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猫に珈琲ルネサンス

はろーはろー。皆さまお元気ですか?
手術から1週間が経ちましたがなんとか生きてます。まやまです。
みんなが見守ってくれたおかげで頑張れたよ…!ありがとう!

手術前の不安を書き散らした記事はこちら。

無事に手術が終わってから自分で読み直したらなかなか面白かったので、近況報告も兼ねて今度は術後の新鮮な気持ちでも綴っておくとするよ。(日記って案外良いものかもね)

手術どうだった?

全身麻酔から目が覚めるまでちっとも信用してなかったと言ったら言い過ぎだけど、ぶっちゃけ本当に腹腔鏡手術で済んでるのかすごく心配だったのよね。状況によっては開腹手術になります、とかってリスク説明の同意書みたいなものに書いてあったし、腹腔鏡だからまあなんとかなるか〜と思って挑んだのに意識ない間にそんなものに移行されてたら起きた時のショック大きすぎじゃんと思って。

なんて最悪の状況ばっかり考えて臨んだ手術だったけど、全然無事に終わって術後の経過も順調で予定通り4/9には退院できました。ぱちぱち。

手術後は最悪の目覚め。全身麻酔中に処置されたなんらかの影響で声出ないくらい喉は痛いし、酸素マスクや体から出てる管が煩わしいし、お腹痛いのに血流悪くならないように体勢変えてって指示されたり。

こんなん眠れる訳ない!って思ってたけど体は休息を求めていたようで、、ずっと朧げな意識の中寝て起きてを繰り返してた。覚醒して取り急ぎ家族に無事を伝えた以外ほとんど記憶ないや。本当に動けなくて気晴らしに持ってきてたゲームも何もできなかったから、友達から来た連絡は起きるたびに返したつもりではあるけどもし返せてなかったらごめんね。

ちなみに全身麻酔でよく聞くカウントダウンは1すら数えないまま、
👩‍⚕️「麻酔を点滴から入れるので少しだけ冷たいか痛くなりますよ〜」
👩‍💻「あ、ほんとだ、冷たいですね〜。あれ、このまますぐ眠っちゃうんですね?…………😪」
てな感じで瞬殺でした。医療ってすごい。

朝日とたまごとコーヒー豆乳

術後に運ばれた回復室という部屋がなんだかとても暑くて、前日たくさん寝たのもあったのか、朝ごはんが運ばれるよりずっと前に起きちゃったのを覚えてる。

でも朝日で起きる生活からここ数年離れていたので、健康的でよかったのかも。なんて。

実は卵料理が好きなの、病院の人にバレてたのかな。お粥って聞いてたからお粥だけかと思ってたっけ、オムレツなどのおかずやコーヒー豆乳がついてきて一気にはっぴーになっちゃった。おいしいごはんが食べれる幸せを噛み締めたよ。

14時には母・義母・夫が面会に来てくれて、ちょっとだけ元気出た(と同時に早く帰りたくなったけど)。みんなが帰る間際に少しだけ泣いちゃったのは内緒。来てくれて本当にありがとう〜。

おなかはまあまあ痛かったけど覚悟してたよりは大丈夫で、傷を引っ張らないように腰を曲げながらなんとか歩けたし夕方には「点滴を外せたので今日からシャワーを浴びれます」って言われて「あ、もうみんな翌日からシャワー浴びるものなんだ…!」って思ってちょっと無理して立ち膝と正座を駆使してシャワーまで浴びた。私は戦士(?)
あ、傷はちゃんとテープで保護されてたので染みなかったです。

でもおなかが張ってる感じには耐えられなくて苦しくて、ホットアイマスク作戦でも全然眠りにつけなかった。ということで、ただ時間を持て余すよりいいかと思って消灯後の暗がりの中、ベッドの上で導天和のとあるクリエイティブの続きに着手。

この日の最後は痛み止めの眠気も利用してなんとか眠った気がする。

食べることに翻弄されて

術後2日目から通常のごはんに戻った…のは嬉しかったんだけど、これにものすごいエネルギーが必要だったようで。

朝ごはん食べたら動けなくなって、1時間後に食器を回収にくる人に申し訳ないと思いながら2時間くらいかけてなんとか完食。横になって休む。すぐにお昼ごはんが届く。食べる。休む。おやつが届く。食べる。休む。夜ごはんが届く。食べる。休む。で、気づいたらもう夜。

おなかが苦しい話は、朝様子を見に来てくれた看護師さんに伝えたら大建中湯という漢方を出してくれてなんとか解決したよ。漢方って効くんだなあ。
粉薬苦手人間なので心配だったけど、前日に残しておいたヨーグルトと、この日もお見舞いに来てくれた夫に頼んだ補充分で乗り越えた。感謝。

