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生き方を見つける本「がんになって見つけたこと」より

こんにちわ。がんサバイバーの生き方を変える活動・起業情報を発信するはるmiです。

私ががんサバになってから、もう4年以上経ちますがネット上では意外と、がんをきかっけに始めた活動やビジネスの情報はWEB/SNS上ではジャンルに偏っているなあと感じました。
おそらく知らないだけで、がんをきかっけに新しく始めた仕事・活動をされている方は多いと思うのですが、やはり活動をオープンにしている方は少ないのかなと感じました。

もちろん、私もがんをきっかけに占星術の知識をいかしてブログ書いたり、セッションサービスも開始しましたが、病気名も実名も書けませんでした。
ただ、今は再発ということで、切羽詰まっている感もあり??新しい道が見つかったらオープンにして活動を広げていきたいなとも感じてます。
そうでないと、ビジネスにはつなげにくいですし、何といっても人とのつながりも作りにくいので、、

ということですが、まず初めに私ががんをきっかけに生き方を変えた人の情報をしりたくてアマゾン検索して購入した本を今日はご紹介します。

「がんになって見つけたこと」
12人のがんサバイバーによる珠玉のストーリー

まずこの本を2019年に購入しました。
ストーリーという響きが昔から私は好きです。
一人一人の生き方・考え方は夢をあたえてくれるから。
なんだか夢が見れそうで・・・

第1章はがん患者の支援をする団体を作った5名の紹介●

素晴らしい支援団体を作り上げた素晴らしい方たちばかりです。
とても残念で悲しいことですが、今はもう旅立たれた方もいらっしゃいます。
でも、残された活動・組織・理念は継承され、別の方にたすきがつながっています。
自分自身の生きがいにもなり、さらに自分がいなくなった後も続いているなんてすばらしいですね。

さらにこの本はがん哲学外来を創設者で順天堂大学名誉教授の樋野興夫先生のと対談や巻頭特別インタニューも書かれています。
先生がよく言われている【いい人生だったか、悪い人生だったかは、最後の5年間で決まる】その言葉が身に沁みます。

●第2章はがんをきっかけに起業した4名の紹介●

まず1つめは自らのがん体験から、食べる不自由さを感じて食べやすいスプーンやフォークといったカトラリーを開発して販売するビジネスを始めた方猫舌堂。
女性お二人で創業されています。
食べることは生きることですから、素晴らしいサービスですね。

今もHP発見しました。
無事?ビジネス継続されているようでうれしいです。

がん患者の体験は介護やほかの病気の方などと共通するものも多く、ユニバーサルデザインやバリアフリーの視点からビジネス機会を見つけることはできますね。

2つ目の事例は「ダカラコソクリエイト」というソーシャルデザインプロジェクトやコミュニティを立ち上げた方。
大手企業でお仕事しながら、希少がんの再発をうけながら活動をしていらっしゃいます。
がん患者の経験を社会的な価値にいかすという発想ではじめられたそうです。まさに社会起業ですね。
創造性をいかす、社会に新しいサービスを提供するという視点が私の好みです。

どうしても患者支援は病気の話ばかりになるので、みんなで何かを作り上げるグループは楽しそうですし、貴重なグループですね。

先月のがんイベントでオンラインで初めてダカラコソクリエイトの矢島さんを拝見しましたが、会社員をしながらの活動ということで、楽しく無理せずという雰囲気を感じ、それがいいなと感じました。会社員としてもとても優秀な方なんだろうな、、と思いながらZOOMでお話を拝見していました。

私も社会にがんサバの経験・強み・価値を生かせる活動をしたいので、どこかでダカラコソクリエイトとつながればいいな。。何か参加できることがあればと思った次第です。

3つめの事例はリンパ浮腫対策の商品を販売する事業を始めた方。
リンパフレッツの大塚さん。

がん治療も完了されましたが、仕事も退職されており、年齢や後遺症、もちろん気持ちの変化もあり、再就職も難しいと判断され、起業に至った方です。
がんサバのコミュニティや会に参加したり、情報収集につとめました。
その後ドイツ旅行をきっかけに日本で販売されている商品との違いを目の当たりにされ起業アイデアをふくらませました。まず様々なメーカーの商品を試着できる場所を始めようとされました。

もともと、大塚さんは英語もドイツ語もできるということ、監査法人経験などご自身のスキルをいかされたビジネスで再スタートはすごいですね。
講演や患者支援をされているようです。
まさにがんさばの社会起業のお手本みたいな方だなと感じました。

大塚さんも先日のオンラインイベントで初めてZOOM越しに拝見しました。
同じ婦人科がんでもあり、一度お話してみたいですね。

   ●第3章はがんになっても自分らしくというタイトルで3名の方

まずは歌手の麻倉未稀さん。
「ヒーロー」が大ヒットした方で、私も好きな曲・歌手です。
今も元気に歌っている姿を拝見し、私もパワーをもらっています。

つぎはがんサバイバーのフラダンスチームの活動をひろげたり、子供への伝え方などをしてこられた方

最後に、「がん哲学外来」の映像化をした野澤監督のはなし。
映画:がんと生きる 言葉の処方箋を撮影された方です。

映画を作る話が出てきて、企画を練っている段階で、ご自身のがんが見つかるという何とも運命的な話。そこから映画撮影は使命感になっていったということです。
私はまだこの映画は見ていませんが、「がん哲学外来」の本や思想には共感しているので、一度映画見てみたいですね。

ということで、この本の概要はこんな感じです。
ご興味ある方は本をチェックしてみてください。

ただ、当時の私(初発の治療中)にとってはハードルが高い内容でした。(笑)
当然本に掲載される方だから、凄い方ばかりだし、ちょっと未来・明るい希望が見える・楽しいこと・プチ起業的な情報を求めていたので、そこから数年間、本は寝かせてました。
でも、今回改めてみるといろんなヒント、響く言葉もありました。
じっくり、また読んでみたいと思います。









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