Fish Upon the Sky(FUTS)で見てからお気に入りのPond&Phuwinが主演だということで、始まる前から楽しみにしていたこの作品✨しかしトレーラーを見た時には、何だかけっこうヘビーというかハードな内容っぽかったので、うまく入り込めるかどうか心配していました💦
が……結論から言ったら、予想以上に面白かった！😂私と同じように、ストーリーが重たそうで手を付けてない方には、ぜひ見てもらいたいです🙏

すごくよくできているなぁ😲……と思ったのは、全編にこの「ヌン・ディアオの孤独」というのが描かれていること。
裕福な家庭に生まれて両親からの愛を一身に受けて、一見何も不自由はないように見えるけれども……父親はその事業の内容から地域の人々には恨まれており、そのせいかヌンも、学校では常に孤高の存在。なので、大抵1人でピアノを弾くか、クラシックを聴いています😔
別に、たいしてさみしくも辛くもないよ🙁……みたいな顔しているけど、実は長い孤独に耐えていることがじんわりと伝わってきて、そこはさすがなPhuwinくんの演技力のおかげもあるかと思いますが👍

一方のパームくん、彼はそれまで田舎で漁師として働きながら、どうにか学校に通っていたのですが……父親のシャノンからいきなり呼びつけられ、ヌンと同じ学校の同じクラスで勉強することに。腕力には自信があっても頭脳には自信がないため(ちなみにヌンくんは逆😂)、その辺では苦労します💦おまけに、守る対象であるヌンは、ガンコで言うこと聞かないし(笑)
はじめは義務感でヌンを守っていたパームも、そばにいるうちにヌンのさみしさや辛さ、そして人としての素晴らしさを感じ取っていき……次第に、自分の意志でヌンを守りたいと思うようになります💖

そしてヌンも、何かと自分のそばにいて、守ってくれるパームにやっと孤独から救われたような気持ちになって……中盤からは、そんな2人の愛情に何かと泣かされることに😢💕
全体としては、ヌンの一家の事業を狙う黒幕との対立なのですが……実際のところは、この「ヌンの孤独」がテーマになっているように、私には思えました。

ちなみに、ヌンくんにはチョッパーくんという同い歳のいとこがいて、同じ学校の同じクラスです。が……この2人、序盤ではまるで目も見交わさず会話もしない😓おかげで私、かなり仲悪いのかと思ってました(笑)
このチョッパーくんを演じているのは、私が初めて見たタイBL・LBCで主役を演じていたPerthくん✨実は私は前々から、このPerthくんとPhuwinくんのムードが似てると思ってて(FUTSの感想でも書いてます✌️)、いつか兄弟役か従兄弟役で共演すればいいのに🙏と思ってました💕やっぱり、そう思った人いたのね🤣
途中までは正直、Perthくんを配置したわりにはもったいないキャラ設定だなぁ🥺と思ってたけど……終盤での演技や、生徒会長のベンくんに対する心情の細やかさとかは、さすがでした👍✨もっともっと、彼の芸達者なところを見せてあげてねGMMさん😁

サブキャラとしては、やはりそのベンくんを演じたChimonくんも目立ってましたね✨まぁ、出番が多かったのは中盤までだけど😅Chimonくんの使い方も、もったいないというかぜいたくに感じましたが……正直パームやヌンとおんなじように、私もベンは何か悪い思惑があって、ヌンに急接近してるのかと勘繰ったから(笑)そこは成功でしょうね👍

そうそう、ヌン・ディアオというのは中国語で言えば(日本語でもか😅)「唯一」という意味で、ヌンくんは父親があの最期の日にくれた「唯一」というネックレスを、すごく大事にしています。
ヌン・ディアオ＝唯一なんだから、略しちゃダメなのでは……？と思うんだけど🤔劇中では何度も「ヌン」とだけ呼ばれてましたね😅日本語で言ったら「はじめ」って名前になっちゃう気がするけど(笑)
でも中盤で、この名前に絡めたすごくロマンチックなエピソードがあって、萌え萌えでした😍

ヌンくんとパームくんは、出会った時からなんとなく惹かれ合ってるムードを醸し出していて……それ以来ずっと、そこはかとなく「両片想い」な感じに💕
が、どっかのドラマみたいに(笑)ただもどかしくじれったくさせられるのではなく……ちゃんとドラマの進行に合わせて、少～しずつでもジリジリと2人の心の距離が縮まっていくので、すごく見やすかったです💖
お互いに相手を意識してるのに、いろんな事情から、それをなかなか素直に出せずに……直球ではなく変化球な感じで(笑)伝えていくのが、何だか逆に萌え萌えだったんです💕萌えすぎて、萌えはげるかと思ったわ😂😂

