あいさつを大切にする
『挨拶』
人と人とのコミュニケーションの基本であり、人間関係の潤滑油です。
禅の言葉「一挨一拶(いちあいいっさつ)」
挨拶は、禅問答の中から生まれた言葉です。
禅問答において、
一方が相手の力量を測るための積極的な攻め込み、突き進む「挨」がある。すかさず切り返し、切り込む「拶」がある。相手の境地、力量を見定めあう丁々発止のやり取りの様子です。
「一挨一拶」とは、まさにこのことです。
一方が言葉を投げかけて、その反応から相手の禅僧としての値踏みをする。その状況の中で、相手に気を向け、また気を向けさせて心を測り心を通わせる手段として、今日一般的にかわす
「挨拶」となりました。
「挨」には、互いに近づく、
「拶」には、迫るという意味があります。
つまり、人と人とが出会い、お互いに心を開いて相手に迫ること。
挨拶は、人と人の間に積極的に切り込んでいく「行動」のひとつです。
どのような挨拶をするのかで、
相手への印象が大きく変わります。
印象のよい挨拶をされると気持ちいいものです。
豊かな人生を送るには、
豊かな人間関係が大切だと思っております。人間関係を円滑にするために、挨拶というささやかな行動を大切にしていきたいものです。
本日の一言
挨拶は人間関係の基本
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