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流行りの病にやられて

病院で2時間待ちと言われ、突然暇な時間ができたので最近の話をnoteを書いてみようと思う。

実は7月の後半にコロナに罹ってしまい、本当に引きこもり生活をおこなっていた。

陽性発覚

私のコロナエピソードは7/26にPCR検査センターで検査してもらった結果、陽性と診断されたところから始まる。

この時点では私はまだ無症状だったが、夫が先週から発症していたので無理はない。ファミリー仕様の家でもない限り、ぶっちゃけ厳密な隔離生活なんて不可能だ。

7/28から東京に出張する予定だったが、陽性になってしまったため予定を全て断念することになった。飛行機やホテルのキャンセルをして、会う予定だった友だちにも連絡をして、途方もない悲しみに暮れていた。

それから、民間の検査のあと保健所による正式な検査も行う必要があるらしいので、保健所に検査キットの送付を依頼した。混んでいるため届くまで数日かかると言われた。


夫の症状は少しずつ回復に向かっていたものの、寝たきりの時間が多く、それを見守ることしかできなくて歯がゆい。

高熱が続き栄養が摂取できない状態でも、病床が空いていないため入院することはできないらしい。

旧友がコロナで亡くなってしまったことが脳によぎり、夫には「少しでもいいから食べて」「水分摂って」「がんばって薬飲んで」「このまま何も撮らなかったら死んじゃうよ」と口煩くしてしまった。例えうるさいと思われても、夫が生きていてくれればそれだけでいいのだけど。

夫の様子を見ていた限り、もしひとり暮らしで突然症状が悪化したらきっと救急車も呼べないし栄養も摂れないし衰弱していくことしかできないんだろう。

昔仲良くしてくれていたあの人はそんなつらい最期だったのだろうか。誰かに助けを求められていたら、今も生きていてくれて、いつか、久しぶりだね〜なんて言える日が来たのだろうか。

今そんなことを思ったって何も変わらないのだけど、考えずには居られなかった。

発症

陽性発覚の翌日、ついに私も発症した。

朝起きたときにとてつもない喉の腫れを感じたのだ。これは明らかにおかしい。

嫌な予感がしながら仕事をこなしているうちに、全身がだるくなってきて倒れる前に急いでシャワーを浴びた。

夜にはすっかり全身の筋肉痛が起きていて、熱も38度まで上がり、今度は夫に看病してもらう側になってしまった。

オンライン診療

今まで知らなかったのだが、世の中にはオンライン診療というものが存在するらしい。

保健所からの検査キットは届いて唾液を採取してから自分の足で保健所に提出しに行かなきゃいけないらしいのだが、とてもじゃないけど移動できる状態ではなくなってしまった。それに、まだ届かない。

そのため、保健所のWebページに載っていた病院に片っ端から電話をかけてなんとか予約を取り付け、7/28にオンライン診療をしてもらった。

私の症状は朝起きたときは調子が良く夜になって悪化するものだったため、診療したタイミングではそんなに症状が重くなかった。

診療の結果、改めて医師による陽性が確定。陽性者としての登録を行うことになる。

薬はどうやって受け取るんだろうな〜なんてのんきに考えていたけど、診療のときに「薬は対症療法しかできないから」って言われていて、あれはきっと「お薬は出しませんから」って意味だったんだろうな、と夜になってから気づいて、少し絶望した。

だって、全身痛くて熱も上がるのに和らげる薬も無いだなんて、つらすぎる。

症状

具体的に起きた症状はこんな感じだ。具合の波はあれど、これが4〜5日ほど続いた。

  • 38度超えの熱

  • 全身のだるさ

  • 全身の筋肉痛

  • 喉の腫れ

  • 喉の痛み
    (これは私は比較的マシな方だったかも)

  • 鼻詰まり

また、元々咳喘息を患っていたため、普段は少し咳が出ることがあるくらいの症状だが、コロナに罹った結果悪化してしまった。(それを治すために病院で待っているところだったり)

全身の筋肉が痛いと、おそらく、想像しているより何もできない。かと言ってじっとしていることも、眠ることもできない。私は高熱よりそれがつらかった。

あと体調が悪いと思考もネガティブになってしまうので、それもまたつらい毎日だった。

ただ幸い食欲はあったのと、なんとか栄養を摂って治さなければ!と思う気持ちで、療養中はいつもよりたくさん食べるよう心がけていた。

今振り返ると、常に寝不足ではあったけど、栄養を摂っていたからこそ回復できたのかもしれない。

コロナの後半は蒸しパンでも咽せるくらい喉の保湿力が弱まっていたけど、今なら食べれそうな気もする。

終わりに

そろそろお医者さんに呼んでもらえそうなので、筆を置こうと思う。

コロナはすごくつらかったし、きっとひとりでは乗り越えられなかった。夫や義母、ボンさんたちの助けがなければもっと長引いていただろう。本当に感謝の気持ちしかない。

それから、日頃から抱えている病気は早く治して、健康的な生活を心がけたい。

家から出ることの少ない私ですら罹る病気だからきっと完全に防ぐ方法なんてないのだけど、どうかみんな健康で幸せに生きていてほしいと願っているよ。

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