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助けてくれる誰かがきっといる

一人で暮らす娘から風邪をひいて寝込んでいると連絡があった。
薬もご飯もないし、出かける力がない。
「お友達に頼んで買ってきて貰えば?」言いながら、まだ入学して1ヶ月、そこまで友達には頼みにくいかーと、思っていました。
でも、夜改めて電話したら、ちゃんと薬も手に入れ、それにご飯まで友達が作ってくれたとか。優しいお友達がいてよかった。そして頼むことを恥だとか申し訳ないと思いすぎない子でよかったと思いました。
これは、夏休みの自由研究の成果かもしれません。
我が家では、自由研究は娘がやりたいと思ったこと、どんなに大それた難題でも実現させました。水晶堀理、梅干しの里取材、木琴作りなどー全国各地、様々な人のツテを頼りながら。
やりたいと思って必要なことをつたえ、自分から動けば、大人は全力でバックアップするもんだという姿を見せたかった。人を信頼し、頼っていいんだと伝えたかったです。

日本では、よく「人様に迷惑だけはかけない子になってほしい」と言いますが、私は違うと思ってます。こどもは迷惑をかける生き物です。
一人ではできないことを自覚して、人に頼り、感謝して、次の時は助けられる人になろうとするほうがいい。
信じあい、頼りあうことが許される柔らかくて優しい社会に暮らしていきたい。
娘の周りがそんな風で、本当に良かった。

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