ポラライズすることとターンでオーバーベットすること
前回の記事で、私達はスノーウィーがベットが大きい時と小さい時のどのように私達の決断を助けるかを見た。ここでは私達は少し掘り下げてオーバーベットを見てみよう。
オーバーベットはNLHEで新しい戦略ではない。プラーラド・フリードマン、彼が最初にこの戦略をもって10年前のハイステークスキャッシュゲームを粉砕したポーカースターとして知られている。そしてイシルダー別名ビクター・ブロムがこの戦略を一般的なものとした。
今日ではリバーのオーバーベットはレギュラーの間ではむしろ一般的です。しかし、オーバーベットがリバー以前のストリートで見られるのは非常にハイステークスのキャッシュゲームとHUのみである。この記事では深いハンド分析を経て、スノーウィーの正しいオーバーベットを理解します。
私達には次のようなシチュエーションがある
HeroはUTGで6maxに座っている。ブラインドは1/2でエフェクティブスタックは100bbだ。HeroはJdTdで7ドルのオープンをした。彼のレンジは {AA-66,AK-AT,KQ-KJ,A9s-A3s,KTs-K9s,QJs-Q9s,JT-J9s, T9s}。BBがコールした。
フロップはKc 9d 4h のレインボー。ポットは15ドル。
このボードはどちらかと言えばドライでUTGのレンジにとって好ましい。ほとんど何も考えずにすべてのレンジでCBを打つ。それは確かに有益なことだが最適なプレーからは程遠い。スノーウィーはむしろベットレンジをポラライズさせ30%ほどのチェックバックレンジを持つことを好む。
このような戦略の利点は何ですか?
1.チェックレンジにおいて
スノーウィーがチェックバックするのは、ショーダウンバリューのあるハンドだが十分に強くなく、例えあったとしても複数のストリートでバリューを取れない全てのハンドです。 すなわち
TPWK:KTの86%とKJの20%
KK以下のペア:QQ-TTと88-66
(セカンドペア or ボトムペア)+BDFD:例えばTh9hまたはAc4c.ターンでツーペアになったりフラッシュドローになったりするハンド
強いエースハイ:AQ、AJ
中程度の強さのハンドでCBを打たなければ敵のレンジを広く保つことが出来る。これらのハンドはチェックで回った場合ショウダウンするチャンスが有ります。そうでない場合は、それらのほとんどが十分に強いか、敵がターンやリバーでベットした時にブラフキャッチを向上させることができます。
2.ベットレンジにおいて
もしHeroがオープンレンジの100%でCBを打てば、敵はトップペアで収益性の高いチェックレイズができ、それによって広いレンジでブラフレイズも出来るようになります。スノーウィーのCBレンジは遥かに強く、レイズに対して準備ができています。
実際のハンドではHeroはジャックハイです。BDFD及びGSSDを持っているにも関わらず、SDVは無くブラフとしてベットすべきです。
この時点で大きくベットする必要はありません。お互いのレンジはかなり広く、IPのHeroは70%ほどの高い頻度でベットするだろう。彼はバリューのためにベットする時、ブラフのコストを最小化する時、いくつかの作用を望んでいる。
私達は前回の記事で見てきたように、彼はハーフポットベットをしなければいけない。
Heroは7.5ドルをベットしてBBはコールした。
ターンはAs,ポットは30ドル。
Aはバレルのためにいいカードであることが知られている。そして実際、敵がAハイでコールしていたことは殆どありません。標準的なプレーとして、ポットからハーフポットの間でダブルバレルするだろう、しかしそれはスノーウィーの戦略ではない。ここではダブルポットを打つ!
スノーウィーはベットレンジをポラライズし続け、BBが全スタックをプレーすることを誘う。ゲーム理論ではこれはアグレッサーがポラライズされたレンジでベットしてコーラーのレンジがキャップされた時に最適な戦略です。それは、まさにこの状況です。敵はナッツを持つことができません。彼のレンジの中でベストハンドは9のセットで、彼の最も多く持ってるハンドはワンペアです。
オーバーベットはいくつかの報酬が生まれます。
・敵がフロップトップペアだった場合最大限のプレッシャーをかける。
・レバレッジ効果がある。敵はターンでこのような状況にさらされると知っていた場合、フロップでライトにフロートすることができません。
・Heroのトップレンジで、SRPなのに大きなポットをプレーできる。
この戦略の主な欠点は、Heroはシンバリューでダブルバレルできなくなることです。私達がフロップでAハイをブラフしてトップペアバッドキッカーをターンでキャッチした時、そこには大きな取引はありません。チェックバックすることで我々のリバーブラフキャッチレンジを補強しますし、私達は敵がリバーで再度チェックした場合2回めのバリューを得ることができます。
このターンでは、スノーウィーはAKでバリューダブルバレルしないでセットのみでバリューダブルバレルを打つだろう。しかし、いいツーペアは固い相手や不審な相手に対して十分に強くなければいけない。スノーウィーのブラフレンジはクイーンハイやジャックハイのコンボが含まれていてショーダウンでチャンスを持っていないが、ガットショットをヒットした場合敵をスタックすることが出来る。
スノーウィーがターンダブルバレルをオーバーベットする多くのシチュエーションがあります。私はスノーウィーで学んだ全てのことから、これが最も顕著であった。しかし、この戦略は理論的に正しい、そして私はこれがどんなレートでもあなたの素晴らしい武器になると確信しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?