fripSide 20th Anniversary Festival -All Phases Assembled-感想

どうも。先日、神奈川・ぴあアリーナMM開催されたfripSideの20周年フェス「fripSide 20th Anniversary Festival -All Phases Assembled-」に行ってきました。先達(?)のように改めて感想を文字起こししてみようかなと思います。メモ書き程度のものなので悪しからず...

開演まで

ぶっちゃけ前日までは全くライブの実感が湧いてませんでした。光り物とかこれまでのライブタオルをカバンに入れても、これまでのファイナルTシャツ用意しても。

ようやく電車乗り込んでスマホでX巡回してたら実感湧いてきましたね。それでも「ほんとにすんが歌えるところ見られるんだ...てか1人で歌い切る曲あるかな?」とか思ってましたね。

15時すぎには桜木町駅に到着。新成人たちが闊歩しておりました。あとみなとみらいの都会っぷりに圧倒される田舎者しておりました。

とりあえずぴあアリーナをひとまず通過して、栄養補給のためドトールに。レシートがfripSide仕様で細かいところですが嬉しかった。

その後ドトールを出てグッズ購入へ。当然ながらfripSideのオタクたちばかりいるので気持ちはどんどん高まっていく一方でした。

グッズはさほど並ばず買えました。受け取り勢はなかなか列が長かったみたいですね。しかしながらお目当てのタオルは買えず... 仕方なくアクキー×3とペンラケースを買いました。後者はモババ入れとして使っています。

そうしているうちに開演時間。並び始めたときは待機列がかなり長くなっていましたが、10分くらいで会場内へ。サイネージでテンション上がってました。

そして光り物の電池交換に手こずったり供養曲に警戒しつつ、着席でその時を待ち構えていました。

はじめに来たのは......

オープニング

hurting heart -nao piano arrange-
ほぇ〜....
となってました。だって最初何か分からなかったから。でも聞き覚えのあるサビのメロディが聞こえてきて『ワァァァァァァァァァァ?』と心の中で叫んでました。まだ心の中でね。
余談ですが、映像は昨今の世界情勢を映していたんですかね。まぁあまり触れるべきでないか。

2016 -Third cosmic velocity-
2016〜2018あたりのライブではめちゃくちゃ聞けたやつですね。しかし自分はライブでは初聞きだったのでめちゃくちゃ高揚感がありました。歴代のCDジャケットを振り返るやつもあり、ワクワクは最高潮でしたね。だけれど例によってPCコンピのジャケットが無く、ちょっと許してない。

フリップサイド! ディスデザイアバウンドインザメロディ
聞き慣れたけど結局これが一番アガる。

いよいよオープニングはおしまいで、気味のいい転換VJへ。何が、何が来るか...

fripSide 1st Phase

ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ

\いつか〜鍵をかけた〜/
ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!

M01. magicaride
-version2016-も-version2022-も何もついてない、本物のmagicarideの降臨。それまで持っていた期待感や不安が吹っ飛んで、ただひたすらに高まって常識の範囲内で暴れてました。予告ライドはされていたけど、トップバッターはズルいわ。

あと何が嬉しかったって、オケが原曲だってこと(多分)。ありがてぇ。ボーカルの方も、ぶっちゃけ-version2016-の方に関してはあまり違和感なく聴いてましたが、あの高音ロングトーンと合うのはすんだけだなと、思わされました。

さてアドレナリンが過剰分泌となったところでお次へ。このときの私(ガチ)『もうチケ代回収できたし何来てもええわw fripSideですしもう1曲バカ強がくるわけ』

僕はずっと〜君のために〜

M02. never no astray

???????????????????

思考停止ってこういうことを言うんだなと、改めて振り返ると。

いやほんとに、数日前に「Blue Moonかnever no astrayを」とかつぶやいてましたけど、マジで言ってんの?割と来ないと思っての素振りだったんですけど??とか思いましたね。2期でいうところの高アベレージ曲とは言えないと思うんですが、これもやってくれるんだ...と気が緩んでいました。

2曲連続でチケ代回収とヤベーライブになるぞということを確信し、MCへ。なんか、音楽性の違いがあったとはいえ人間的にはそれなりに合う2人だったんだろうなと。知らんけど。

そして次の曲へ。曲振りなく流れ出したのは...

