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2歳息子と園長先生

息子は現在、プレ幼稚園に通っています。


初めて参加した時のことなんですが、帰宅してから

幼稚園にも園長先生いたね

と、不思議そうに言いました。


(初回ということで、園長先生からの挨拶があった)


それを聞いて、これまでの息子にとって園長先生って、保育所の園長先生しかいなかったんだと気づきました。

息子が「園長」という言葉の意味を理解しているのかどうかはわかりません。


苗字や名前の一種だと思っている可能性もあります。


でも、なんにせよ息子にとっての園長先生って、世界で一人だけだったんだ。


そう考えると、なんかすごいなぁと思えてきました。


息子は「幼稚園にも園長先生がいる」ということがよほど衝撃だったらしく、2回目のプレの時にはすっかり園長先生のことを認識していました。


しかも、帰ってから「園長先生がバイバイしてくれたね」などと言うので、園長先生のことが好きになった様子でした。


息子は他の先生方のことも嫌いではないようです。


でも、元気よく話しかけてくれるので、まだ少しビビっているのだと思います(笑)


息子はどこに行ってもそうなのですが、一歩引いた状態で見守ってくれる人に少しずつ心を開いていくという、まるで猫みたいな感じです。


だから、いつもひっそりと現れて、ニコニコしながらみんなの様子を見ている園長先生はすごく安心できるんだと思います。


話しかけても、優しく穏やかに答えてくれるし…


まぁ、他の先生方とは役職が違うんだから仕方ないのですが(笑)



そんなわけで、息子にとっての園長先生はこれで2人になりました。


些細なことですが、こうして子どもの世界は広がっていくんだなぁ、ということをしみじみ感じた出来事でした。


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