#24 スペシャリストといえるものを

人間ってやっぱり保守的なもので
家族とか守るものがあると、もっとで
もし、現在の職から離れることになったら
目先の安定であるとか
収入がとにかくある程度の額をもらえるものとか
時には、次に選ぶ職の分野が
行き当たりばったりになってしまうことが
よくあるものです。

あまりその場しのぎで
行き当たりばったりで
やることを決めていってしまうと
ある程度の年月を経て振り返ってみると
何にも残るものがなくなってしまいがちです。

20代や30代なら
まだ行き当たりばったりでも
何とかやっていけます。

でも
40代以降になったときに
自分にコレといったものがないと
新しい組織や職場に入ったときに
20代や30代のただの下のポジションで
働かなければならなくなってしまいます。

40代になるまでに
大切なことは
スペシャリストを持つこと
だと思います。

自分はこのことについての
スペシャリストです。と
一言でいえるようなものを
意識して築いていっておくことが
大事だと思います。

そのためには
20代、30代のうちに
関心があることは片っ端からやってみて
実際に触れてみるとどんな感じなのか実感してみて
自分に合うもの、合わないものというものを
理解していくことが必要です。

そして
自分がスペシャリストといえるものを
これにしようと決めてかかる。

社会全体や
これからの社会の流れや
みんながどんなことをやっているのかを
知ろうとして
自分なりに分析してみるのも必要です。

その中で
自分はどういう立ち位置をとるか
どういうポジショニングをするのか
どういう風にキャラクターをつけるか
どういうアイデンティティーをとるのか
そういう風に
自分をマーケティングしてみるという
考え方も有効であると思います。

そこで
何をスペシャリストとして持つのか
決める。

そういった戦略的に
物事を考えてみるのもいいと思います。

この世の中は世知辛いものです。
特徴のない何でも屋は
20代や30代のうちはまだいいですが
40代以降になると厳しいものになります。

40代以降は
これがスペシャリストだというものを持つ。
そう意識して過ごすことが肝要です。

先述したように
難しく分析しなくても
自分が自然に関心が沸くものや
興味や好奇心を持てるものでもいいと思います。

理屈じゃなく
自分が自然にこれがいいなあと思えるものが
大切です。

時間が経つのはあっという間
あっという間に40になってしまいます。
それまでに
現在勤めている会社で安泰でやっているとしても
個のチカラを常に上げ続けること。
自分の特徴や強みを意識的に作りスキルを上げていくことが大事です。

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