テッテレッテレッテレレレレレレレレレレレレレ〜

M03. spiral of despair

ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!(本日2度目)

痴○の曲だァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!と心で叫んでいました。マジで。前曲もだけど、これはタイアップ先も相まって『令和の時代に1万人規模の会場でやれるんだ...』となりましたね。これもすんの高音が映える曲でとてもよかったです。

チケ代回収!ヤベーライブだ!というのがもはやここまでの3曲で刷り込まれています。

M04. sky
ホワォウ...
2期でもファイナルで自枠削ってまでやられるほどの高アベレージ曲ではありますが、本人が歌うことに意味があり、テンションが高まる。この機会に聞けてよかったです。キー下がっていたのが残念な気もしましたが、前3曲もあって脳がやられており、さほど大きな問題ではありませんでした。

M05. save me again
最近3期がカバーしたやつ。「自分らしく生きる強さが 僕には足りなかったね」を歌いこなせるのはすんだけなのよ。(ここだけじゃないが)

この辺正直あまり記憶がないですが、MCを挟んであの曲へ...

M06. Red -reduction division-

ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!(本日3度目)

これよ!これ!湿っぽい感じじゃなくてジリジリと鳴る焚き付けるようなイントロでねぇとRedは始まらねぇのよ!改めてオケが原曲のものだったことに感謝。やるな... 冒頭「赤だよーあかー!」と煽りがありましたが、当然オタクたちは反射で赤に。コマリンソングとは歴がちげぇってもんよ。

当然歌唱は文句あるわけもなく。サビの儚くも攻撃的な雰囲気がそのまま感じられてよかったですね。すんの真っ赤な衣装と、モニターの映像も赤一色で、reduction divisionのための場ができあがっているようでした。改めてチケ代回収を確信。(何度目だ)

M07. come to mind
きました高アベレージカバー。オケが2012だか2022だか、原曲ではなかったですが、例によって前の曲で全てを持っていかれてあまり気になってませんでした。ラストのコーラスきれいだったなぁ。

M08. true eternity
「彼女たちの流儀」のED。恥ずかしながら自分は予習が追いついておらず、反応できませんでした。反省。でも曲が分からずとも、本人が歌っているという事実だけですごくよかった。

M09. flower of bravery
キター!!!
さすがに叫びはしませんでした。来るのはなんとなく分かっていたので。でもさすがに身体がビクついてちょっと飛び上がった。

権利的に、そしてクリエイター的にもうやられないんだろうなと思っていましたが、ステッカーに登場したのを見て、このときを心待ちにしておりました。駆け抜けるメロディーにすんの強いボーカル、fripSideが"明日へ続"いたことであの場で聞くことができました。とてもよかった。2番Aメロ?がなんか音飛んでいた気がするのでちょっと気が散ってしまいましたが。

ここで1期パート終了。すでに満足度は100%をすっかり超えていました。ノリのいい転換もほどほどに、次に登場したのは...

南條愛乃×angela

M10. sister’s noise
えぇ??となりました、正直。南條さんの登場はもっときちんとやってほしかったので。ですが南條さんがまたfripSideの曲を歌っているという事実が本当に喜ばしくて、高まっていました。コールも純粋にやってた。

あとangelaとのコラボっていうのも意外とよかったですね。単独では何度もやっていたし、いつだかのアニマックスでmotsuさんとコラボしていたし、これはこれでアリでした。

fripSide Phase3×angela

M11. LEVEL5 -judgelight-
ここに来てフェス初のカバー。南條さんが歌ってくれよ感は隠せませんが、元が強いので雰囲気でノレた。3期のパートはカバー祭りやめてくれよと思い終了。(フラグ)

fripSide×angela

M12. 僕は僕であって
初めてライブで聞けました。ありがとうございます!歌詞のワードセンスが強いので、曲も相まってすごくテンション上がりましたね。ただぶっちゃけ、サビ後の間奏のところはなんて唱えてレスポンスするのが正解なんすかね。

