#13. クローザーの役割


みなさんこんにちは
野球大好き福良美恵です。


プロ野球開幕から1ヶ月以上経ちましたね。
私もすでに5回以上現地の観戦へ行っています。


声出し応援もできるようになったので、
いつもよりも増して、
「よし!」「行け!」と声を出して
楽しく野球観戦し、応援しています。

寒くもなく、暑くもなく、
屋外の球場での観戦が気持ちよくなって来た5月。

そして5月の終わりからは、
普段戦わない違うリーグの
セ・リーグとパ・リーグが試合をする
交流戦も始まりますね。

まだまだ、シーズンは長いですが、
さて、今回は
タイトルにもあるように
「クローザー」の役割についてお話しします。

クローザーとは
簡単に言えば、試合の最終回に登板して
試合を締めくくるピッチャーのことです。

英語の閉める「close」から
試合を締めくくるということで
クローザーと呼ばれています。

他にも、日本語だと「抑え」「ストッパー」
とも言われています。

どれも同じ意味で使われていますが、
メジャーリーグではクローザーとしか通じないので、ここではクローザーと呼びましょう。

昔の野球は先発のピッチャーが
最後まで投げ切ることが良しとされていたかもしれません。

いわば、花形ですよね。

また高校野球を見ていても、
1人のピッチャーが最後まで投げ切ることが多く
見られます。

しかし、近年のプロ野球では
先発ピッチャーの故障のリスクを軽減するためや、
球数制限も課せられることがあるため、
クローザーだけではなく、リリーフピッチャーの役割が必要不可欠になっています。

リリーフとは先発ピッチャーを
助けるために登場するピッチャーで
中継ぎと言われます。

リリーフにもたくさん種類があるので、
それはまた別でお話ししましょう。

さて、そんなクローザーですが、
求められることは
特に
・メンタル
・チームからの信頼
・切り替えのスピード

こんなところでしょうか。

試合を見ていると、
クローザーが出てくるタイミングは
ほとんどが緊迫した状況です。

ランナーが溜まっている状態だったり、
試合の勝敗を決める大事な瞬間だったりします。

どんな緊迫した状況でも、
相手のバッターを抑えるために投げ切る
メンタルは必ず必要です。

でも、抑えられない時もあります。
最後の最後に打たれてしまい、
サヨナラ負けをすることも。

そんな時でも、引きずらない。
次の登板に向けて切り替える早さも求められます。

そんな大事な大事な試合展開を任せる。
何よりも「必ず抑えてくれる」という
チームからの信頼も重要です。

安心して後を託せるクローザーいるだけで、
先発ピッチャーはのびのびと投げることができます。

「あいつならやってくれる!」

そう思われる実力と人柄も
クローザーには欠かせません。

私が子どものころは
漫画「メジャー」で主人公の茂野吾郎が、
メジャーリーグで
先発ピッチャーからクローザーに転向し、
見事なピッチングをしていたのを見て、
はじめて「クローザー」の役割というのを
ちゃんと認識した思い出があります。

そして、私が今のプロ野球で
実力も人柄も
クローザーには申し分ないと思うピッチャーが、

ヤクルトの田口麗斗投手です。

元々巨人の選手で、
ヤクルトへ移籍しました。

この田口投手は元々は先発ローテーションで
巨人の右のエースは菅野、左のエースは田口と言われていました。

そんな田口投手は、
ヤクルトで今シーズンから
クローザーを任されるようになりました。


数々の場面を抑えて来ましたが、
最近の試合で私がしびれた試合は、
5月2日(火)の巨人対ヤクルト戦です。


試合の前半に巨人が4点先制するも、
中盤から後半にかけてヤクルト打線が繋がり
逆転して勝利した日なのですが、
この日の最終回には、
巨人は1番打者から5番打者が打席へ

特に、2番秋広選手の代わりに
長野選手が代打で登場した際は、
8球粘りましたが、空振り三振。

そして4番の岡本選手は
田口投手相手に11球も粘り
最終的にはフォアボールを選び出塁します。

この時点での点差は
ヤクルトが1点リードで、
巨人はツーアウト
ランナーは1.2塁に溜まっています。

東京ドームで
ここで1発が出れば逆転サヨナラの場面です。

打席には好調の中田翔選手が立ちましたが、
センターフライで試合終わり、
ヤクルトが粘り、勝利しました。

この時リアルタイムでテレビで観ていたのですが、
この最終回の田口投手の登板は、
最近で1番ハラハラドキドキした場面でした。

こんな緊迫した場面を任せられる投手
クローザーという役割に
ピッタリなんだなと感じました。

また、試合以外のところでも
明るくてファン想いの田口投手だからこそ、
チームからの信頼も厚く
クローザーを任せられているのだなと
試合を見て感じました。


これからも、クローザーに注目して
いろんなチームの試合をチェックしていきたいと思います。


今回は、「クローザーの役割」について
お話ししました。

また次回もお楽しみに!

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