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嫌な思い出は、ゴミ箱へ

忘れる。

失敗したことのない人は一人もいないでしょう。負けたことがない人も一人もいないでしょう。

人は、右肩上がりに一直線に成長するのではない。成功したり失敗したり、勝ったり負けたり、と波を打ちながら、ジリジリと成長していく。

その途中で、グンと成長する時期がある。成長分岐点である。その点を超えると、一気に成長する。一回り大きな人間になるには、この境界線を超えるまで、試行錯誤しながら、やり続けられるかどうかである。

さて、この成長分岐点を超えるまでの期間、スイも甘いも味わう。良いこともあれば、悪いこともある。それでも、やり続けられた人だけが突破できる。ただ、やり続けられた人が全て上手くいくかというとそうでもない。

では、やり続けて上手くいく人とやり続けても上手くいかない人との違いは何であろうか?

それは、

心に描いているイメージ

に違いがある。

AさんとBさんの二人がいるとする。二人とも、同じ能力、かつ同じ経験の持ち主としよう。しかし、Aさんは後に成功し、Bさんは後もうだつが上がらない。この二人の差は、心のイメージの差によって生まれたもの。そのイメージに、どのような違いがあったのだろうか?

Aさんは良い面を見続け、Bさんは悪い面を見続けたのである。二人とも同じ経験の持ち主。同じ成功、同じ失敗をしている。この過去の記憶のうち、Aさんは「成功体験」を思い出し、Bさんは「失敗体験」を思い出した。そのイメージの違いが、後の成功と失敗を生み出したのである。

思い出した過去の記憶は、思い出すたびにその事柄を再体験することになります。記憶の中で思い出し、再体験することで、そのイメージは再度、潜在意識に刷り込まれていきます。そして、思い出せば思い出すほど、その記憶は強固になっていき、いずれ、思考習慣として、心の一部に定着します。

心の一部に定着したものが、「成功体験」だったのか、「失敗体験」だったのか。AさんとBさんの間には、思い出した記憶の違いがあったのです。

潜在意識はイメージを実現します。成功をイメージしていれば、成功を実現するのです。失敗をイメージしていれば、失敗を実現するのです。

ですから、失敗体験による嫌な思い出は忘れることが得策なのです。嫌な思い出は思い出すたびに嫌な気持ちになります。その都度、そのイメージは潜在意識に刷り込まれてしまうので、悪影響となってしまうので、わざわざ嫌な思い出に浸るのではなく、忘れてしまいましょう。その代わりに、うまくいったこと、楽しいかったこと、嬉しかったこと、これからの楽しそうなこと、などの成功体験を思い出しましょう。

成功体験を思い出せば、思い出すほど、潜在意識により刷り込まれていき、そのイメージが思考習慣となります。そして、心の一部となった成功イメージがあなたの人生を良い方向へと形作ってくれるのです。

“楽しかった思い出は何ですか?”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も幸せな一日をお過ごしください。

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