仕事を作り出して、苦しめさせる

「今日の仕事は苦しいですか」が品川駅の朝のラッシュ時間に出てから1ヶ月。思うところがある人もない人も、あれから何か変わりましたか?

私はこの言葉の中に様々な言葉が省略されていたと思います。
今日の仕事も毎日同じ場所で同じ時間、同じ人、やること同じだと苦しくないですか?の方がもっと深く考える人が出てきたのではないだろうかと思いました。

人は一生の中で40年近く、それ以上仕事と寄り添って過ごしていかないと、生きていけない。しかしその仕事では辛いこと・苦しいことが多い。もちろんやりがいや楽しいと思えることも多いだろう。

私が歩んできた人生の中で、やりがいがあって楽しい仕事があったかというとあまり多くはなかった。それは選んでこなかったというのもある。これは自分の責任でもある。

私と同じように流されるように仕事をしている人も多いのではないだろうかと思います。確かにそこに落ちているような仕事でもすれば、死なないようにできている日本。

食べ物には不自由しないし、週2日は休めるところも多い。

日本は過保護なのかもしれない。

「長期」「安定」に惑わされる。
本当に長期で安定的に仕事があれば、安心して苦しくない仕事ができるだろうに。しかし今は物価は上がり、貧困差が広がっているのに、同じ給与の場所に本当に長期安定を企業が提供しているのか。

しかも物は安価に売られて、ものが溢れている。
人が今欲しがっているのは暇な時間を埋めるためのサービス。それを新規事業として仕事を作り、できなければ淘汰され苦しめている。

やりたい仕事でなかったら、苦しみの循環ではないだろうか。
早く自分が心からやりたい仕事を見つけるため、1円でも自分で稼げるように仕事を見つけるべきだと思う。