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ネガティブ女子から前向き会社員に変化した、たったひとつの理由

10年前、わたしはショップ店員だった。

30歳も目前に迫ってきたころ、「さすがに30でショートパンツは履けない」と思い退職。

その後、たまたま応募した法人向け提案営業の職になぜか合格し、5年以上勤めている。

就職できたのは良いものの、算数苦手・バリバリ文系大学出身・ショップ店員時はノリと勢いで仕事していたわたしにとって、ロジカル(当時はその言葉すら意味不明だった)な会話は日本語であって日本語でないのである。マーケティング?はて。数字が並ぶと目がまわる。それなりに声の大きかった私は、月日を経てどんどん声が小さくなっていた。放っておいてください、それなりにやりますから。仕事だからやってます、それ以上でもそれ以下でもありませんスタンスで良く続いたと思う。


そんな状況から一転、今は仕事にすこぶる前向きな会社員になった。

「自分の『好き』や『興味』を仕事に活かす」

変えたのはこの一点だけ。

営業なのに口下手な分、絵を描いたり、ビジュアルで表現することで相手に伝えるようになった。興味のあるトレンドや情報を仕事内容に接続して伝えることで、相手にも喜ばれることが多くなった。

「営業とは、マーケティングとはこういうもの」という教えられたカタチに囚われず、相手に伝えるにはどう表現したら良いか?を自分の得意に当てはめて考えた。

こんなことができたって、こんなこと知ってたって仕方ないと思っていた。でも開き直って武器に変化させたら、今までの仕事が劇的に楽しくなった。


今、フリーランスや副業がもてはやされ、事業を個人でするのがスキルアップの結果なのだ、という風潮があり、もちろんそれは否定しないし、憧れもある。

でも、会社員としてどういうスタンスで働くかで、雇われながらもスキルアップや自己実現は可能だと思うのだ。まわりには少なからず優秀な人たちがいて、その人達から学びながら自分の得意も伸ばしていく。後輩だって自分の持っていないものを持ってる子がたくさんいる。そこからまだまだ吸収したいものがあるから、わたしは会社員を続けたいと考えている。


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