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2018年に感じた手応え(酔っ払いが書く駄文をお許しください)

※いつも文章を書くときに推敲しすぎて時間がかかるので、今回は酔っ払った勢いで書きます。駄文をお許しください。

簡単に2018年の振り返りをしたいと思いますが、あえて「どんな課題を残したか」は割愛して、「感じた手応え」にフォーカスしてnoteを書きます。そういう振り返り記事があってもいいですよね。

※そもそも、大前提として「2018年何が足りなかったか」は自分自身が痛いほど理解しているつもりです。傍目から見たら調子に乗っているように見えるかもしれませんけど、事業としては本当にまだまだ。厳しい現実を突きつけられる毎日で、メディア運営に携わるようになった2014年くらいからずっとしんどいままです(はぁ)。

新R25編集部が軌道に乗ってきたのは、たぶん2018年の2月くらいからだと思います。リリースしてからそれまでの4カ月くらいはのれんに腕押し状態で、一生懸命コンテンツを作ってるんだけど全然読者からの反応もない。当然、チームの状態もよくならない。

そこからいくつかのヒット記事をきっかけに(この記事とかこの記事かな)潮目が変わることになるのですが、本音を言うと、その直前のかなりツライ状況のときも、自分自身は心から「絶対なんとかなる」「絶対やれるはずだ」と思っていました。そこは1ミリも疑うことなく。

DeNAの南場さんがビッダーズを立ち上げているときの心境を「灯りの見えない暗くて長いトンネルを進んでいたけど、その先に明るい出口があることは疑わなかった」みたいに表現していましたけど、まさにそんな感覚。

僕はそういう根拠のない自信を持ちつづけることがリーダーの(最低限の)務めだと思っています。逆に、その気持ちを持てなくなったときがリーダーを辞めるとき。なので新R25のリリース以降、そういう気持ちを絶やさずにやれていたことだけは自己評価してもいいんじゃないかな、と。甘いですかね? でも、そう思えてるときは追い込まれても底力が出るもんです。

ぶっちゃけ、サイバーエージェントも僕も、まわりからは「どうせちゃんとコンテンツつくれないでしょ?」と思われてたと思います。要はナメられていたわけです。日々揶揄する声は耳に入ってくるし、ずっとそういう空気を感じてました。

そういうアゲンストな状況に加えて、閉鎖してしまった『R25』を復活させるという前例のないチャレンジ。正直、燃えました。自分は絶対できると信じてたし、今に見てろよと。サイバーエージェントが過去、ゼロからスマホゲーム事業を立ち上げてモノにしたという実績にも勝手に励まされていました。

そして2018年の後半くらいからは、新R25のコンテンツのことを認めてくれたり、評価したりしてくれる人たちが周囲にすごく増えました。「Webメディアでブランドをつくる」という命題に関しても前進できた気がします。チームメンバー一同、そのことは本当に嬉しく思っています。

それともうひとつ感じている手応えは、編集部のメンバーが成長(覚醒)して、自分たちがつくっているコンテンツが世の中に“引っかかる”感覚を掴んでくれたことです。

自分が手がけたコンテンツが世の中にポジティブな影響を与え、読者からたくさんのリアクションが返ってくる。これほど編集者・ライター冥利に尽きることはありません(そうなるとエゴサが止まらない)。そして、いまの編集部メンバーは自走してこの感覚を手に入れつつあります。

なぜこういう編集部をつくることができたか。それはデスクの天野さん・葛上が力強く編集部をリードしてくれて、そこに健全な野心と素直さを持った若いメンバーが本気で食らいついていったからに他なりません。完全に自分抜きでいいサイクルが回っています。

最近は、メンバー自身が魂を込めてつくった記事がヒットして喜ぶ姿、思いのほか伸びずに悔しがる姿、お互いの成果を(内心ちょっと悔しがりつつも)称え合う姿、積極的に仕事をサポートする姿、飲み会で盛り上がっている姿なんかを見て、いいチームになったなぁとしみじみ思います。だからまぁ酒がうまい(笑)。

自分はマネジメンが苦手だし、これまでの仕事ではいいチームをつくることができなかったので、いまこういうチームのなかにいられることが本当に嬉しいです。いい人材を採用したなと思うと同時に、このメンバーで成果出せなければヤバイぞ(自分の戦略ミスだぞ)、といつも自分に言い聞かせています。

せっかくですので、2018年に編集部メンバーが手がけた記事のなかで印象に残っている記事を1記事ずつピックアップしておきますね。めんどくさいのでコメントは割愛しますが(笑)、どれも超良記事ですのでぜひ読んでみてください。

天野:
想像を超えた「仕事論」の数々。倉持由香は間違いなく、売れるべくして売れた

葛上:
金爆・鬼龍院翔に「一発屋で終わらなかった理由」を聞いたら、ファン目線に圧倒された

福田:
“人脈”なんて言葉を使ってるヤツはクソ。#三浦崇宏の人脈論

宮内:
LINEの友だちは上限超え。カラテカ入江の人脈はなぜ“広く浅く”にならないのか?(PR)

いしかわ:
「僕も、個性的な子をバッシングしてた」りゅうちぇるが辿り着いた“自分らしさの見つけ方”

Nさん
「簡単にやる気を出す方法を教えてください!」→脳研究者「やる気なんて存在しない」

最後に、これからの新R25について。昨年末に「新R25はどういうメディアなんですか?」という問いに対して、もっとクリアに説明できるようにしたいというオーダーをもらっていました。

それを考えていて行き着いた答えが「成長意欲の高いビジネスパーソンの自己投資をサポートするメディア」でありたい、ということです。

終身雇用が崩壊して「個人の時代」が色濃くなるなかで、最近は自己投資にお金や時間を費やすビジネスパーソンが増えています。要は、「いま会社がなくなって市場に放り出されても通用する力をつけたい」と思っている。

こちらの記事で紹介されている調査によると、自己啓発関連市場はここ30年で3倍くらいに伸びていて、いまでは1兆円レベルの巨大産業になっています。新R25はこの時代の流れにフォーカスして、社会人になったビジネスパーソンの必読メディアになりたいと思っています。

そして、そう考えたときにいまの新R25に足りないことがたくさん見えてきました。2019年は「自己投資メディア」として認知を拡大し、そのピースを埋めるように成長していきます。

関係者のみなさま、読者のみなさま、今年もどうぞよろしくお願いします!



最後まで読んでいただき、ありがとうございます! コンテンツづくりに携わる人たちのお役に立てるように、これからも全力で発信していきます。