M13. The end of escape
こちらもコラボでは初めてライブで聞けました。ファイナルSSAでも南條さんソロでやっていたので、2人の声が揃うのはとてもいいですね。あとアウトロのシンセソロが個人的に大好きなのでまた浴びることができてよかったです。

fripSide 3rd Phase

M14. Invisible Wings
3期パートの幕開けはファン的(ここ重要)アンセムから。やっぱりfripSideはこういう超デジタルをやるべきなのよと、ライブでも思いましたね。ライブですごく盛り上がる曲ってわけでもないですが、後の2期のinfinite synthesisのように、3期の代名詞となってほしいですね。infinite Resonanceですか?はて。余談ですが個人的にダンスがツボ。

M15. dawn of infinity
個人的に2期ファイナルSSAぶりのdoiでした。あのときはいろいろ感情がぐちゃぐちゃになりながら聞いていたので素直に受け取れなかったですが、今回はしっかり受け止めて聞けました。omrの系譜を受け継ぐ音作りがされてるだけあって、ノレるかっこいい曲でした。IWとの類似部分はやはりおもしろい。

あと心なしか、ひーまおもあのときよりさらに安定感を手にした感がありましたね。何度もやってるからってのもあるでしょうが。

ここで自己紹介MC。自己紹介してましたけどライブハウスツアーでもやってるんですかね?やってるとしたらいつまで続くんですかね?ずっと続けるなら本当にアイドルみたいですごく...抵抗感ありますね。(オブラート)

M16. an Effect of Fate
イントロがマジで強すぎて(意識が)飛びそうでした。その後もずっと溢れるようなデジタルサウンドが続くので最高でしたね。やっぱりiRの中で再生数が抜きん出てるだけありますよ、これ。3期の盛り上がりを〜と煽って曲振りされてましたが、こういうのが高アベレージになっていくのは本当にいい傾向ですね。

M17. more than you know
今回やって結構評判良かったですよね。無論バンドSideよりかはずっとfripSideを体現しているのでよいとは思いますが。ただ個人的にサイケデリックな感じの曲はあまり刺さらなかったらしく、うーんとなってました。疾走感が足りない。ちなみに英詞の音ハメはすごく好きだった。

M18. Insoluble Snow
逆に擦りすぎと顰蹙を買っているこちらですが、個人的にfripSideの雪曲は無条件でニッコリしてしまうので案の定幸福に。このシリーズだけはバンドSideしないでくれよ。(動詞化)

M19. with a smile (vo.阿部寿世)
来ましたアイドルソング。と思ったんですけど、曲そのもの非常に楽しめましたね。イントロからすでにリズミカルでいいんですが、最後の半音上昇する転調で絶頂してました。ひーさんあなた歌声めちゃくちゃいいわね。あとsatコーラスがガッツリあって大変そうだなと。

そういえばこれをタイトルに冠したラジオが始まるらしいですね。オープニングで流れたらすごく楽しそう。

M20. Distance to starry sky (vo.上杉真央)
素直に「まだこういうのやれるのね!」って思った。疾走感◎、儚さ◎、IWもそうですがfripSideのあるべき音楽を最新の形で浴びることができてすごく幸せでしたね。上杉vo、巷では懐疑的な声もありますが、個人的にこういう曲を歌わせるとすごく映えるなと思いました。とはいえ未だに南條さんからの切り替えができていない亡霊なので慣れていませんが。

M21. The Light of Darkness
バンドSide×てぃんくるシリーズという最悪な合体をしてしまったので個人的には煮え切らない曲。でもひーちゃん煽りがとてもはっちゃけていてちょっと盛り上がってしまった。あと途中で家虎が聞こえてきたので苦笑いしてました。まぁやめときって。

M22. Your Way
全く盛り上がれなかったというわけではありませんが、あまりにも「こういうんじゃないだよなぁ」と思って聞いていなかったのもあり、受け止め方が分からなかったです。飛びポもあるらしいですがよく分からんかった。

M23. infinite Resonance
エモくてよかったんじゃないでしょうか。でもisの後継ヅラにするのは違う。

M24. Red Liberation
コマリン!コマリン!はしませんでした。というかアニメ未視聴なので早めに観ないと......

典型的バンドSideではあるんですが、いざライブで聞いてみるとすごくいいですね!タイアップ先の熱量に引っ張られているのでしょうが、いい曲でかなり楽しめました。reduction divisionの紛い物とか言って本当にすみませんでした、と思ってました。

Dancer Performance Time

「八木沼悟志充電中」で一通り笑い倒したのも束の間、始まってしまいました供養タイム。

My Own Way
white relation
glow in the darkness

 本編でやれよ(半ギレ)
absolute wish
 本編でやれよ(全ギレ)
brand new world
Reason to be here

 こんなに強いのにさぁ
Break Our Limit
 やってくれよ、マジで
vanity destroyer -fripSide edtion-
spiral of despair -resurrection-

 痴○の曲コンプだァァァァァァァァァァァァァ
 ァァァァァァァァァァァァァァ
meditations
 本編で......

