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歌うシャイロックを見た感想

今日は歌うシャイロックという舞台を見たのですが、その感想について書いていきます!


シェイクスピアのヴェニスの商人のセリフを関西弁にした舞台でして、中世イタリアのヴェニス(ベネチア)と架空の都市ベルモントを舞台に繰り広げられる商取引と恋の喜劇です。
バサーニオは富豪の娘の相続人ポーシャと結婚する為に友人で商人のアントニオから借金しようとしますが、アントニオの財産は航海中の商船にあり、お金を貸す事ができません。
そこでアントニオはユダヤ人で高利貸しのシャイロックに借金しに行きますが、指定された日付までにシャイロックに返済できなければ、シャイロックにアントニオの肉1ポンドを与えなければいけないという条件に合意します。
一方アントニオの別の友人のロレンゾはシャイロックの娘ジェシカと駆け落ちします。


中世イタリアが舞台ですが、雰囲気は完全に昭和の大阪でした(笑)
所々お笑い要素があり、新喜劇みたいで面白かったです!
それと少しミュージカル要素もありました!


でも暗い部分もありました。
ロレンゾは最初は吃音が酷くてウブだったのですが、駆け落ちした後横柄になって金遣いが荒くなったり、ロレンゾに絶望したジェシカは父が誰かわからなくなるぐらい壊れたり、バサーニオがユダヤ人を差別したり、シャイロックが裁判に負けて財産を失ったり色々考えさせられる内容でした。


出演者も豪華でして、岸谷五朗さん、中村ゆりさん、和田正人さん、真琴つばささん等が出ていて感動しました!

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