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続・干し芋は自分で作れるのか?

1週間ほど前に、干し芋作りに挑戦した記事を書きました。


記事を書いてから、すぐ2回目の挑戦に取りかかりました!


結果的に1週間かかり、内容が盛りだくさんになったので、今回は時系列でさつまいもがどのように変化していったかを紹介します。


そして次回、干し芋作りに挑戦した感想を書きたいと思います。



0日目・準備

まずはさつまいもを買うところから。

これだけ入って298円


また同じ店で買ったので、前回の"バカでかい198円"のさつまいももありましたが、今回は反省を生かして適度な大きさのものを選びました。


その結果、


我が家の圧力鍋にピッタリおさまりました。


まだ入るようだったので、一本追加。


フタをして、10分加圧してみました。


数十分後。

画像には写りませんでしたが、ものすごい湯気です。


熱いうちに皮をむきます。


前回よりもスルスルむけます!


実がちょっと白っぽく見えますが、火はしっかり通っているようです。


粗熱をとってカットし、ザル(百均の収納トレー)に並べます。



いい感じ。

まずそうには見えません。


比較のために、前回の画像を載せます。

火が均等に通りませんでした


差は歴然です。

そして試しに、カットしたさつまいもの端っこを食べてみたら、しっとりしてすごく甘くなっていました。

圧力鍋すごい!!!!!


このまま全部食べてしまいたいくらいでしたが、"これを干したらどうなるのだろう"という興味を無理矢理持つことにして、やめました。


1日目・雪

下準備が終わった時点で朝の11時頃だったので、早速干してみることにしました。

洗濯ネットに入れています


…しかし2時間くらい経った頃、雪が降っていることに気づき、あわてて取り込みました。


降り始めてから少し時間が経ってしまっていましたが、干し芋は洗濯ネットに守られて無事でした。


この日は結局、これ以上干せませんでした。



2日目・寒い

前日に降った雪は軽く積もり、私の住む地域では今シーズン初積雪ということになりました。


空はスカッと晴れていて、そしてめちゃくちゃ寒かったです。


私は朝からさつまいもを干し始めました。


夕方に取り込みましたが、特別変化はありませんでした。



3日目・困惑

この日もだいぶ寒かったです。

見た目は特に変化なしです。


前回は2日間しか干さなかったので、比較のために食べてみました。


初日に味見をした時のおいしさはそのままですが、ただ冷やされただけって感じでした。


これだったら、ふかしてすぐ食べるほうが効率的です。

また、前回は2日干した時点で「干しましたよ!」という独特の味(←いまだに何と表現すべきかわからない)を感じたのですが、今回はあまりわかりませんでした。


前回より水分が多くて、簡単には抜けないからでしょうか。


私は、明日以降も干すことにしました。

明日だけでなく、今回は干せるだけ干そうと思いました。


4日目・変化と別れ


少し表面が乾燥してきたかもしれません。


味もちょっとだけ、「干しましたよ〜」という感じになりました。


これは明日・あさってと干していったら、前回見れなかった景色が見れそうです。


ちなみにこの日の朝、前回作った干し芋を食べようとしたら、一部がカビっぽい色になっていました。


夫に見せたら「うーん…」という反応で、私は理系出身の彼にカビや腐敗の判断を全面的に頼っているため、泣く泣く処分することにしました。


5日目・希望

毎日試食しているので、少し減ってきました。


また、それだけでなく、一つ一つのサイズが少し小さくなったように感じます。


この時、私はようやく「干して水分が抜けるってことは、小さくなるんだ!」と気づきました。


ということは、やはり前回のような大きいさつまいもを使う方がいいのか…?


私の「自分で作って安く済ませたい」という、ケチな性格が出てきてしまいました。


6日目・学び

毎日の試食は夫と息子もしているので、まだ完成してないのに地味に減っていきます。


そして、昨日より水分が抜けてまた小さくなったため、一気に少なくなった感じがします。


「こんなに小さくなっちゃうの…」と思いましたが、食べてみると表面が全体的に乾燥していて、だいぶ干し芋らしくなってきました。


私が参考にした干し芋作りのサイトでは、"最低2日干せばOK"とありましたが、私の求めるクオリティにするには4〜5日は干した方がいいんだな、と思いました。


さつまいもの質や天候、干す環境にもよるとは思いますが、ここまで来てようやく変化を感じたことで、「前回の自分は、たった2日干しただけで何を分かったつもりだったのだろう」と恥ずかしくなりました。


7日目・完成

食べてみると、前日よりまた表面の乾燥が進んでいました。


干し芋独特の、あの「干しましたよ〜!」という味もよく出ています。


しかし中はしっとりしたままで、粉を吹いて固くなった干し芋を食べる時のように「ムキーッ!!」とすごい顔をして噛み切る必要はありませんでした。


私はこれがベストな状態だと判断し、この日で完成とすることにしました。


詳しい感想は次の記事で!

この1週間、幸いにも晴天が続き、結構いい環境で干し芋作りに挑戦できました。


その結果、さまざまな学びや気づき、気持ちの変化などがあったので、次の記事でじっくり書きたいと思います。


今回の記事は以上です。


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