以上各曲に対する当時の率直な感想。特筆しないものはしみじみと懐かしさに浸ってたか分からなかったか、です。absolute wishとか2015ツアーで全会場やってたじゃん。アベレージ高めじゃん。やれよ。さぞかしこれを上回る曲をやってくれるんだろうなぁ。(フラグ2)

Reason~とBreak~に関してはここで供養するくらいなら2期の時にやってといてくれよ、とジリジリ思いました。本当によ。そういうことでこのパートはオタクにとっては全くもって気が休まりませんでしたね。いろんな意味で。

充電タイムが終わり再び例の転換VJ。次はやっとこさPhase2かと思ったら...

fripSide NAO project!

普通に忘れてました。サーセン。

M25. Rabbit Syndrome
M26. Wireless Cosmic

そして2曲とも予習してませんでした。Wireless~の方はカウコンで匂わせがあったのに予習の段階で拾わなかったのを後悔。ただ昔のfripSideにはこういう引き出しもあったんだなぁと、じっくり聞いてました。多分楽しみ方として絶対違いますが。

fripSide 2nd Phase

ついに来ました2期fripSide。レア曲への期待はしていなかったものの、歴史が一番厚く、個人的にもfripSideを追い始めたのがここということもあり、この文字列と南條さんの帰還で熱い感情が込み上げていました。それだけにシスノコラボであっけなく登場したのがやや残念でした。

M27. Leap of faith
そして1曲目はお前かーい。こうなってました。20周年でこれはなんか違うな、って気もしましたが、ファイナルの思い出補正で普通に楽しんでました。最後のロングトーンは南條さんの思いも強くこもっているようで、さらに胸が熱くなりました。

M28. final phase
やっぱりイントロがつえーわ。すーぱーそーが気持ち良すぎます。流れ出した瞬間うぉー!ってなってました。3期カバーの中ではまだ許せる部類の曲ですが、やはり本家が最強。カバーじゃなくてよかった。

初めて参加したfripSideライブがis5仙台でしたが、そこでfpがサプライズ初披露されたことも思い出しました。そこではまだギリギリ声出しできていたので、4年ぶりに声出ししながら高まることができてよかったです。

「曲が限られてるので厳選した」
まぁそりゃそうよなと思いつつ、次へ。これからなにが来るやら。

M29. Love with You
という前振りのもとで来ると若干微妙な感じもしますが、ポップSide、私は非常に好きです。ジュリエットが普通に好きな作品だったのもありますが。

これが始まると会場の雰囲気が華やぐ感じがしたのでいいですね。久しぶりに「Just you and me」のフリも見られたので満足。

M30. black bullet
言葉にならないとはこういうことを言うんだなと。fripSideにハマったきっかけのみならず、オタク開花したきっかけの曲でもありますが、意外と叫ぶことはなく。ただじっくり噛み締めていました。

シンフォニック×デジタル。ライブで聴くとより迫力が増しますよね。(3期カバーは軽すぎて本当にダメ。やらなくてよかった)  でも落ちサビでは半音転調して儚さを醸し出していたり... 久しぶりに生で聞いてfripSideアニタイの真骨頂を見たような気がしました。あと曲そのものを噛み締めつつ、black and red bullet!のコーレスは非常にテンション上がりましたね。ダンサーが天誅ガールズだったらより嬉しかったですけど、まぁ致し方ない。熱く響く命の鼓動、感じることができました。

そして再びMCへ。satさんが着席したので、横浜ということもありアレだろうかと察し...

