2024.1.24.
尊敬する先輩からお問い合わせが来て、そんな時期かと思い出した。季節ものなんで、旬なタイミングで出そう。温かいうちに召し上がれ。

…なんの話かと言えば、丁度1年前に書いた「6年生を送る会の出し物」の記事である↓

紹介している出し物は「文字並べ替えクイズ」なのだが、その前段で書いている若手の人たちへのメッセージも、自分の中で伝えたいという気持ちが強いことである。

考えて、報連相して、「うまくいかない」もある程度経験できるといいなあ…。

◆◇◆◇◆◇

2023.1.26.
若手教員が
「送る会の出し物指導を任された！初任で色々分からないのに丸投げ…？」
とつぶやく季節がやってきた。

いやでも若手の方聞いて！
先輩側からすると、「何か企画をして子供に指導する力」を若手に身につけてほしいし、送る会の出し物って規模は小さいながらも行事運営の一連の流れが経験できる機会。

いきなり運動会の表現の主担当やってとか、学芸会の主担当やってとかではない。大丈夫、送る会の出し物で大失敗したなんてこれまで私は聞いたことがない！

期待しているのだ。

面倒だからやりたくないとかではなく、頑張ってほしいと思っているのだ。

任せた方が面倒だったりすることも多々あるのに、任せるのだ。

そこらへんの気持ちよどうか、伝われ！！！

そして成功の鍵は報・連・相である。
早めに決めて、「こうしようと思ってるんですけどどうでしょう？」と相談しておくだけでやる前にアドバイスがもらえるし、それでうまくいかなかったら先輩のせいでもある。
（完成品とか練りに練ったものを出そうとすると時間がかかるだけなので、7割くらいの出来で出すのだ。私の苦手なやつだ。）

先輩から「あれ、どうなってる？」と言われたらきっとちょっと遅い。大体の先輩はそれを聞こうか3回くらい悩んで様子を見ている。（違う？）

「文字並べ替えクイズ」

私の鉄板ネタは一つしかない。
初任校で知ったものだっただろうか。もう出所の記憶もあまりないのだが、異動したては以前の学校の面白ネタを自分のものとして使うチャンスだし、同じ学校でも数年いたらもう1、2回くらい使ってもよいだろう。

以下、流れ。

★☆★☆★

１「６年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます」
全「おめでとうございます」
２「私たち○年生から、６年生への感謝の気持ちを込めて、文字並べ替えクイズを送ります。」
３「これから、6年生に関係する言葉がバラバラになって出てきます。なんという言葉か当ててください。」

※1問目担当の文字組とネタ組が出てくる。

４「それでは第1問、これは何でしょう？」
〜文字を持った人たちが各自ゆっくり回り始める〜

５「シンキングタイム、スタート！」

〜ネタ①：例えばリコーダー演奏〜

６「正解は〜、（文字担当並び替える）6年生が4年生の時の運動会で踊った○○でした！」

※2問目担当の文字組とネタ組が出てくる。1問目ははける。

７「それでは第2問、これは何でしょう？」
〜文字を持った人たちが各自ゆっくり回り始める〜

８「シンキングタイム、スタート！」

〜ネタ②：例えば音楽を流しながら大縄〜

９「正解は〜、（文字担当並び替える）6年生が3年生の社会科見学で行った△△でした！」

というように、これを3問分くらいやる。

１０「皆さん、クイズは楽しんでいただけましたか？」
１１「6年生の皆さん、縦割り班では…（感謝の言葉）」
１２「6年生の皆さんの〜（すごいなと思ったところ紹介）」
１３「今まで、どうもありがとうございました」
全「ありがとうございました」

★☆★☆★

こんな感じ？

これだったら、文字担当全員を1人が指導し、残りの3つのネタ担当をもう1人の教員が指導すれば恐らく大丈夫。ネタは3種類同時指導だが、リコーダーや大縄などのもう自分たちでできるものであれば目をかけなくても自分たちでできる。

練習で休んでいた子も、大縄などなら飛び込みで参加可能だ。

クイズとしてもまあまあ難易度調節ができるし、指導もそれほど負担感がない。全国の教員の方、ぜひお試しあれ！

6送会はいろんな先生方のネタが見られる楽しみな機会。少ない練習量で時間が丁度良くて6年生に楽しんでもらえる…となると、いろんな面で工夫が必要になる。

5年生が6年生とガチ対決とかしているのも盛り上がるし、劇、ダンス、クイズ、歌…見ているこっちも楽しい時間♫
(良いネタは異動したら絶対使おう！ってストックするよね〜。)

余談だが、1年担任だった時は、ネタの最後に黄色帽子＆ランドセル隊を召喚。

このベロンとしたところに6年生へのメッセージを1文字ずつ書いておく。朝の支度をお世話になった1年生ならではの出し物のような気がして可愛らしい。

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#若手活躍の絶好の機会