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BE:FIRSTの沼に転落した話


こんにちは。Susanです。


私がBE:FIRSTをちゃんと知ろうと興味を持ってから、約一ヶ月が経ちました。(逆に言えば、実はまだ一ヶ月しか経っていない)


この一ヶ月は、あっという間すぎて信じられないような、でもまだ一ヶ月しか経っていないのか?と疑うような、とても長くてとても短い、本当に奇跡のような期間でした。


今でも本当に不思議な感覚で、日々を過ごしているし、この文章を書いてます。ありふれた話かもしれないけど、今この瞬間しか書けない文章があるかもと思ったので、ログとして残しておきます。

BE:FIRST TVの功績の大きさ


私がBE:FIRSTを理解するきっかけ、好きになるきっかけをもらったのは、紛れもなく5月28日放送のBE:FIRST TVだった。まじでこの番組がもたらした功績はすごすぎる。ありがとうベイベー。この企画を実現してくれた全ての方々とBE:FIRSTとINIに私は一生感謝する。


振り返ってみると、私は5月28日のBE:FIRST×INIデビュー曲交換コラボ企画の放送後、5月31日にはTHE FIRST #18まで、6月1日には #20までの全編を観終えていた。(どんな速度で観たんだ……)


おそらくこのBE:FIRST TVをきっかけに、お互いのグループについてより深く知った人は多いと思う。その中でも一体どこが、私の琴線に触れたのかを紐解いてみた。

ジュノンくんという存在がいなければBE:FIRSTを理解できなかった


何がそんなに私を突き動かしたのか。その一番最初の衝動を思い返せば、Rocketeerリハーサル風景でのジュノンくんの様子とインタビューでの言葉だと思う。


Rocketeerの振り入れであまり踊れていない姿や「ああいう風に踊れたら、踊れるように早くなりたい、出来たら楽しそうだなって思いながらやっている」という言葉。INIからのビデオメッセージの後に三角座りして、淡々とした表情で発した「シンプルに練習期間が短すぎるのが不安、まぁでもやるしかないには変わらないので頑張ります」というその言葉に、ありのままで等身大の彼を見たような感覚だった。


それがあまりにも深く心にグッと突き刺さって離れなかった。


正直言うと、それまでのBE:FIRSTのイメージが

「自分達のスキルや音楽に対する絶対的自信感がある(プライドが高い)」
「アイドルではなくアーティスト志向という主張が強い」

上手く言語化できているか分からないが、そういう感覚が強かった。


このイメージに至ったのは、SKY-HIさんの発言の一部分であったり、RTで回ってくるツイートの内容だったり、色々な要因があったと思う。前に少しTwitterでも言ったように、興味のないものほどネガティブな内容だけが心に残りやすいということもあったかもしれない。ただ、私が自然と知り得た情報の中で色付けされた彼らのイメージが "それ" だった。


それ故に、私のフィルター(偏見)を通して見ると、「どのメンバーも少し鼻につく言い方をするな」と感じてしまっていたし、誰とも戦わないというスタンスが「他のボーイズグループを眼中にも入れてない」と言われているようにも見えていた。
(他のボーイズグループは「アイドル」で、僕達は「アーティスト」だから、そもそも同じ土俵にいないと言われているようなそんな感覚?言語化難しい)


このイメージは、私の中で彼らを理解するチャンスを何度も奪ってきた。


BE:FIRST TVより前にも、BE:FIRSTとINIはラジオのゲスト出演やINI主催のオンライン配信ライブで共演しているのだが、このイメージを壊すきっかけがなかったので、私は彼らを理解できないままでいた。


BE:FIRSTを知る・理解する前の私の目線(今は違うから許してね)では、今回のデビュー曲交換コラボ企画でも、ものすごく極端に言えば「INIさんのデビュー曲は素敵です。でもBE:FIRSTがやるからにはもっと良い作品になりますよ。」みたいなスタンスが垣間見えて、ちょっと鼻につくなと感じていたのだ。


だからこそ、ジュノンくんの発言は、ものすごく不思議な感覚で私の心に深く突き刺さった。


INIはオーディションの形式や性質もあるかもしれないが、デビュメンバーに選ばれた11人の中に未経験者が多いグループだ。特にダンス未経験のメンバーは4人もいる。そんなINIに対して、パフォーマンス面で純粋にそういう評価や言葉を発してくれるメンバーがBE:FIRSTにいるというのは、私の中でのBE:FIRSTのイメージを打ち壊すのに十分なきっかけになった。


私は、その瞬間ようやくBE:FIRSTという存在が、INIの上にいるわけでもなく、違う土俵にいるわけでもなく、ただ同じ時代に同じ場所で、同じ音楽を生業として生きる仲間として、隣にいるということに気付けて、本当に純粋に嬉しかったんだと思う。


そして今まで理解を拒んでいたイメージがなくなれば、箍が外れたようにBE:FIRSTという存在が気になって気になってしょうがなくなった。特にジュノンくんがどうしてあの言葉を発したのか、その理由が気になった。

