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京都・縁切り神社。私もくぐってたら、人生変わってたかなあ。

「京都・祇園祭」を書いていて思い出した!3年ほど前、京都に行った時のこと。その頃書いたブログを読んでいると、やっぱりウチの夫は変だけど、これはまだ笑っていられる範囲。アスペルガーの症状が強烈な場合は、パートナーは命がけだから、笑っていられない。

でもこの時も、娘の住むマンションに車で行くため、私たちはお父さんがキレないように事前に預けやすい駐車場を調べ、京都は一方通行が多いから道順をシュミレーションし、気の抜けない準備が必要だった。そんなことに気を遣わないといけないなんて、ばかみたいでしょ。以下、その直後に書いたブログです。写真で夫の足だけ紹介。

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大学生の娘がいる京都へ遊びに行ったとき、清水寺の帰り、祇園近くの縁切り神社として知られる安井金毘羅宮へ立ち寄りました。
娘は何度か行ったことがあり、
「なおちゃん(私の妹)なんか、ここにお参りしたすぐ後に職場で席替えがあって、縁切りたかった男の人とフロアの端と端になったんやて」
と一生懸命説明しているのに、
「そういうのは信じない。」と例によってノリの悪いお父さん。

短い参道を進むと奥に現れたのが、
このガチャピン&ムックのような神社のシンボル。
お参りした人が碑の上に白い紙のお札を貼り重ね、こんな形に。
ガイドブックでは見たことあるけど、実物はやはり迫力がある。
すぐそばには、「○○さんと縁が切れますように」などと書かれた
たくさんの絵馬が(怖いので写真なし)。
この白いガチャピン&ムック(このふさふさはムック)、下の穴を
こちらからくぐって悪縁を切り、向こうから戻って良縁を結ぶと
言われています。

「こりゃ、怨念の塊やなあ。」と思いながら振り返ると、
穴くぐりの順番を待つ若い女の子達の列に大きなオジサンが一人??
並ぶんかい?!くぐるんかい?!
ゆうてることと、してることがちがうやないかあ (;一_一)
定年で『サンデー毎日』に突入したお父さんが
「そうだ、会社と縁切ろ(^^)/」と。(性格、謎)

そして、そのパワーを思い知らされたのが、京都から帰って夫が最初に
行ったゴルフ。人生二度目のホールインワン。
夫「1回でも難しいのに、2回ってすごい!」と、しきりに自画自賛。
私「縁切り神社で良縁、呼んだんと違う?」
夫、珍しく素直に認めました。

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発達障害グレーゾーンの夫は、要するに、その時、その時の気分で言葉を発し、態度に出す。私がスルーすればいいのだが、今で言うHSPの気質がある私は、いちいち夫の言動に反応し、悔しくて、悲しくなり、何もなかったかのように夫が元に戻るのに合わせて無理やり元へ戻す。これを何度繰り返してきたことか。

たまたま20代の独身の頃から続けているヨガの考え方が、潰れそうになる私を救い続けてくれているのだけど、娘には「お母さん、ヨガの教えが生かされてな~い。」といまだに言われる。

辛いか辛くないかを決めているのは自分の意識。自分の考え方を変えれば、すべては解決する。簡単なことなんだけど、これが意外と難しい。
死ぬまで修行だな。


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