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【日本酒】日本酒チャートについて~熟酒編~

【ベン図】日本酒解説2

【熟酒】熟成タイプ

今回は、日本酒チャートの右上に位置する「熟酒」についてご紹介します。茶色や黄色といった他のタイプにはなかった外観を持ち、複雑でさらに凝縮された深みのある香り、粘性が高い飲み口が特徴となっています。
ドライフルーツ類やナッツ類、スパイスなどに例えられます。

該当する日本酒としては、古酒や熟成酒、秘蔵酒などです。

飲用温度

【適した温度:15〜25℃、35℃】

体を温める特徴のある日本酒のため、基本的には冷やさず常温または燗で飲むことが多いです。

香りの表現

「黒糖・黒蜜」「干しぶどう」「ピーナッツ」「トリュフ」「シナモン」「スモーク」「昆布」

相性の良い料理

空気が冷たく乾燥する冬の時期には、保湿効果が高くさらに体を温める効果のある食品類が好まれます。こういう時期には体を芯から温めてくれるような熟酒は最適と言えます。
例えば、切り干し大根の味噌煮などいかがでしょうか。ホクホクで味のしゅんだ大根を、深みがしっかり凝縮された古酒でいただくなんてとても贅沢なのではないでしょうか。

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カマンベールチーズや生ハムなども「熟成感」「凝縮感」が熟酒とマッチして良いかと考えます。

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熟酒の例

・新亀 初孫(埼玉)


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これで日本酒分類チャートは終了となります。
ぜひとも当記事を参考に、日々の日本酒ライフを楽しんでいただけると幸いです。

ぷらずまいこ


参考:NPO法人FBO『日本酒の基』



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