術後の初めての診察では創部の状態を確認もされまして、その時ついに傷跡を直視してしまって「うわ〜こわ〜〜〜」と思ったけど縫合も内側だったし想像してたよりグロくなかった。これなら私でも見れるぞ。

ただ、一番自由時間あると思ってた日だったのに何もできなかった…???
というのが悔しすぎて、今度こそクリエイティブ完成させちゃったよね。良い違和感を残せて満足。Blenderたのし。5月に入ったら発表できるかな〜(という唐突な告知)

退院からの襲撃事件

そんなこんなでまたしても制作で寝不足だったため、朝6時の採血をほぼ寝たまま乗り越えてから先生の退院許可待ち。9時半くらいにはOKが出て、のろのろ荷物を片付けつつ夫に迎えに来てもらって久しぶりの帰宅。猫たち会いたかったよ〜〜〜。

帰宅直後にあったかいリビングで横になって休んでたら、突然走り出したまねちゃん(アメショの方の我が子)におなかもジャンプ台にされたのは怖すぎた。傷の真上じゃなかったから許す。
という事件もあってこの日と翌日は結局ほとんど寝室で横になっていた気がする。自宅という環境にすっかり安堵して寝てばかりいたよ。行きたいイベントもあったけどさすがに外出は無理そうな体調だったので断念…。

あ、4月に入ってから始めたアナザーコードはこの辺りでクリアしたはず。謎解きゲームって面白いよね。

リモートただいま

先生からは「手術から2週間ほどは休むことを推奨します」と聞いていたけどフルリモートであるメリットをフル活用して木曜日から業務に復帰したよ。いくつかデバフがかかりつつも少しは貢献できただろうか。
おかえり〜って言ってもらえたの嬉しかったな。

表面の傷は日に日に痛みが薄れていく。ごはん後だけがまだ攻略できてないけどようやく真っ直ぐ立って歩けるようになった。内部の傷の完治までは半年くらいかかるらしいから長い目で見守ることにしよう。26日の術後検診で早く許可が降りないかなって思いながら、ダンスにいつ復帰できるかなあなんて考えたり。でも油断して動いたらまだ痛いんだよなあ…。

そんな少しずつ日常を取り戻すための2日間をこなし、(入院前には東京出張もあったので)久々の通常の土日がやってきた。

そしてリハビリ

休息というものは慣れ親しんだ場所で取るべきだなっていうことを改めて実感したよね。病院は快適だったけどリラックスできる環境というものがどんなに精神の回復に効果的か。

おかげで創作意欲も湧いてきたので、とある動画を制作すべくまずはBlenderでこねこね。

初めてお部屋っぽいものを作ったよ。難しい植物は後回し…

AIでメインイメージをなんとなく固めてその画像に近づけるために3Dモデルを生成するという方法でやってみたけど、この手順は私に合ってるのかも。やり方を教えてくれる動画を模倣するだけよりやっぱり楽しい。作業的には遠回りだとしても必要に応じて調べるのが良き。

という感じで土曜日はほとんど物作りに費やした。好きなだけ寝て、起きたら好きなことをやって。あーやっぱりおうちは最高だなあ。

なんてのんびり眠っていたら義両親がうちに寄ってくれた。体力は確実に落ちてるけど外出したい気持ちはいっぱいだったので、日曜日は少しだけ車でお茶しに連れて行ってもらった。

術後初めての外出は空気がおいしくて、すっかり春の気温になっていて、なんだか冬眠から明けたみたい。久しぶりに飲んだコーヒーも好みの苦味がチョコレートケーキにぴったりで、こうやって自由にお出かけできるようになるためにまずはしっかり休まなきゃって改めて思った。

帰宅したらあんまり動けなかったので、昨日のBlenderの続きはまた今度。食べるのと歩くのはやっぱりまだ体力消耗が激しいな。

早くお友達にも会いたいけどきっとまだすごく気を遣わせちゃうと思うので、もうちょっと待っててね。

そんな感じで、猫と夫に支えられながら私はなんとか元気に暮らしています。GWにはライブもあるので完全復活したい。楽しみな予定を原動力にして日々を乗り越えていこうっと。元気になったらやりたいことがいっぱいあるよ。

自分のこと痛みに弱いと思ってたんだけど、ネガティブな想像が得意すぎるだけで過ぎてしまえばなんとか耐えられるし…というよりも突然の衝撃や痛みに弱いだけで前もって覚悟を決めれば案外乗り越えれるものなのかもって、ちょっと自己理解が深まったのは良かったかな。レベルアップ。

亜鉛とビタミンを摂りながら、明日からも日常を取り戻すためにがんばろ。


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