竹

木漏れ日の夏空


夏影が落とす、光のさざめき。
心に落ちる、緑のざわめき。

太陽は、宇宙の灯りだ。
空に向かって光の矢を射る。

竹からの木漏れ日は、風を連れて来る。
私を通り抜けて、影にしあわせを残す。

毎日こうだったらいいのにね。
こうして言葉に乗せて、ふらっとしていたい。

もっと小道にソレタイ。
もっと奥の道をサガシタイ。

みんなとはぐれそうになる。迷子になる。
喧騒から抜け出たくて、どこでも勝手に入り込むせい。

迷うから、出逢うことも、きっとある。


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いつか自分の本を作ってみたい。という夢があります。 形にしてどこかに置いてみたくなりました。 檸檬じゃなく、齧りかけの角砂糖みたいに。