絵本で見たことが現実になった!【重機パラダイス】
昨日に引き続き、自宅前の私道を工事していて、重機大好きな2歳の息子が大興奮している話です。
工事中はショベルカーの他に、ローラーも来ていたのですが、我が家にはこういう絵本があります。↓
今回の工事中に初めてローラーを見た時、私が「絵本で見たローラーだよ!!」と言うと、息子はすぐさま釘付けになりました。
この絵本の内容を簡単に説明すると、ローラーがゆっくり道をならしながら走っているのを、何台もの車が「じゃまだよ」とか「遅すぎじゃね?」などと、バカにしながら追い越していきます。
ローラーは気にせず、自分のペースで仕事を続けていくのですが、進んでいった先でさっき追い越していった車たちが故障して止まっており、「でこぼこ道はパンクするから困る」などと嘆いています。
ローラーは顔色一つ変えず、「ゆっくり直していきなさい」と声をかけて、さらに進んでいきます。
すると、そのうちに修理の終わった車が追いついてきて、「ローラーがならしてくれた道は平らで走りやすいよ、ありがとう」と感謝し、再び追い越していきます。
それでもローラーは淡々と自分の仕事を続け、ゆっくり帰っていきました、というところで話が終わります。
古い本なので、言葉の表現とかまあまあひどいです。
現代だったら、だいぶ内容が差し替えられるのではないかと…(笑)
だけど、ローラーがでこぼこ道をならすというとても大事な仕事をするということと、一見わかりづらくてもめちゃくちゃ人の役に立つ仕事もあるから、見た目だけで判断せず他人を尊重しましょうね、というメッセージが込められているのはとてもいいなぁと思います。
今回の工事で使われているローラーは、絵本に出てくるものより小型のようですが、やっていることは同じです。
ローラーは私と息子の目の前を行ったり来たりし、砂と土で凸凹になった地面をならしていました。
そしていったん横に移動して作業をやめたのですが、外の道路から、あるお宅の車が入ろうとしているのが見えました。
私道の奥にあるそのお宅には歩行が不自由な方がいるので、やはり家の前まで車で行く必要があるようです。
するとローラーが再びやってきて、道を少しならしてから、待っていた車を中まで通しました。
私は絵本と同じような展開を目の前で見て、びっくりしました。
そして息子に、「ほら、ローラーがでこぼこ道を直したから、車が入れるようになったよ。絵本と同じだね!」と言うと、息子は真剣な顔で頷きました。
その日の夜、息子は「のろまなローラー」の本を持って、「ローラーさん、ガガガガガ〜ってしてたね」と何度も言いました。
また、翌日以降は窓際に立って、絵本と本物のローラーを見比べている様子も見られました。
息子は今回の工事のおかげで、ショベルカーだけでなくローラーのことも大好きになったようです。
先日のドラゴンフルーツの件もそうでしたが、絵本で見た光景を生で見られるって最高の体験だなぁと思いました。
私道の工事は、もう少し続くようです。
なんか、息子のことを思うと終わってほしくないような…(笑)
すでに、ロスが怖いです(笑)(笑)
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