見出し画像

ミズアブの幼虫の力で生ごみの腐敗臭を抑制

茨城県つくば市の農業・食品産業技術総合研究機構等の研究チームは、ハエの仲間であるミズアブの幼虫の力で生ごみの腐敗臭を抑制する技術を開発したと発表したそうです。


ミズアブは北米原産だそうで、日本でも野外で繁殖して生ごみ等を食べているそうです。
幼虫を粉末にして養殖魚や家畜の餌に使う研究が国内外で進んでいるそうです。


農研機構等の研究チームもミズアブの人工繁殖と飼料化に取り組んでいるそうです。
その過程で幼虫に食べさせる生ごみの臭いが飼育を続けると改善される事に着目し、腐敗臭の原因となるメチルガスの発生量を幼虫を入れた瓶と入れない瓶で調べたところ、生ごみだけの瓶からはガスが検出されたのに対して、幼虫を入れた瓶からは検出されなかったそうです。


更に腐敗する前の生ごみに幼虫の糞等を加えたところ、ガスの発生量が最大で7分の1に減ったそうです。
研究チームは幼虫の腸内細菌に腐敗臭を抑える効果があるとみているそうです。


1人暮らしをしていた時は臭いとかコバエの繁殖に悩んでいたのですが、この発表は嬉しいですね!
アブは人間に嫌われる存在ですが、腐敗臭を抑制する効果があるとは思わなかったですねー。消臭剤開発等にも繋がる可能性があるそうなので、早く消臭剤等が普及してほしいですね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?