人は人と話すことができる。

普段、あなたは何を話しているだろうか？

仕事の話だろうか、趣味の話だろうか、うわさ話だろうか、、、。

私は人が話している言葉にいつも注目している。

「この人はどんな言葉を使うのだろう？」

そんなことを考えながら聞いていると、話している言葉から、その人の頭の中が見えてくる。

普段、何を考えていて、どんな行動をしているのか、が分かってくるのである。

そして、話す言葉は話している本人に強い暗示効果があることも分かるのです。

例えば、

「疲れた、もうやってられない」って言ってる人は本当に疲れている。というか、その言葉によって、自らをますます疲れさせている。だから、いつまでたっても疲れがとれない。

「疲れた」を連発する人は、その言葉によってますます疲れを強化して、「疲れ」のループから抜け出せないのである。

そういう人は、「本当に、疲れてるのだから、しょうがないだろ」と言う。「疲れる」のはみんな一緒。だけど、その後の言葉ひとつで結果は大きく変わってくる。

私の例で恐縮でありますが、

「ふ〜〜ぅ。よし、めちゃ頑張った。素晴らしいよ、お前は。よし、つぎ。」

私は、こんな感じで自分を褒め鼓舞している。

「疲れた、やってらんない」で終わってしまうと、その状態を引きずったまま、次に向かうことになる。それだと、疲れたままだからだ。

でも、
頑張った自分を褒め鼓舞する言葉で終わると、不思議と次に向かうエネルギーが出てくる。

頭の中で考えていることが言葉となり、その言葉が暗示となって身体にも行動にも現れるのである。

だから、普段、何気なく話している内容や言葉に細心の注意を払っているのです。

人を小バカにするように話す人は、その言葉で自分を小バカにしているようなもの。

人を認め褒めるように話す人は、その言葉で自分を認め褒めているようなもの。

マイナスの言葉か、プラスの言葉か、
どちらかにひとつである。

ならば、プラスの言葉を使った方がいい。

それでも、ついつい、マイナスの言葉を使ってしまいそうになる時もあるでしょう。しかし、そこは“グッ”っと堪えて、口には出さない。そうすることで、マイナスの言葉を使って話す機会が減るのです。すると、マイナスの言葉というゴミでパンパンになっていた頭の中が、だんだんとクリアーになっていくので、本当にやりたいことが見つかったり、夢を叶えるための筋道が見えてきたり、とプラスのことが起こってくるのです。

ですから、

普段から美しい言葉、力強い言葉で話すことを心がける。すると、それが身体にも行動にも、つまり人生にプラスの効果となって現れてくるです。

“あなたは普段、どんな話をしていますか？”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
いよいよ年の瀬。ステキな一日をお過ごしください。

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