M31. whitebird
南條さんが「白鳥」と曲振りしかけた(?)のはちょっと笑った。ですがそれよりも「ここでこれかぁ......」という思いの方が強かったですね。横浜だからやるんじゃねとはちょっと思ってましたが。南條さんのボーカルがよく映える曲ではありますが、それなりに白を振ってやり過ごしました。

M32. endless voyage
やれやれ!と願ってはいましたが、いざ本当にやられるとファイナルの思い出とか、is6のよさとか、2期時代のセトリがアレだったこととかまざまざと思い出されましたね。テンション上がる曲ってわけでもないですが、ファイナルの時は声出しを封じられていたこともあって自然とレスポンスも気持ちが強くなっていくのを感じました。

全体的な音の爽快感、間奏でのお馴染みの熱いa2cギターソロ、煌びやかな落ちサビ、最後まで全力で駆け抜けようとせんばかりの転調、聞くだけで耳が幸せになるラストのシンセソロ、2期13年分が詰まった歌詞、そして再び舞い戻ってきた南條さんのボーカル。すべてをもう一度享受できました。

fripSideの大きな転換点の中で生まれたとてもfripSideらしい曲を、同時に個人的に一番好きな曲を、20周年フェスという長い歴史を振り返る場で聞けたことはとても感動的でした。よく涙しなかったな自分。

その次のMCでは強烈な匂わせ。どんなブロックかと言えば、
「超レア曲」
「回収し忘れ」
「南條さんの作詞で...」
などとおっしゃる八木沼御大。今までどれほどあなたの言葉に裏切られてきたことか。

あまり期待はしておらず待っていたところ、曲振りすると言ったものの曲振りキャンセルで暗転。やや会場がざわつく中、始まったのは。

テンテレレレレレレレレレレレレレレレレ

M33. Alice in Rosso

ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!(本日4度目)

ゴシックな雰囲気を感じさせるイントロを受け止めるとともに、尖りのあるシンセの音とうら若き南條さんの歌声が脳内で思い返されました。あまりにも脊髄反射すぎて驚きというより動揺してオロオロしていました。

音源リリースから15年近く経っていることもあって、そのときの南條さんの歌唱は昔のようにとはいきませんでしたが、それでもブチ上がりでしたね。もちろんライブ会場の音圧で浴びる曲は言うまでもなく最高であり。特効も眩むほどの赤色で染められ、気分はより高まっていく一方でした。超レア曲、初めてファンとsatさんで一致したんじゃないでしょうか。ありがとう、悟志。(高アベレージばかりやらないといけない)運命を狂わせてもあなた(オタク)の傍にいてくれたのね。2期のときにやれよとか言いたいけど言わないでおきましょう。

それにしてもどうしてこれなんですかね。某超デジタル同人作曲家さんが完コピしたからですかね。

M34. Answer
高まりでクラクラして終わったところ、まさかのセトリイン。is3からfripSideにハマったオタクとしては嬉しさもある反面、えぇ?うーんここー?となってました。南條さん作詞枠で引っかかるものがあったからやったんでしょうが、2期のときにやれ&他にもっとあるだろ、と思ってました。晩秋とかひだまりとかprismとかエンメモとかDear Allとか。

M35. infinite synthesis
ぶっちゃけ1番の終わりくらいまではステージ後方に視線がちょくちょくいってました。またアレがあるんじゃないかと。とはいえファイナルのアレは「継承」を演出したいがための采配だと考えると、あまり否定はできないというのが個人的な考えです。だったらiRもisに見合う曲にしろという話になってしまいますが。

ということでしっかりソロis聞けました。なんと嬉しいことかな。なんだか1番Aメロの歌詞が刺さって、今日まで浮き沈みありながらもこのユニットに付いてきてよかったなぁと思いました。超レア曲に"届かないと諦めて"ましたが、そんな"弱い自分を壊"せる1日でした。

ここで2期パートは終了。正直かなり疲れて座りたくなりましたが、転換VJ。いよいよ全員か?と思っていると...

fripSide 1st Phase×2nd Phase

M36. Decade
10年のヤツ〜!これもまた王道をゆくfripSideって感じでいいんですわ。特に転調で絶頂できた。すんと南條さんが見合って歌う場面も、Redとomrの歌詞交換パートも、約20年の歴史の前半を体現しているようで熱かったです。

fripSide All Phases

M37. double Decades
そういうことで歴史の後半。iR+dD新曲の中でもかなり好きなタイプの曲で、めちゃくちゃ楽しめました。しかし音源で聴いていた時は歌い分けが微妙なところあったので答え合わせもしてました。

