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光と暗闇と潜在意識

光と暗闇。

心の中を支配しているのは、どちらか一つである。明るさか暗さ。積極的か消極的。プラスかマイナス。どちらに支配されているかによって、現実が変わってくる。

「つまらない」を口癖にしている人がいる。その人の心の中は、つまらないことでいっぱいになっているからである。腹の立つ上司のことを考え、腹の立つ部下のことを考え、会社の嫌なことを考え、社会の嫌なことを考え、日々の煩わしいことを考えている。まさに暗闇である。それらの考えは潜在意識にどんどん蓄積されていく。そして、繰り返せば繰り返すほど、つまらない考えが頭に浮かびやすくなるのである。

頭では消極的な考えはやめようと思っても、潜在意識がそうはさせない。繰り返しによって潜在意識にこびりついた思考習慣を変えるのは、簡単なことではない。何年も放っておいた風呂場と同じである。一筋縄では汚れが落ちないのである。では、どうすればいいのだろうか?

顕在意識で消極的な考えをやめようと思っても、消極的な考えは消えないのである。潜在意識にこびりついているからだ。だから、潜在意識の掃除が必要なのである。「暗闇よ、去れ」と叫んでみたところで暗闇は去ってくれない。暗闇という汚れを掃除する方法はただ一つ。

光を導入することである

暗闇の中で一本のマッチに火をつければ、たちまち明るくなる。潜在意識の汚れを掃除するには、明るいことを考えることが必要である。人間は同時に二つの反対概念を持つことができない。笑いながら、怒ることはできないのだ。明るいことを考えると暗い考えが消えるのである。であるから、暗い考えを無くそうとするのではなく、明るい考えに心を傾けることである。つまり、潜在意識の掃除方法は、明るいことを考えることであります。

先に述べたように、潜在意識にこびりついた消極的な思考習慣という汚れは、そう簡単には落ちない。自然と頭の中によぎってくる。であるから、事あるごとに明るいことを考えるようにする必要がある。過去の楽しかったこと、嬉しかったこと、これからの楽しそうなこと、今の楽しいこと、嬉しいこと、好きなこと、考えているだけでワクワクするもの、、、心が明るくなればなんでも良い。それらの明るい考えに心を振り向ける。何度も繰り返し振り向け続ける。すると、だんだんと明るいことを考える癖がつくのである。すなわち、潜在意識の掃除が進み、キレイになったのだ。すると、今度は自然と明るい考えが頭の中によぎるようになるのである。

心が暗闇に支配されていたら、光を照らすことである。暗闇を消し去ろうとするのではない。明るいことを考えるのだ。そして、明るいことを考える時間が増えれば増えるほど、潜在意識のこびりついた汚れはどんどんキレイになっていくのである。

一日に何度も何度も明るいことを考えよう。一日に何度も何度も楽しいことを考えよう。心が暗闇に押しつぶされそうになったら、すぐに明るいことを考えて、心を光で照らすのである。その潜在意識の掃除が、私たちの人生を明るい方向へと好転させてくれるのです。

“楽しかった思い出は何ですか?”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も幸せな日になりますように。

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