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慢性腎不全と戦うトイプーぱぴの場合

私の愛犬のトイプーぱぴが、2017年5月、14歳と6か月くらいで「慢性腎不全」と診断されました。このノートはその診断される少し前くらいからの様子をなるべく正確に記録していくものです。

6月28日現在、16,000文字以上既に書き進めており、予定している量の1/くらい書き終わっています。画像やTwitterのリンク、私のブログのリンクななどを豊富に入れています。毎日少しずつ書き足しています。

ちなみに、この慢性腎不全という病気は、残念ながら治ることはない病気です。ですから、通院させる目的は、「治す」というものではなく、病気の進行を遅らせ、少しでも楽に過ごさせてあげるという「対症療法」になります。

しかし、慢性腎不全と診断されてからも、ケアの方法や、その子の生命力、運などによっては、数年元気で生きる子もいるようです。その反対にあっという間に旅立ってしまう子もいるようです。

↓この動画は既に治療を始めている時期のぱぴです。

現在までの目次

慢性腎不全と戦うトイプーぱぴの場合
慢性腎不全の他のわんちゃんの様子を知りたいと感じた
愛犬ぱぴの治療開始後1年間の記録をここに残します
慢性腎不全の前兆?
狂犬病予防接種の日に知ることになったぱぴの病
血液検査の結果、再検査が必要だと電話が来た!
飼い主の厳しい個人的な事情
ぱぴ再検査を受ける
ぱぴの再検査の結果
慢性腎不全の多分ステージ2くらいだと思うと言われた
治療法については即答を避けた
ACR阻害剤を飲ませることに決定
ドッグフードは一番おいしそうに食べてくれたものに決定
食事療法食のフードを食べてくれてありがとう
初月は検査で結構お金がかかった
これからはもっとお金がかかっていくこともわかった
診断後は大きな変化はなく安堵の日々
トリミングは自分ですることにした
フードは特別に何かトッピングしたりして食べさせる
ぱぴが私が食べている物を食べたがるのがつらい
ぱぴのために私の食事も味付けなしになった
ぱぴはおむつを使うようになった
おむつは人間の新生児用の物を尻尾穴をあけて使うとよい!
夏の暑さに耐えられるか不安に感じながら
夏は無事に乗り越えることができました
この音何の音?えっ、ミサイル?ぱぴどうしよう?
すごく寒がるようになった
冬は24時間暖房を入れっぱなしにすることにした
年末は忙しかったので薬だけもらいに行った
薬だけもらいに行った理由は私にも若干疲れが……
この1年、ぱぴは現状維持できていると獣医さんに言われた
そして1年経ち、今回の結果はちょっと悪化
新しい獣医さん推奨の腎不全用フードを喜んで食べる





※まだまだこれで全体の1/以下の量だと思います。そして、どんどん変更を加えていきます。

慢性腎不全の他のわんちゃんの様子を知りたいと感じた

どの飼い主さんもそうした時期があったと思いますが、私、この診断名がついてから、「慢性腎不全 犬」と検索して、かなりのページを読みました。

その子によって、病気の進行の仕方はかなり違うことは獣医さんにも言われましたので、理解はしていました。

理解はしていたのですが、どのような症状が出る可能性があるのか、そして、余命はどのくらいあるのか、などをできるだけ多くのパターン知りたいと思いました。

しかも、できれば時系列で、その闘病記だけをどんどん読んでいければいいと思いました。ですから、私はこのノートを書こうと思いました。

中には、ちょっとショッキングな記事もありました。ありましたが、ひとりで暮らしている私が、どんな状況になっても、慌てず、冷静に対処するためには、最悪の状況は知っておけてよかったとものすごく強く思いました。

愛犬ぱぴの治療開始後1年間の記録をここに残します

そのようなわけで、私も、まずは治療を始めてからの1年までの血液検査の結果や、食事の内容、かかった費用なども書いていきます。

現段階では、過去を振り返って書くという形になりますが、ぱぴの様子などもできるだけ詳しく説明をしていきます。

なお、You Tubeに動画もアップしていますし、これからもちょっとしたことでもアップしていきたいと思います。このノートだけに公開する動画もあると思います。特に、微妙な内容のモノは、このノートにだけ公開します。

ですから、このノートは有料で書かせていただきます。ぱぴの治療には頻繁に点滴を行うのがよいそうです。しかし、その点滴は1回3,000円前後します。ですから、このノート得られたお金を慢性腎不全のぱぴの治療費に充てたいと思います。

このノートが誰かの参考になれば幸いです。ではぱぴの闘病記のはじまりです。

慢性腎不全の前兆?

慢性腎不全というのは、犬だけでなく、猫にもあります。そして、人間にもあるのだと、実は後になって知りました。

犬の場合、慢性腎不全のごく初期のうちにはなかなか気が付けないのが普通だと獣医さんに聞きました。たいていは、かなり腎臓の使える部分が少なくなってきてから気が付くのだそうです。

ぱぴの場合も明らかに具合が悪そうには見えていませんでした。少し寒がるようになり、冬期の間の散歩は、若い時ほどは喜ばなくなってはいました。

しかし、明らかに具合悪そうという感じでもなく、普通の老化現象かな……くらいに思っていました。

ただし、後になってみれば、あれは慢性腎不全の症状だったのだろう……と思うことはありました。

たとえば……

●お水を飲む量がちょっと増えたような気がする……
●尿の量がちょっと増えたような気がするけれど、水を飲む量が増えているからフシギではないかな……

とは感じたことがありました。

しかしながら、実はこの2つは慢性腎不全の症状のようでした。

いつ頃気が付いたか覚えていませんが、病院に行くかなり前からだったような気がします。少なくても、直前ではなかった記憶があります。

この時に気が付いて病院に行っていたらどうなっていたか、ちょっとだけ考えたことはありました。考えたのですが、慢性腎不全という不治の病ですから、少し早く治療を始めることができた程度では、あまり大きな違いにはなっていなかったのではないかと思ったりします。

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