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夜と眠りと潜在意識

夜は偉大なる消しゴム。

睡眠は生命力回復に、重要な意味がある。

朝目覚めて、ゆっくりしているわけにはいかない。ゆっくりしたいけど、仕事に行かなくちゃならない。パンを片手に駆け足で、家を出る。満員電車で、会社までの道のりは、座ることもできない。会社につけば、上司、部下に気を遣い、割りに合わない仕事を割り当てられる。その安月給の中、家族のために使うお金がほとんどで、自分のために使うお金はない。家に帰っても、心の休まる場所がない。そんな欲求不満な毎日を過ごしているのなら、生活の中で感情は傷つけられ、心は弱ってくる。

誰もがそんな毎日を過ごしたいとは思わない。自分のやりたいことを思う存分やって過ごしたいはずだ。でも、現実世界ではそうも言ってられない側面も存在する。

頭を使い、気を遣い、人の精神はひどく消耗される。頭疲れ、気疲れ、である。この疲れを回復させてくれるのが、睡眠である。

仕事に心を使うのは、当たり前として、夜の癒しの時間まで、精神をひどく消耗している人がいます。朝から寝るまで心が消耗され続けたら、いつ休まるのであろうか。心が休まるときがなければ、生命力の補給がされないのである。スマホでいえば、充電器に本体を繋いでいないのと同じである。充電がされていないスマホを起動させようとしても動かないのと同じで、生命力が充電されていない心と身体で頑張ろうとしても、力は出せないのである。

夜は、本能も、感情も、思考も休息している。その間に脳の疲労物質は処理され、活動エネルギーは補給され、脳の神経細胞の機能は回復するのだ。悲しみも恨みも、充分睡眠すると、薄れていくのです。

以前、私はものすごく会社に腹が立ったことがありました。その夜、会社への文句、愚痴、怒りなどを吐き出して書いたのです。そして、次の日、その書類を提出しようとしました。朝、起きて、それを読んだとき、「なんて、バカなんだ」と思い、ゴミ箱に捨てました。その夜、充分睡眠したことにより、朝には欲求不満が解消されていたのです。

会社に果たし状を出しそうになるくらい大きなストレスがあった原因は、ただの睡眠不足であったのです。

激しく揺れる感情も夜に充分熟睡すると、薄れるのです。夜は偉大なる消しゴム。肉体的疲労も心理的消耗も、熟睡のなかで消えてゆくもの。その睡眠の時間まで、心を悩ませていたら、充電がされないのです。

ですから、夜は、昼間の心の消耗を引きずらず、ストレスから心を離すことが大切です。そして、寝る前は楽しいことを考える。すると、その楽しさが潜在意識に反映され、より質の良い睡眠ができるのです。質の良い睡眠ができると、生命力の補充も良くされるようになるので、日々に活力が戻ってくるのです。

睡眠時間は人生の3分の1。楽しいことを考えながら眠りにつく。それによって、睡眠の質を高めること。それが、人生を好転させる一つの秘訣なのです。

“今夜、何を思いながら眠りますか?”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も幸せな一日をお過ごしください。

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