変態していく変態、Helsinki Lambda Club
はじめまして。
私の大好きなHelsinki Lambda Clubについて語らせてください。
この記事が初投稿なのと、好きなことについて書くと「すごい」とか「とても」しか出てこなくなり、とてもすごく拙い文になってしまいます。どうか覚悟しておけよな。
①Helsinki Lambda Clubとは?
A.変態です
そう、楽曲のサウンドや歌詞(((メンバーまでも)))が変態的にオシャレなのです。サウンドに関しては、様々な楽曲からインスピレーションを受けているものもあり、「どこかで聴いたことあるような」となる瞬間があってワクワクします!例えば、下の2曲(上:ヘルシンキ/下:Twin Peaks)なんかもその一種です多分。
ジャンルはオルタナティブロックとなっていますが、私が思うに彼らはジャンルレスなバンドです。楽曲によって表情が全く違い、「こんなことも出来るのか..」と新譜が出る度にびっくりさせられます。最近では、ラップパートを盛り込んだ楽曲も度々リリースされたりと、どんどんバンド自体も変態しています。つまり、変態する変態バンドなんですね。
まあ、1度聴いていただく方がその変態性を理解していただけると思うので、2021年10月時点での最新曲と少し前の楽曲をお聴き下さい。
②歌詞がとても良い
私は音楽を聴く時、歌詞よりもメロディやサウンドを重視する党派なので、基本的に歌詞を気にすることは無いです。
そんな私ですが、ヘルシンキの歌詞達はこちらを優しく肯定してくれることが多かったり、言い回しが可愛らしいところがあるので、ついつい一つ一つ咀嚼しながら聴いています。
好きなフレーズをいくつかご紹介します。
上のフレーズは「引越し」の歌詞です。良すぎる。
下のフレーズは「ロックンロールプランクスター」の歌詞です。やはり良い何と呼べばいいのだろうこの感じ。
こんなにも優しく我々を肯定してくれるヘルシンキの歌たちですが、皮肉を歌ったものなど攻撃的な歌も存在します。Shrimp Salad Sandwichはそのうちの一つです。
最高にロックしているって感じで最高にロックですね(ナントカ郎構文)。
その他にも言い回しがオシャレな歌詞や共感出来る歌詞も多々ありますので、是非ディグってみてくださいね!
また、Gt.Voで作曲作詞も担当している橋本薫さんが歌詞含め、noteで楽曲の解説を行っていますのでそちらも併せて楽しむのもオススメです!!
③こだわったマーチャンダイズ
彼らはストリーミング配信も行っていますが、フィジカル音源はレコードやUSBメモリなどを通して提供したりしていて、とてもクールなんです(今の時代CDは売れませんしね...)。
私が1番こだわりを感じた部分は、バンドTシャツです。メイドインホンジュラスのアメリカンTシャツブランドのメーカーに依頼したバンドTシャツを販売しています。
シルエットがあまりカッコよくないバンドTシャツの多い中、このこだわりのおかげでUS古着のように、よりオシャレにバンドTシャツを着ることができます。
また、最近ではスペインのCristina Dauraという画家にアートワークの作成を依頼しており、Tシャツやアルバムジャケットには彼女の独特な世界観が表現された絵が採用されていて、さらにクール味が増しています。(いいも悪いも無いけれど、ビッグになるとNIRVANAやMETALLICAみたいな扱いになりそう)
橋本薫さんによると、やはりこだわって良いものを作っているそうです。
以上、ジャンルと歌詞、マーチャンダイズの観点からヘルシンキが好きな理由を書いてきました。最近では、彼らが楽曲「ミツビシマキアート」の中でオマージュを取り入れているVampire WeekendからSNSで取り上げられたり、スピッツの草野マサムネさんに取り上げられたりなど音楽業界からも評価されています。
2021年6月に彼らのライブを見に行きましたが、音源との差を良い意味で感じたと同時に、緩いMC(アツいのも期待しています)含めライブ自体のノリも大いに楽しむことが出来て、さらに好きになりました。
みなさんも、これを機にヘルシンキをどうぞよろしくお願いします。
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