人生は実験そのもの
毎日とは、宇宙に向かって小石を投げる作業
〜音楽評論家 きつかわゆきお〜
音楽を作るとき、仕事を作るとき、何か新しいモノを創造するとき、何が正解なのか分からないから、「これかな!?」ってことをやってみる。創造的に生きるとは、実験を繰り返す毎日であるということ。
このような話になると決まって出てくる発明王エジソン君。エジソン君の挑戦の話は耳にタコができるくらい聞き飽きてるかもしれませんが、やはり大事な教訓がありますので、お伝えしたいと思います。
発明王エジソンが電球を発明する際のこと、核になるフィラメントの素材を何にするか、これが問題でした。
木綿系でやってみた → NG
金属でやってみた → NG
動物の皮でやってみた → NG
植物でやってみた → NG
そんなこんなでエジソンは、電球を作るのに素材だけで6000種も試しています。6000回といえば、赤ちゃんのおむつ替えの回数に匹敵します。毎日、7回ずつ替えると、1年間で2555回。2歳過ぎに卒業する計算で、ズバリ6000回です。
さすがのエジソンも6000回も実験するともう試すものがなくなってきた。そんなとき、ふと、顔をあげると机の上にあった竹の扇子が目に入った。竹をフィラメントに使ってみると、なんと200時間も灯ったのです。こうして、世界中に灯りをもたらした電球は生まれたのです。
私たちは普段、
さまざまな悩みを抱えて生きていますよね。
「何に向いていて、何に向いていないか?」「サービスは、ヒットするか、しないか?」「この道は正しいのか、間違っているのか?」
これらの答えは手を出して、やってみて、経験して、初めて、分かるものですよね。
何度も何度も試してみて、「これは自分に向いていたな」「これは、どうやらダメそうだ」など、正解が見えてくるもの。やる前から分かっていたら、いいですけど、、、ね。
『分からないから、やる。分かるまで、やる』
まさに、人生は『実験』ですね。
今日も軽い気持ちで
世の中に向かって小石に投げかけよう。
それでは、
今日も素敵な一日をお過ごしください。
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