見出し画像

アラジン見たよ(ジャスミンについて)

極上のエンタメ映画かつ強いメッセージ性を感じられる映画です。今回吹替版を4DXで鑑賞したのですがもうほんとに重厚なディズニーアトラクションを独り占めしている感。最高でした。体験できる方は是非。

大好きなジャスミン中心に書いてみます。

1人の人間として自立し、国民のことを考え、助けようと闘い生きていく人間像がすごく魅力的でした。アニメ版では結局受け身で終わってしまうヒロインだったので、今回のラストは私の中でのモヤモヤが報われて本当に嬉しかったです。アニメ版では恋故にアラジンに人生を捧げてしまっている感がありますが、今回はアラジンは人生のヒントをくれて助け合える素敵なパートナーという感じがすごく良かった。恋とキャリアは両立出来るというメッセージも感じました。

待望のジャスミンのナンバー、スピーチレスは本当にただただ感動の一言でした。これぞミュージカル。木下晴香ちゃんの吹き替え、最高でした。でも字幕版のナオミ・スコットさんの歌声も映画館で聴きたいなあ。

舞台が架空の国であるからこそあのラストの展開に繋げたのでは。ただこの展開に繋がるからなのかアニメ版のホールニューワールドの夢みたいにうっとりする幻想的な壮大さは薄れていてちょっとスケール小さく感じてしまったのは少し残念でした。

あと実写版ジャファーの年齢がかなり若くなっていたのはジャスミンが未成年だからというのが強いと思いますが、ジーニーがウィルスミスという事もあって少し迫力に欠けてしまってたかも。けど、アニメ版にあったジャスミンがジャファーに色仕掛けをして騙すシーンが変更されていたのは、今回の映画のメッセージ的にもすごく良いチョイスだったと思います。

もともとアニメ版映画、特にジャスミンが大好きだった私なので、今回の映画でずっと眠っていた本来のジャスミンが目覚めて、世界に強く訴えかけてくれたような、そんな気がしてすごく、すごく嬉しかったです。

#映画 #映画レビュー #note映画部 #アラジン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?