お暑うございます。猛暑日だったり、雨続きだったり、夫👽の気分がすぐれないのはわかるけど、み～んな、暑いんよ。
周りを不快な気分にするぐらい不機嫌を表に出すのもどうかと思うわね。
７月は我が家にとって最凶月間。去年１週間家出したのも７月中旬だったし、何かともめるのは７月。

７月12日は👽の母の命日なので、👽も無意識のうちに気が立っているのだろうか。本日７月11日。👽不機嫌、真っただ中である。

こんなの家族じゃない！作り事だ！と荒れたのは５月のGW。
そして６月27日。暑さが引き金になって、next御乱心が始まった。

なぜ日にちがすぐ思い出せるのかというと、私が美容院へ行った日だから。
昼の1時頃に家を出て、夕方帰り、晩御飯ができたので声をかけると、ソファに座った👽が体を二つ折りにして頭を抱えている！

びっくりして「どうしたの？！具合悪いの？！」と声をかけたら、
キレた・・・。

あ～～、やっちまった。いつもと同じパターンだ。

👽の叫びを要約すると

具合が悪くなった原因である私に「どうしたの？！具合悪いの？！」と声をかけられたら、そりゃ、イライラの上塗りだわな。

確かに『人生の楽園』みたいに👽にべったりくっついて畑仕事をしているわけではないけど、ジャガイモを収穫する時は一緒に楽しく掘るし、いい野菜ができたね～と話題にして、どんな料理にしようかと考える。ゴーヤやズッキーニを作ってほしいと頼んだら、👽も機嫌よく作ってくれている。私は花にも興味はあるけど、👽が気が向かなかったら育てられない。👽に言わせたらそんなの、興味があるうちに入らないそうだ。

26年前、この家が完成し、庭と畑ができるようになったのは👽の「理想」だったそうだ。そこで奥さんも一緒に畑を耕したり、収穫したりして、近所の人から「仲の良いご夫婦ね～」と思われたいということらしい。

しかし、最初から庭も畑も👽のやり方で黙々とやる、👽だけの世界だった。私の仕事も不規則に出かけることが多いから、５年、１０年と経って、声をかけるタイミングを失って、今のパターンができてしまった。まったく興味がなくてスルーしているわけではないのだから、十分だと思うのだが、「👽の理想」ではない、というわけだ。

畑や庭を手伝わないという話からどんどん広がって、「美容院に行ってる時間が長すぎる」（すみませんね、白髪を染めてますので）「実家の用事をもう少し効率的にやったら？」（年寄り相手じゃ、こっちのペースでできないことも多いのよ！週１回、半日で済んでるのをありがたく思え！）
このあたりは序の口で、私の両親への不満やあれやこれや、書いてたら怒りが再燃するので、やめとく。

あれもこれも、「能力がない、センスがない」と言いたい放題で、こっちの自己肯定感はダダ下がり。
私は自分で言うのもなんですが、それなりに真面目にやっていると思うのだが、👽の理想と違う、ということなのだ。

「上司と部下」のような夫婦生活を３０年もやっているのだから、家でダラッとしたことはない。御主人にエラソーな口をきく奥さんやタラタラ家事をやってる奥さんを見たら、「そんなことで、大丈夫か？！」とこっちが落ち着かない。そんな私だけど、「晩御飯なんか30分もあれば作れる！！」と👽から言われ、落ち込む。

👽は「足りないこと」しか言わない。以前のバトルで「感謝はしてるよ！」と👽が言ったことはあるけど、「足りないこと」にしか目が行かないというのは、治らないんだろうね。私もスルーしようと思うのだが、あまりにも言ったことを違うように解釈しているので、黙っていられないのだ。そして、いつも「すぐ言い訳をする」と言われて、疲れる。

今回のバトルでも二人とも互いの傷口に塩すりこみまくり、娘には「二人とも元気やなあ～」と感心された（呆れられた）。

👽がやたらと図書館の話をするので「それ、何の話？」と聞いたら、私が「図書館に行って時間を潰している、と言った」と言うのだ。
もう、やめてくれ！
「図書館はエアコンが利いててソファもあって快適だから、高齢者がいっぱい来て新聞とか読んでる」という話は最近したことがあるけど、どこでどう聞き間違えたのか。ネット以前は図書館で仕事の調べ物はしていたけど、「図書館で時間を潰す」なんてことは、
一度も言ったことはない！！！！！！

まあ、あることないこと言われ、ついには
「そばにいないと思えばイライラしないから、パソコン持って実家に行っとくか！？」とおっしゃいました。
私は打ち合わせや取材で外にも出るけど、家で仕事をするときはパソコンに向かってることがほとんどだから、それも👽の生活と正反対で気にいらないそうです。

と、ここまで来て、このルーティンを何度繰り返したら気が済むんだ！と自分で自分が情けなくなってきた。

何かのきっかけで👽キレる。
↓
👽の文句はいつも同じ内容。
↓
私、突然キレられ、訳がわからず　びっくりする。
↓
👽言うだけ言ったらすっきりするのか、何もなかったかのように元に戻る。
↓
嫌な言葉や👽の表情が甦り、私一人モヤモヤを引きずる。
↓
狐につままれた気分で、あれは幻か？と思いながら日常に戻る。

私もいいかげん慣れろよ、という話なのだが、何度経験してもそのたびに
びっくりして落ち込む。

つまり、私は毎回👽のペースに巻き込まれているわけだ。
「人生は修行」と言いながら、全然、次のステージに行けてない！

👽が足踏みして前進できないのは👽が解決する問題。
私は、自分が「びっくり＆落ち込み」を引きずらず、繰り返さないという『覚悟』がイマイチできていないということなのだ。(;´д｀)トホホ。

今回のバトルでも👽は「何それ？！」というような持論を展開し、ますます謎が深まった。👽と同じ考え方の人はいるだろうし、間違ってるとは言わないけど、思考が30～40年前で止まっている！なぜそんなに自信をもって言えるのか。歩み寄る、譲る、穏やかに話し合うという考えはないのか。

👽なりに歩み寄っている（我慢している）から
「こんなの家族じゃない！！！」とたまに切れるのだろう。
しかし「こんなの家族じゃない！」と言われるほど、私も娘も変なことをしているとは思わないけど、👽「自分が納得しないとダメなんだ！！」
そうです。

いい加減、このルーティンは終わりにしたい。
👽と一緒に、とか思ってたけど、私一人でいいから、ステージアップしたい。そして👽の理想通りでなくても充実した人生が送れるのだということを示して、老い先短い👽も仲間に入れてやろう。