そしてなんといっても、4人でのユニゾンは震えましたね。少し前まで、3期の2人はまだどこかfripSideじゃないと感じている自分がいましたが、あの共演を見て聞いて、まだ短いながらもfripSideの歴史の一部であると感じられました。

M38. when chance strikes
お前かーい。

とはいえ、コロナ禍後のライブ復活とかライブの在り方を思うと、とても意味が大きい曲になったよなぁと、個人的には思っています。しかも4人で歌う場面が見られたことでよりこの曲のメッセージが強くなったなぁとも思いました。すんの降臨やひーまおの本領発揮、南條さんの帰還。全て「僕たちが此処にいる意味」でした。

終了後、しばしの静穏からアンコールへ。声出し「アンコール」も個人的にはis5仙台以来ですごく懐かしかったです。

歴代ボーカルも集まり、曲振りへ。最後はやはり...

M39. only my railgun
これだねー。

ぶっちゃけアンコールはこれもしくはプラスでbrave new worldかと思っていましたが、時間的に後者はないだろうなと思って前者が来ると分かってました。

さすがはアニソン史に名を刻む曲だけあるというか、イントロが鳴り出した瞬間のワクワクもひとしおでした。すん歌唱のomrも何気に初でしたし、カバー連発してた3期も頑なにカバーしてこなかったomrを初めて歌っていたのでアレはアレで珍しかったですね。

そうして20+1年をすべて詰め込んだ4時間半39曲が全て終了。終了後の挨拶もありましたが疲労がピークであまり覚えていません。乙。ただひーちゃんさんの「私たちまだまだ譲りません!」と八木沼御大の「25周年も〜」はぼんやり覚えていたり。がんばれ〜!って思っていました。

会場の外に出たら特に立ち止まることもなく駅へ一直線。電車に乗り込んで余韻に浸っていましたが、浸りすぎて乗り換えをミスってしまい、その日のうちに地元に帰れず。そのくらい心を奪われたライブでした。

おわりに

長々と綴りましたが、結論から言うと

最高のライブでした!!!!!!

細かいところを見れば今ひとつなところもややありますが、セトリ・演出ともに最も作り込まれたライブだったのではないかと思います。オープニングの演出、1期の選曲とそれを極限まで光らせる衣装や演出、3期のポテンシャルを見せつけたセトリ、2期の超レア曲降臨など、ライブ中楽しめる場面がいくつも散りばめられていたのではないでしょうか。特に選曲(ダンサータイム含む)の部分は予期していなかったところが多々あり、satさんがちゃんと今まで出した全ての曲に想いを持っているのだと感じることができました。今思えば、アベレージ発言はスポンサーの存在感を薄めるための陽動だった...?

南條さんがfripSideを離れておよそ2年、すんが離れてからは15年近く経ちますが、それでもfripSideボーカルとしての力をまだ強く持っているようでした。magicarideとisは本当に震えた。fripSideに戻りませんか... なんてことも思いましたが、それと同時にこのライブで3期の本領も見えてきたように感じられました。dDのカバーがアレすぎて、iRの新曲も若干斜に構えて受け止めていた自分としては「3期のパートしっかり楽しめるだろうか」と思っていましたが、想像以上に2人のポテンシャルの高さに気付けた。SSAぶりに3期のライブパフォーマンスに触れましたが、IWやDistance2といった曲も出てきたし、またしっかりfripSideのことを追っかけてみようかなと。

このライブ然り、もうすでに25周年に向けての決意表明もあったり、ますます次のアニバーサリーが楽しみになりました。その頃には3期にも強い曲がもっと生まれていることを願っていたり。そしてもっとすごいライブが開催されることを願っています。3days開催ですん・南條さん・ひーまおが1日ずつやるライブとか、やりませんか? libration crisisとかan evening calmとかdistant moonとかgrand blueとか聞きたいので。あと2期で言えばヘジ、precious time、floral summerのサガプラトリオ聞きたいので。でも真面目な話、今回のセトリを見る限り、上記の曲たちがやられる可能性はゼロじゃなくなりましたね。無論フェスが開催されたらの話ですが。今まで持つことができなかったfripSideライブに対する希望を、今回という前例ができたことで持てるようになりました。その点では、とても大きな意義を持つライブでした。

改めて、ライブに携わった皆々様、最高の時間を本当にありがとうございました!!!!!

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