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子どものお店屋さんから学ぶプロセスを楽しむということ

ある日。あるオンラインコミュニティメンバーさんとアート遊びについて話題交換をしていた時におっしゃっていた言葉にドキッとしました。

❝我が家の子どもは感触遊びが好きでないなーと思っていたけど、そもそもいつも好む遊びがゴールがある遊びだったということに気がつきました❞


感触遊びにはゴールがありません。
ただただ、そのプロセスを楽しむ遊びです。

我が家の場合は、子どもがその遊びを好まないのはただ単に好みや性格の問題かなって私は思っていました。だけど、もしかして親の私の関わり方で結果を求める方に比重を置いたかかわりになっていたからかな?
我が家も同じ状況だ~と気がつきました。

子どもと関わるときの視点がガラッと変わった瞬間です。

ちょうどそんな時、子どもたちが主体となって考えた手作りのお店「子ども横丁」という準備などの取り組みが始まりました。6・7年前から毎年参加しているのですが、その気づきと毎年取り組んでいるこのイベントが重なったのです。そして気がついたのは、私は知らず知らずのうちに「お店を出す」というその日に目標設定を置いていたということでした。

今年は年中の次男も初出店。(11歳の娘も参加しました)
「どんなお店にする?」「何屋さんがいい?」「どれくらい作る?」
そんな風に問いかけても、やる方として参加したことがない次男はなかなかイメージがつきません。
二人で話しながら、おしゃべりしながら出てきたキーワードをすかさずキャッチして(笑)、それに関するアイデアを提案してみたり、本人がこれやりたい―といったものを広げて何とか当日は出店ができたのですが・・・。

はじめは「きょうりゅうやさん」と言っていた彼も途中で「どうぶつやさん」に変わり^^私がつくったことのある折り紙の作品をみて、それをたくさん作りだしたのでじゃあそれを来てくれた人のお土産にするのはどう?と提案してみたり^^いいよ!のGOサインで一緒に作ったり^^
お店の日をやる日に、売れるものを作れるかの自信が親の私にもなかったので、みんなで一緒に作るワークショップ型(好きな動物を絵に描いてもらって切手貼って、みんなで作る動物園😊)にしてみたり、一工夫は親として入れてみたりして、お互いにたくさんやり取りをして親の私もお話をしながら出来事が積みあがっていく感覚に無我夢中になっていました。

そして、こちらが当日の作品です。

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前の私だったらもっと出来上がりとして、「THE 動物園!」ってわかるようにもっとガツガツしていた気がします。だけど、来てくれたお客さんが、この絵を描いている時😊、切っている時😊、貼っている時😊それぞれのタイミングで楽しいなって感じてもらえたら嬉しいなという気持ちでこの時間を過ごしていました。

そうか💡楽しいぞ!
結果よりプロセスに注目するってこんな感覚なんだって「わかった」(体感した)瞬間でした。

結果がどうであれ、それに挑戦したり取り組んだり、やってみようと心が動いたり。そんな過程に価値がある。

次男の感想は・・・、他のお店で買ったりできたのが楽しかった!ということで(笑)この日に、無駄なバトルとかしないことで楽しい思い出が一つ増えたら私もうれしいな😊

6・7年選手の長女も親の私が全く手を貸すことがなく、自分のやりたい!のイメージを具現化してサクサク商品を作ったり、売ったり、値下げしたり工夫して参加していたことに成長を感じました。

とってもとっても疲れたけど、同じくらいとってもとっても楽しかったです。

あなたの中にある「共同体感覚」を一緒に共有していきたいです☺ ぜひコメントやメッセージなどで教えてください♪