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コロナ禍で店ごと遭難よ

コロナの感染拡大防止の為、お店を閉めて46日になる。
何だか遭難日記のような始まりになってしまったが、気分的には同じようなものかもしれない。




正直何すれば良いのかすらわからない。

経営者だから革新的なアイデアでいい感じの復活したい。

そんな脳みそ僕にはない。



昼くらいから20時まで、お店を開けたっていいんだけど、、。

心配なことが幾つかある。

・単純に僕がコロナにかかるのが恐え
重症化したらめっちゃしんどいらしい。嫌だ。


・お客さんの層、質が変わってしまう恐れがある。
ここにはこだわりがあるので、開けるにしても徹底して行きたい。


・クラスターが起こってお客さんに集団感染する
こんなのダメに決まってるが、
自粛生活が1ヶ月以上過ぎて考えが変わってきた。
正直、
このタイミングでウチの店にくる人は、
ウチが開いてようが開いてなかろうがどこかで呑むだろうし。
自己責任だと、今の段階では思う。



コロナ禍をマクロで考える余裕がなくなってきたかもしれない。
僕がゴミを拾えば世界が綺麗になるのか、みたいな。



「家族や友人、自身の周りの人にウイルスを移さない為、stay home.」

聞こえがいい言葉だ。
まるでこの言葉通りに過ごす人間が聖人で、
反する人が社会悪のような。


では、
仕事に出なければ、家族に飯が食べさせられない人はどうなるのか。
仕事に出なければ、自身の生活が破綻してしまう人はどうすればいいのか。



止むを得ない人は、世間の目を気にしながらコソコソ経済活動を行えってか。
それでも自身の感染リスク、他人に移してしまうリスクは少なからず被ることになるが、
これなら許してくれるのか?



世間に褒め称えられるような立派な考え方が出来るのは、
自分の生活が安全ゾーンにいる人だけなんじゃないか?

在宅ワークなんて特権が許されているのは、
都心部の一部のエリートくらいなんじゃないだろうか。

フリーターの後輩達は自分の生活の為、
当たり前に新たな仕事を探している。
人が多いような場所は時給が高いらしい。
なんて世の中になってしまったんやろう、

本当はお店を解放して仕事を作ってあげたいが、、、。
それでは何も変わらないか。



今のところは、直感が「開けるな」と言ってるので開けない。それだけ。
もしかしたらまた考えが変わるかもしれない。



僕は、
四六時中ずっと何か考えているクセも手伝って、
すぐに意見や考え方が変わってしまう。

なので、
自分の決断に対して柔軟でいることが大切だと思う。


何より、お店を開けないなら、
他に生産的な活動を行わなければいけない事が大変だな。

新たな事業を進めてはいるが、当然だがすぐには成果は出ない。
noteの更新も頑張っているつもりだけど、
正直、努力の方向があっているのかわからない。



5月に入ってからは、光の見えない暗闇を進んでいるような気分だ。

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