前半までは学校が舞台で、中盤からはパームの母(パームが幼い頃に捨てて逃げた🥺)の元で、しばらく逃亡生活を送るハメになるのですが……その部分も、全体のストーリーには大事な展開でしたね。
口には出さないけど、ヌンはずっと自分の立場に、息苦しさを感じている部分もあって……ところが逃げた先の小さな島では、誰も自分を知る人がいなくて。だから気楽に過ごせる上、それまでなかなか立場の垣根を越えてくれなかったパームとも、ようやく少し近くなれた感じで😊
一方のパームも、それまではどうしても「主人」としか扱えなかったヌンのことを、表面的にでも「友達」として接するうちに……ますますヌンのことが愛おしくって大事になっていくのが、よく見えました✨さらには、それまで会えていなかった母とも、何かと対話することでようやくわだかまりが解けたし😢

島での生活を経て、ついにようやく素直に互いの気持ちを打ち明け、晴れて両想い💕になれた2人ですが……その分だけ、苦悩も増していくことに😔
特にヌンは、大事な父を殺され母を襲われ……もうこれ以上大事な人を失いたくない、今度こそ本当の「1人」になってしまいたくないという気持ちから、あえてパームから離れようと決意します🥺その心情がそこまでの流れで、すごくよく伝わってくる作りなので……その辺りの展開では、むちゃくちゃ泣かされました😭
それは最終回まで続いて、2人が互いのことを思えばこそ、愛しているのに離れようとする……というのが、すごく切なかったです😢

まぁ、あえて難を言えば……黒幕の動きが、全体的に意外とゆっくりだった😅初回から「どう考えたって、コイツが黒幕だろ😕」と思うわけなので、視聴者がそう思うぐらいだから、かなり疑われてるんだろうけど(笑)
だから目立つ動きができないのかなぁとも思ったけど、自分で手を下すわけじゃないのにねぇ🤔
例えば要所要所で、母親なりヌン自身なりが、相手に対して「自分に何かあったら、そう簡単には思う通りにいかないようにしてあるから🤨」みたいに脅しをかけてるのなら分かるんだけど。そういうシーンは、見た覚えなかったなぁ😓
やっぱり、そういう意味ではそのハードな展開よりも、ヌンとパームがいかに心を通わせていくか……の方に重きを置いた結果なのかな。だからまぁ、ある意味では安心して見て欲しいです😅

PhuwinくんはFUTSはもちろんのこと、The Giftedともかなり違った演技をしていて……とにかく、FUTSでの子どもっぽさ(キャラとして、いい意味での)がまるでなかったのには驚いた！😲
同じように舌打ちしたり、甘えたり拗ねたりしてもまるで違うし。芯が強くて冷静でいながらも、常に心に孤独を抱えたキャラ作りが素晴らしかったです✨

PondくんもFUTSとはまるで違ったキャラクターで、今回は貧しい育ちだし、常にヌンくんに敬語使ってましたね😂アクションシーンも多かったので、大変だったと思う💦
ヌンくんに対する愛情が次第に増していくムードは、かなりよく出せてましたが……個人的にちょっと惜しかったのは、島で「島限定の恋人」として振る舞っていながら、自分の気持ちをついにはっきりと打ち明けて、さらにヌンにも本音を聞き出そうとする場面かな。どうしても真剣みが足りなくて、そこはもうちょっと演技の引き出しが欲しかった😔
まぁまだまだこれからだし、今でコレなら、今後経験積めばさらにいい演技してくれるだろうと期待してます💖(天上界ぐらいからの、上から目線で失礼🙇‍♀️💦)相変わらず、男前だし✨

FUTSでは、感想にも書いた通り、意外と2人のイチャイチャがなさすぎて切なかったんですが😢……今作では、もうイヤというほどイチャついてくれます(笑)そうそう、私達が見たかったのはコレなのよ……‼💖みたいな😂こんなストーリーだから、ほとんどないかと思って期待してなかっただけに、嬉しかったです😁

全体的にすごくしっかりとまとめられたストーリーで、その辺もさすがにGMMって感じの安定感だったので👏ハードボイルド？サスペンスフル？な展開よりも、あくまで2人のラブストーリーとして見る分には、すごく楽しめますから👍未見な方には、ぜひ見て欲しい‼🙇‍♀️💕
そこそこネタバレしてしまいましたが😳細かい部分や肝心なところは、できるだけがんばって隠して書いたつもりなので😅
とりあえず私としては、今後もPond&Phuwinには期待していきたいです😊✨