ほしと

ここは吹き溜まり。書き散らすだけ書き散らすだけの場所。続きも無ければ終わりも無い。

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最近の記事

記録

朝起きて今日は仕事を休むことに決めた。 シャワーを浴びて昨日の夜コンビニで買ったフルーツミルクを飲む。 私の家はとても静かだ。けれど静か過ぎなくてそこが気に入っている。 今日の私の予定は午後からなのでそれまでは家でゆっくり出来る。ゆっくりとした時間をどうしても受け入れられない時があって、何もしないことに罪悪感を抱いてしまうこともある。 けれど何もしない、というのは生きる上で必要なことだったりする。 部屋はすぐに散らかってしまって脱いだら脱ぎっぱなしや、食べたら食べっぱなし、洗

    • 窓を眺める人

      囚われの身で窓の外を見る。窓には電車が走る。 窓は開かず、音も聞こえず、ただ見ることしか叶わない。 規則正しく電車は走る。 ほら、また来る。よく見ると人が乗っている。 私とは違う世界の人のようだ。 窓の外をぼんやりと眺めていると、あまりの現実感のなさに映像でも見ているかのようだ。 天気も変わる。バスも走る。歩く人の姿はあまり見られない。 私はずっと窓の外を見ている。囚われの身として。

      • 無題

        高速の下を歩く。ただ歩いていたい。何も考えなくて済むから楽なのだ。 考え込みたくないからひたすらに歩く。 街中を歩きたくない。色々な人が歩いている。皆楽しそうで充実して見える。 一人の人もいるが、みんなして誰かと一緒に歩いている。 それがなんだか見ていて苦痛に感じる。 みんな良いことしてやがるな。そう思う。 私は一人だけこの世界から突き放された気持ちにされる。 それがどうしても嫌で極力街中を歩きたくない。特に人が多い場所は私の孤独が浮き彫りになるようで耐えられない。 だから夜

        • 日記

          2ヶ月くらいくすぶり続けていた。今もあまり変わらないけれど。何というかただ生き続けるだけでいいなら、全然問題なかった。きっと世の中そういう感じになっているのだ。今のわたしはやりたいことがわからない。わたしにとって仕事とは何なのかとよく思う。やりたい仕事なんて全くできていない。 人に誇れるようなことなんてできていない。ただわたし自身にも生活はあるので、仕事は基本的にしなくてはいけない。できるだけ人の役には立っていたいなと自分では思っている。 お給料だってもっと欲しいし、もう少し

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        • エッセイ
          14本

        記事

          淘汰される人類

          ある妄想に囚われている。 妄想は浸食する。一雫の妄想はやがて広がっていきその人の全てとなる。 人間も脱皮するのだ。昨日の私はもうどこにもいない。 科学は進化した。これから先も進化し続けていくだろう。私たちの暮らしは快適になって幸せな日々を送ることができるだろう。そう言うふうに考えられている。 設問1:人間が人間であるために必要な要素を挙げよ 人間(ヒト)、これは通称だ。正確には「哺乳類サル目ヒト科」 ホモ・サピエンス・サピエンス 人が決めた人の分類。人間が纏めた

          淘汰される人類

          日記と物語の中間点

          兵隊が脱走したいのは死ぬかも知れないから。囚人が塀を越えようとするのは罪を逃れたいから。私がこの部屋から出たいのは…… この部屋に入ってから今日で二日目になる。この部屋にあるのは生活に必要なものが全て、手に入れようと思えばなんでも手に入る。僕の一日は大概テレビを見ている。正確にいうとつけたままにしている。テレビをつけたままにしてスマホの画面を覗いている。そういう感じに過ごしている。別に変わったこともなく他の人達もこのように過ごしていることだろう。 ある日僕たちは大きなバス

          日記と物語の中間点

          心のごちゃごちゃ

          何がしたいのか、自分が今どこに向かっているのかわからないままに毎日生活をしている。生活を送っているというよりも時間が過ぎて、過ぎていく時間に相応しいように私が振る舞っている、という感覚に近い。 書くことでお金を稼ぎたいというのは今も変わらないが、いざ目の前にして見ると何処から手を付けたらいいのか分からなくなる。 文章を私は書けなくなった。何を書いていいのかわからない。 書くことに対して特に目的意識が無いから。 好きなものとお金を結び付けたくは無かった。 結び付けてし

