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夫婦でうつ病 妊娠初期

結果の出てない内容ですが、今までの経験と現状から書きたいと思います。

妊娠は母親がうつ病だと、少し難しさは出てくると思います。


①以前うまくいかなかった妊娠の時

夫も私も薬の量はまあまあ多く(朝夜で計60㎎程)、それでも授かることはできました。


産婦人科の先生→母親の精神状態の懸念から、減薬なしとの判断。

精神科の先生→臓器関係がつくられる13週までは薬を半分以下にする判断。

どちらも、治療中の人間が思わず妊娠した事を責めることはなく、寄り添ってくれた判断でした。

ここでは、精神科の先生の指示に従い大幅減薬することに。


これがなかなか大変でした。 妊娠中は精神状態が不安定になります。

そこに減薬とつわりが重なり、暗い表情の日々が続きました。

そこから流産となるのですが、その経過、何度もよぎる最悪の事態に、突然パニックになることがありました。


ただ一番不安定な時に、周りの協力のおかげで、なんとかなりました。

両親→上の子を預かってくれる

夫→流産確定時期に在宅で近くにいてくれる


このぐらい大丈夫! と思っていても、病気を抱えながらの妊娠は、急に自分ではコントロールでいないほど精神状態の落ち込みがある。 周りの協力が大事だと感じました。


流産の原因も、心拍が見える前に成長が止まったため、薬や病気の影響ではなく、染色体異常の可能性が高いと産婦人科の先生は言ってくれました。


・夫婦でうつ病でも妊娠はできる

・服薬が多い時期であれば、大幅に減薬が必要になることがある

・妊娠期は不安定になりやすいため、精神面の配慮が必要

・自分で思うより、できない前提で協力を仰ぐ

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②現在の妊娠

いいご報告ができる事を信じて。

前回と違う所は母親の薬の量がだいぶ減っています。 父親はの薬の量は変わらず。

夜の薬のみ少量飲んでいましたが、妊娠がわかり今は一切飲んでません。

もちろん精神科の先生の指示のもとです。


治療が進んだ状況ですが、まだ症状が出やすく復職はできないといわれています。

寛解時期ではありません


また、病気や自分を理解してきたので、簡単に落ち込まないよう工夫をするようになりました。


実は先日、出血があり、流産となった前回と同じ状況だったので、出産をほぼ諦めていました。

ただつわりは重いままで、この苦しみの先には何もないのか、、、と思うととてつもない不安に飲み込まれそうでした。


そこであえて思考を切り替え、

もし生まれてくれたら、上の子たちはどんな表情になるだろう。

この子はどんな声だろう。


と、可能性が低いと感じながらも、楽しい妄想を広げました。


あとは、明日診察してもらわないと何もわからない。 という事実だけを見て、マイナスな気持ちに深く潜らないように何とか就寝できました。


翌日切迫流産と言われつつも、心拍を確認でき

「はーーーーー、、よかった」


あまり精神的なダメージを受けることなく過ごせたと思います。


・寛解時期ではない妊娠でも心拍確認できるまで現在成長

・薬は少ない時期の方が減薬の反動が少なく楽

・妊娠中の予想外、不安定な出来事は付き物。 パニックにならない思考の練習はしておいて損はない

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今後も実体験を記載できたらと思います。

 個人的には、うつ病だからと無理に妊娠を諦める必要はないと思います。 ただ困難な事があることも事実。 不安があるのも当たり前。 

何かを守るため、産まない決断も大事だと思います。

簡単な病気ではないと、私自身実感しています。 


あくまで私個人の体験ですが、何かしら自分らしく生きる判断材料に少しでもなれば、と思っています。

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