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映画『12ヶ月のカイ』成長記録|2021/06/01

 毎月一日、映画の日。みなさんいかがお過ごしだったでしょうか?

新ドラマ、実は『12ヶ月のカイ』の…?

 本日昼にリリースになりましたが、6月3日(木)22時〜 LINE VISIONにて新作ドラマ『ソムニウム』が配信開始になります。

 勘の良い方は「ヒューマノイドを作る人間の話」と読んだところで、もしや…と思われるかもしれません。そうです。そういうことです。

 世の中に出る順番として、『12ヶ月のカイ』と『ソムニウム』で作られた順番は逆になってしまいましたが、物語の時系列的には『ソムニウム』が過去で『12ヶ月のカイ』が未来なので、お客様的にはこれでもありかなと。『スター・ウォーズ』のエピソード4とエピソード1みたいな感じ…と、思っていただければ幸いです。例えのスケールがでかすぎてすみません。

 こちらのLINE VISIONは、LINEアプリ内のニュースページ欄にあるVISIONという枠で毎週1話ずつ配信される形です。『ソムニウム』の公式LINEアカウントもあり、友達登録いただくと、配信時にお知らせ(閲覧リンク?)が届くようになるので、もしご興味持っていただけたら友達登録いただけますと幸いです。

 上記記事内の「LINE公式アカウント友だち登録リンク」のURLから登録いただけます。

SFを考える度に専門家のフィードバックが欲しくなる

 SFに限ったことでもないですが、昨日長編企画を書いてやっぱり思ったのは、映画作家が専門家の方と話したりシナリオのフィードバックを受けられる仕組みがやっぱり欲しいよな…というものでした。以前、マーベル映画に関わっている科学者の記事を紹介したりしましたが、日本で映画を作る時、専門家にシナリオを見てもらうかどうか、専門的なシナハンをするかどうかは、作品ごと(予算規模ごと)に違ってきます。専門家にアプローチできる体制の有無で、作品の説得力にばらつきが出てしまうのは、映画全体のことを考えると得策ではないよなぁ…と改めて思ったんですね。

 企画コンペするような予算のある体制であれば、企画を元に専門家にシナリオを見て精査してもらうことも可能なんだろうと思いますが、そうでない自主作品や低予算企画になるとなかなか人から話を聞くのも難しい。かつ、そういった方とのコネクションを得るのもハードルが高いです。企画開発段階だと特に…。

 まあ、いま映画界はそんなことよりももっと大きな問題を色々抱えているところなので、(コロナ云々とか、業界内の問題とか)まずはそこをクリアしないと、こういう話になかなかたどり着けないような気はします。

 でも、将来的に日本の映画づくりの根幹をもっとしっかりさせたいのであれば、まずは物語の開発に力を注ぐべきなんだと思います。単に企画を集めるだけでなく、その企画を根拠立ててスポンサーにもお客様にも語れるような。ネットで拾える数字やデータだけでない、もっと深い情報が、私たちには必要な気がしています。

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