          心のごちゃごちゃ

          夜は静かで寂しいね

          夜、空気清浄器の低音と時折響く冷蔵庫の低く唸る音 デスク用の蛍光灯の簡易的な灯に反射して飛ぶ埃を目で追いながらふっと息を吹きかける 埃はびっくりしたようにくるくる回って影に吸い込まれ、もう私は目で追うこともしない 疲れちゃったんだ。なんて言いながらソファに突っ伏す。 夜は好きなんだけどね、少し寂しいよね 泣きたいんだけど、ほらね、もう大人になっちゃったからうまく泣けないんだよ もう一人の私よ、助けておくれ

          夜は静かで寂しいね

          セックスのハードルって大人になれば低くなると思ってた。セックスは大人のすることだからだとずっと思ってた。今はそれが逆だと思えるくらいには大人になれた。

          セックスのハードルって大人になれば低くなると思ってた。セックスは大人のすることだからだとずっと思ってた。今はそれが逆だと思えるくらいには大人になれた。

          言語化したいことが沢山あるんだけど、出来ないままになってる。一つ一つ言葉に落とし込んでいきたい。

          言語化したいことが沢山あるんだけど、出来ないままになってる。一つ一つ言葉に落とし込んでいきたい。

          言葉にすることも憚れるような言葉を紡ぎたいと思うけど、あんまりにも気持ち悪過ぎてどうしようもない。感覚ばかりを弄ぶ。吐き出したくてしょうがないのに。

          言葉にすることも憚れるような言葉を紡ぎたいと思うけど、あんまりにも気持ち悪過ぎてどうしようもない。感覚ばかりを弄ぶ。吐き出したくてしょうがないのに。

          もう会わないであろう面影に今でもしがみつくことがある。

          もう会わないであろう面影に今でもしがみつくことがある。

          覚え書き

          生きていて偶に悲しくなる時がある。死にたくなる時がある。 そんなことがきっとこれからだってずっと続く。 生きる為なら逃げて良いと思う。但しそれは生きるために限る。 注釈として、それは決して甘えでないことを添える。 声で上手に伝えることが出来ないから、せめて文字にして伝えた。 同じ言葉として信用してあげた。ごめんねって思いながら。 色んなことをすぐに忘れてしまうから一つ一つ丁寧にしまってあげた。 絵や写真は偉大だと思う。消えてしまわないし、目に見える。だから信用できると思った。

          覚え書き

          日記

          最近になって徐々に色々なことの辻褄があうようになって来たと思う。間違えだらけだった過去の時間が無駄になってはいなかったのだと思った。残念ながら上手く行かなくなってしまった元友人との時間だって、想いを伝える程でも無かった淡い恋心だって、一応昇華してあげられたのかも知れない。ずっと一人だと思っていた私は結局一人では無かったのだと今年になってやっと気がつくことが出来た。愛されていなかったはずの家族から実は愛されていたと教えてもらえたのは二十歳になってからだったし。色々な大事なことに

          私は私がわからない

          「自分で自分のことをわかっていて、的確に分析できる人」って凄いと思う。     「自分を客観的に見ることが出来る人」って大人だと思う。 私は自分のことを自分で分からない。心のことも体のことも。そんな中での私の判断基準は信用できるかどうか。感覚的に信用できないなと思うともうダメで、そんな私は私を信用しきれない。自分は矛盾していることがとてもダメで、そこには自分も他人も関係無い。でもどうしても矛盾してしまうのが人間で、もうそこからして矛盾してしまうからなかなか生きづらい。 私は

          私は私がわからない

          焼肉パーティーでお肉が食べられない

          「他人が肉をさらった後で、あの肉は焼けていたんだと知る」 私は箸を伸ばすタイミングが分からない。 皆で一斉に突っつく系の料理はだから苦手。シェアをすること自体は別に大丈夫。ただお皿に分けたりすればいい。でも、よーいドンで食べる系で私はいつも皆と同じようにスタートを切れない。 「お肉食べ過ぎてない?」「偏って焼いちゃってない?」とか他の人とのバランスとかそんな一々考えなくてもいい様なことを一々考えてしまう。 「あのお肉そろそろ焼けたよな~」とか思っても直ぐには箸を伸ばせな

          焼肉パーティーでお肉が食べられない