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2023年、一番良かったことって?

少し前、忘年会をやった時に「今年一番良かったことって何?」という話題になりました。

私は、とりあえず頭に浮かんだ

  • ソロでコンサートを開催できた

  • 演奏活動もそれなりにできた

  • 友達と出雲旅行に行けた(出産後初めて家族以外の人と遠出した)

というようなことを挙げました。


これらは全て、本当に良い思い出です。


でも、どれが一番かは決められないなぁ…と思いました。


帰り道、一人でそのことを考えていて、何だろう…何か違う気がする…と、ずっと思っていました。


そして帰宅し、私は自分が今年書いてきたnoteの記事を見てみました。


すると、↓の記事が目に入り

あったじゃん!!!と思いました。


これは2月、前述の友人との出雲旅行の帰り、上野〜仙台間を常磐線の特急列車「ひたち」に乗ったっていう記事です。


鉄道好き(にわかですけど)の私が「よっしゃあああ!!!」ってなる出来事でした。


この記事をあらためて読んでみて、私の求める"良かった"ことってこういうやつだな、と思いました。


ちなみにこの記事は、投稿したらnoteで"おすすめ記事"として取り上げられ、たくさんの方に読んでいただけるというスゴいおまけ付きでした。


そして、この「ひたち」の記事を基準に考えると、これも同じような"良かった"ことだな、と思いました。↓


こっちは今年、仙台の緑化フェア会場となった追廻地区の歴史を辿る展示会で、盛りだくさんすぎる内容とノスタルジックな空間が本当に良かったです。


結局一度しか行けずに期間が過ぎてしまいましたが、歴史をガッツリ学んで知的好奇心が満たされた感動と、本気で昭和の時代にタイムスリップしたみたいだった心地良さが今でも鮮明に蘇ります。


"ひたち"と"追廻の展示会"、この2つに共通するのは、

自分の好きなことを誰にも邪魔されず追求できた


ということかな、と思います。


私は今年、タロットと占星術という2つの観点から自分を見てもらうイベントに参加したのですが、そのとき実はめちゃくちゃマニアックである、と言われました。


そして、マニアックすぎるから万人受けはしづらいかもしれないけど、マニアックな方向を突き進んだ方がいいというアドバイスを受けたのです。


話を戻すと、つまり先ほど挙げたひたち(鉄道)と展示会(近代史)はまさにそれだと思うのです。


誰とも共有できなくていいし、むしろ邪魔しないでくれと思うくらいのもの。


もちろん、演奏活動とか旅行とか、周囲の人たちと楽しむものも大切で、なくてはならないものです。


例えるなら、「仕事と私、どっちが大事なの?」みたいな問題ですね。


それはそれ、これはこれ、という。


ただ、やっぱりマニアックな面をプライベートでのみ発揮するのではなく、いつか音楽活動とうまくつながればいいな、とも思います。


…ここまで書いて、今年の良かったことを考える作業は、自分がどんなことに価値を感じるかを知ったり、今後の自分の生活をより充実させるヒントを見つけたりするきっかけになるんだな、と気づきました。


ちなみに今年書いた他の記事を見ていくと、ベランダでいちごを育てたとか、大好きな俳優さんを舞台で観れたとか、どれが一番とは決められないくらい良いことがたくさんあったことにも気づきました。


自分の感覚としてはつらいことがたくさんあったように思うので、「良い年でした!」とは言い切れないのですが、実際はそうではないかもしれないらしいです。


なので、noteで記事を書いていてよかったです。

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