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“モヤシ”から“鮭のムニエル”は作れない

なぜ、感謝することは大切なのか?

感謝の気持ちが大切、なんて世間では言われている。「ありがとう」が大切なのは、分かる。感謝は人生の潤滑油である。ただ、私たちは「なぜ、感謝することが大切なのか?」という問いについて教えてもらったことはない。学校ではもちろんそんなことは教えてくれない。「感謝は大事だから、感謝しなさい」と半ば強制的に押し付けられる。しかし、その人たちも、なぜ、感謝が大切なのかを分かっていないのだ。だから、その問いへの答えを示そうと思う。

「なぜ、感謝は大切なのか?」

一言で言えば、「作用反作用の法則」が働くからである。愛すれば、愛される。感謝すれば、感謝される。実に簡単である。しかし、これでは理解するのは難しい。まず、「作用反作用の法則」を理解するには、意識と潜在意識を知る必要があります。意識とは、意識できること。つまり、頭で考えていること。日常で話してる言葉や思い浮かべているイメージなどです。一方、潜在意識は、意識できないこと。潜在意識を認識することはできない。ただし、現実を作り出しているのが潜在意識である。なぜかと言うと、潜在意識の方がパワーが強いからである。単純に潜在意識の方が強いので潜在意識が現実を作り出すということが分かっていれば十分である。

次に、意識と潜在意識の関係性。意識で作用したことが、潜在意識で反作用を起こすという「作用反作用の法則」が存在する。つまり、意識で考えたことを、そっくりそのまま潜在意識が現実に返してくるのである。だから、現実を作り出す潜在意識に良い影響を与えるためには、意識をどのように使っているかがキーポイントとなる。現実を作り出す出発点は意識である。意識から未来の現実が始まるのである。意識が発したモノ(作用)を潜在意識が現実に作り出すのだ(反作用)。だから、まず、“作用”の段階で、良いモノを発する必要がある。意識(作用)の段階で、ありがとう(良い言葉と感情)と発することで、「ありがとう」という良い言葉と感情を元に潜在意識は現実を作り出すのである。感謝の気持ちが現実を作り出す材料となって、潜在意識で加工され、現実になるのである。材料が感謝の気持ちなら、出来上がる現実は当然、感謝の気持ちに沿ったものである。モヤシという野菜(材料)を使って料理して、鮭のムニエル(現実)が出来上がることがないのと同じで、イライラという感情(材料)を使って、(潜在意識が料理して)ワクワクという楽しい感情(現実)は作り出せないのである。以上のことから、意識は材料提供者であり、潜在意識はその材料を使って調理する料理人という関係が成り立ちます。

良き現実を作り出すために、料理人(潜在意識)にどんな材料(意識)を提供するかが極めて重要なのである。そして、良い現実を作り出すために必要となる材料が“感謝する気持ち”なのです。だからこそ、感謝することが大切なのです。どんなに腕のいい料理人でもモヤシから鮭のムニエルを作ることはできないのです。

あなたの発する言葉は、未来を組み立てる材料です。あなたの発する感情は、未来を組み立てる材料です。あなたの発するイメージは、未来を組み立てる材料です。良き未来を作り出すために、まず、良き材料を提供していきましょう。

“毎日、どんな材料を提供していますか?

最後までお読み頂き、ありがとうございます。今夜も実りある時間をお過ごしください。

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