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遺伝子と心の関係シリーズ ③

感動が遺伝子を変化させる。

私たちは普段、何に感動しているだろうか?文明が発達した現代、豊かさに囲まれているがゆえに、その感動が薄れているように思われる。

村上和雄名誉教授は、良い遺伝子のスイッチをオンにするには、感動することが大切だと言っています。感動すると人間の感性が活性化するからです。

人間の欲望は満たされると欲求はレベルダウンします。戦後、日本はゼロの状態から、まず食べ物を得ることから始まって、様々な欲求を満たしてきました。食べ物がないときは、一杯の米を手に入れただけで、飛び上がるほど感動しました。しかし、現代の日本において、一杯の米を見ただけでは、感動はしません。国がそれほど豊かになった証拠ですが、日常的なことでは感動までは行き着けないのです。

では、豊かであるが、感動しにくい状況で、感動するにはどうすればいいだろうか?

美しいものを追求すること

人間は快感原則に忠実で、つねに快感を求めています。生理的欲求ではなかなか感動できなくなりましたが、美しいものを見て「素晴らしい」と思う快感があります。

例えば、有名画家の描いた絵を鑑賞して感動するのもありますが、いつもの通り道に生えている草木に感動することでもいいのです。

ただ、日常の小さな現象に感動することは、大人になると、難しくなってくるのではないでしょうか。同じ花を見ても、子供の頃のような感動はあまりないでしょう。

その原因は、「心が汚れているから」ということが考えられます。大人になれば、子供と違い、様々な経験を通して、記憶が積み重なり、心に色がついていきますよね。その色が消極的な観念という汚れでまみれていたら、その汚れたフィルターを通して観る世界は、汚れたものになり、感動することは難しい。

ですから、

まず、心の汚れを落とすこと

それが、小さな現象にも感動するために必要なことだと考えています。

そのために、出来ることの一つは、

積極的な言葉を使うこと

積極的な言葉とは、明るい言葉、楽しい言葉、人々を明るくさせる言葉、楽しくさせる言葉、褒め言葉、など、気持ちやその場を明るくさせてくれるものです。

言葉は発した者の心に暗示をかけてしまう力がありますから、消極的な言葉を使っていたら、知らぬ間に心が汚れてしまう。だから、日々、積極的な言葉を使って、心をキレイにしていく。そして、積極的な言葉を積み重ねたキレイな心であれば、小さなことにも感動することができ、良い遺伝子のスイッチをオンにすることができるのではないでしょうか。

感動は気持ちを高揚させます。気持ちが高揚するということは、すなわち遺伝子のスイッチがオンになるということです。ですから、積極的な言葉を心で選んで、眠っている良い遺伝子のスイッチをオンにするのです。

そして、
スイッチオンになった良い遺伝子が、人生を好転させていくのです。

“日常的に感動することは何ですか?”

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