さは七尺(ななさか)、目が八咫鏡(やたのかがみ)のように、また赤酸醤(あかかがち)のように照り輝いているという姿であった、とあります。道、八街の神というのは、彗星の流れる軌跡が、夜空に描かれた道にも見えないでしょうか。それに、サル、とはアイヌ語で植物の葦のこと。それを知ってから、サルと言うと頭の中で葦に変換されます。猿田彦と習合する天狗、も中国語で流星のことだといいます。これで修験道とも繋がりました。
ここまできて、夜空を、大きな彗星が尾を引いて流れる情景で、なにを思いうかべましたでしょうか。私はアニメ映画、「君の名は」で、ティアマト彗星を見た時に鳥肌が立ちました。破滅的な彗星が夜空で分裂して、虹色の輝く蛇のようで、落ちた隕石がご神体となっている。新海誠監督すごいです。

そして、ティアマトとは、シュメール神話では彗星とは言っておらず、巨大な龍、もしくは七股の頭を持つ龍とも言われています。けれどティアマトは本当に彗星だったのでは、と思います。全ての宗教の大元はティアマトやアラハバキに代表される、彗星か隕石もしくは宇宙船だったのだと結論づけます。タイトルの答えはアラハバキは彗星でティアマトで龍蛇で猿田彦でスサノオだった、です。
ティアマトの七つの頭から九頭龍やヤマタノオロチを連想したかと思います、次回からは九頭龍や八岐大蛇を深掘りしていきます。

初心者の拙い動画ですがよろしければ(^_^;)↓


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