THE FIRSTの沼へ


さて、私が彼らを知るために何を始めたかというと、THE FIRSTの履修。


私がBE:FIRSTに興味を惹かれたり、理解したいと思ったきっかけを見ても分かるように、私はグループや楽曲よりも先に" BE:FIRST "を構成している一人一人が、どういう人生を歩んできたのか、どうしてこの道を選ぼうと思ったのか、そういう部分に興味を持つタイプのオタクなので、THE FIRSTの履修以外の選択肢がなかった。


オーディション開催の意図や信念を知り、そのオーディションにかける一人一人の重い想いを知り、それぞれの挫折を知り、メンバーが決まる過程を知り、" BE:FIRST "というグループがどのように誕生したのかを知り。みんなこんな想いを抱えて、デビューという夢掴み取ったんかよ……と毎日悶絶し、泣きながらオーディションを見た。私は考察・解釈することが大好きなので、そういう全てが詰まったTHE FIRSTは最高のコンテンツでズブズブ沼へと沈んでいった。


そして観終わった頃には、新しい沼に、もはや足首や腰どころじゃなく首元ぐらいまでは余裕でどっぷり浸かっていた。


たった5日間で、私の世界変わりすぎでは???


6月4日のデビュー曲交換コラボ企画後半の放送を前にして、私はすでに" BE:FIRST "を構成している一人一人のことをびっくりするくらい人間として好きになっていたし、愛しくなっていた。


この頃(といっても一ヶ月前)は、まだTHE FIRSTという現象に対する沼がすごかったし、BE:FIRSTというグループよりもその中の一人一人をただ好きになったという感覚だった。


(今回は割愛するが、THE FIRSTについても追いザストできたら記事にしたい)

そしてBE:FIRSTの音楽にハマる


ここからはあまり記憶がない。気付いたらめっちゃBE:FIRSTの音楽が好きになっていた。恋に落ちるってこんな感じなの?(恋ではない)


ただ2nd期間(3月頃〜)に入ってからは、デビュー時期よりもBE:FIRSTの音楽に触れる機会が圧倒的に増えていた気がする。Billboard Japanのチャート分析も好きなので、「Bye-Good-Bye」は2ndシングルのタイトル曲として動向をちょこちょこ追っていたし、楽曲自体が好みだった。ラジオでもよく流れていたし、それこそオンライン配信のライブでも共演していたのでパフォーマンスを観る機会もあった。


ただその当時はBE:FIRST自体をまだ理解できていなかったし、彼らの音楽への愛や情熱やこだわりを全然分からなかったので、楽曲の魅力を半分も受け取れていなかったんだと思う。


THE FIRSTというオーディションを通して、私自身も以前よりも音楽と距離が近くなったように感じたし、楽曲のいろんな部分に耳を研ぎ澄ませて聴けるようになったからこそ、より深く音楽そのものを好きになったのかも。


ハンドマイクで魅せる圧倒的な歌唱力、細やかな技術が散りばめられている楽曲にも惹かれて、あっという間にBE:FIRSTの沼にもズブズブ。


そんなわけで、気付けば今日になっていた。本当に半年前の私に教えても絶対に信じてくれないような奇跡がたった一ヶ月で起きた。


いやー私、本当にTHE FIRSTに出会えて、BE:FIRSTを好きになれて良かった。毎日が楽しすぎるし、純粋にいろんな音楽をもっと好きにさせてくれた存在だと思ってる。

最後に


私にはBE:FIRSTを好きになる未来があると思わなかった。何故なら、彼らを理解しようと思っていなかったし、これからも理解できると思っていなかったから。その音楽に近付こうとしたことがなかったから。


ただ、何がきっかけでその壁が崩れるか分からないし、崩れたら一瞬だったし、そもそも壁があったのか、なんでそれを壁だと思っていたのか、今となっては分からないもんだなぁと。


あの日、あの時、ジュノンくんの言葉を聴けて良かった。それが切り取られた一つの言葉だったとしても、あの言葉がここまで私を動かしたし、あの言葉がなければ、私は今もこんな素敵なグループを誤解したまま、理解できないまま生きていたかもしれない。


何かを好きになった時、もっと昔から好きでいられたら、もっと早く知っておけば。そう思うときもたまにある。ただ、すべてのことにはタイミングがあって、そのタイミングでしか、私はきっと彼らを好きになれなかったんだろうと感じる。


BE:FIRSTを好きになった今、彼らが「アイドルではない」というファンが多いことも理由が分かる気がする。彼らを知った時に、日本で一般的に認識されている「アイドル」という概念に当て嵌めきれない存在だという感覚が私にもあったし、そうありたいという意識が本人達にもあるだろうし、それを共通認識としてファンも持っているのかなと。


もちろんボーイズグループとして存在する限り「アイドル」的要素もあるけれど、それだけではない「好きになる理由」を様々な角度からたくさん与えてくれるグループ。それが私が今感じているBE:FIRSTの一番の魅力かな。


今後、彼らから「アイドル」的要素が減ったとしても、もしも無くなったとしても、彼らが「音楽に対する誇りと真摯さ」を持っている限り、彼らの奏でる音楽を変わらず好きでいられると思うし、ずっと好きでいられたらいいなと願っている。


ここまで、とりとめのない、長い文章を読んでくれた全ての方々に感謝を。

2022.07.04.

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