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ラグビー日本代表と潜在意識

ラグビーワールドカップ。

2019年9月から日本で開催されるラグビーワールドカップまで残すところ4ヶ月となりました。前回の2015年イングランド大会でラグビー日本代表が世界を震わせたのは記憶に新しい。ワールドカップ2度の優勝を誇る世界ランキング3位の南アフリカを破ったのである。予選ラウンドでの成績は3勝1敗。奇しくも、決勝ラウンドには進めなかったが、日本の快進撃を世界が讃えた。。それまでの成績が、1勝21敗2分だったので、完全に化けたのである。

では、なぜ化けることができたのだろうか?

最大の要因は、監督にエディー・ジョーンズを起用したことでしょう。彼のコーチングが卓越していたのである。そのコーチングの一つに潜在意識を活用するという方法がありました。

ラグビー日本代表を化けさせるために使った潜在意識の活用テクニックがこれである。

エディーは日本代表には勝利する力が備わっていることを知っていました。しかし、その力は眠ったままであった。それを、目覚めさせ最大限の力を引き出すために、シンボル・マークを作ったのです。

このシンボル・マークは日本代表の長所を表したもの。侍の目と忍者の身体。侍の目は、わずかな隙も見逃さない、鋭い目。忍者は敵の目を盗み、目にも留まらぬ速さで走る。つまり、機敏さとスピード、わずかなチャンスも逃さない抜け目なさ。これが、日本の強さだと見抜き、それを伸ばして勝利すること。それを、ジャパン・ウェイとして選手に浸透させていったのです。

このジャパン・ウェイ・シンボル・マークを事あるごとに選手たちの目に入るようにしたのです。チームの中で渡される、どんな小さなメモにもこのマークが印刷されるようにしたのです。シンボル・マークが何度も何度も繰り返し選手たちの目に入るように工夫し、選手たちの潜在意識に働きかけたのです。

エディーの著書「ハードワーク」には、このように書いてあります。

「潜在意識とは、パソコンに例えると、履歴書のようなものだ。私たちは、見たり聞いたりしたものを、自ら覚えようとしなくても、どんどん蓄えていきます。私たちが、忘れていると思っていることでも、ほとんどがそこに貯蔵されているのです。それがものの考え方や見方を形作り、さまざまな行動として表れるのです。そこに、繰り返し同じメッセージを送ると、人間は無意識に、そのメッセージどおりの行動を取るようになるのです。」

潜在意識の性質も活かしつつ、選手たちの能力を目覚めさせ、世界を震わせた南アフリカ戦での勝利をしたのです。

“どんなメッセージを繰り返していますか?”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も幸せな一日をお過ごしください。

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