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ヤバい


武藤敬司の引退試合について


最後まで武藤敬司は皆の想像を上回る事を平気な顔で仕掛けてきた!

誰もが予想してなかったクライマックス。


そして誰もが見たかったクライマックス!


やっぱり天才であり、プロレスLoveだなー。


今回の引退試合を見て、私も生き方を見直そう!と強く感じました。


自分の仕事にLoveはあるのか?!

小さくまとまってないか?!


今回の引退試合を解説します。


プロレスLoveだらけの引退試合


プロレスLove① 対戦相手

今回の対戦相手は内藤哲也選手

現在新日本プレロスのエース格であり、次のプロレス界を背負う存在、現在はヒール的な立場で様々な団体とも交流して盛り上げている。

しかし武藤敬司選手の功績から比べると、明らかに差がある事は誰しも、そして内藤選手も認めている。

本当はファンは同期である蝶野正洋との試合を望んでた。

もしくは海外のビッグネームとかです。

しかし蝶野選手はしばらくリングを離れていてとても戦える状態ではない。

海外ビッグネームも上手く交渉が出来なかった。

そんな中「内藤、おまえに決めた!」と武藤敬司よりラブコールがあり試合が決定!

内藤選手は誰かの代わりのオファーと感じつつ指名を受けたので、さぞ面白くないだろうな〜と思ったら。

あれ、嬉しそう。でもヒール(悪役)なのでめちゃめちゃ喜んでいいのか分からない表情なのがキュートです。

それもそのはず、なんと内藤選手は武藤敬司に憧れてプロレスラーになったそうです。

学生時代には武藤敬司Tシャツを着回していたんだって(笑)かわいい

プロレスLove② 何故か試合前に蝶野選手が入場

試合前に蝶野選手のテーマで長い花道を杖を付きながら歩いてこられました。

ファンはそれだけでも満足ですよね。

「ああ蝶野は杖付く程体調悪いから試合は無理だったな」「でもテーマ曲聞けたからいいかー」と納得していました。

プロレスLove③ 何故か解説に辻アナウンサー

今回の解説には武藤選手の黄金期に実況をしていた辻アナウンサーが居ました。正直「あれ、辻さん実況すればいいのに」と思った人も多いと思います。
私は専属のアナウンサーが居るから仕方ないのかと思って試合を見ていました。

プロレスLove④ リングサイドに長州、藤浪そしてタイガー服部

何かのインタビューで当日に長州さんは来れないと言っていたのに「あれ長州いるなー」と思ってたんです。藤浪もいるし二人を見れてテンションも上がりました。
正直、タイガー服部さんには気が付かなかったのですが、長州さんとタイガーはめちゃめちゃ仲が良いのです。
(タイガーさんは黄金期に活躍した名レフリーです)

これらの伏線(プロレスLove)が試合後に混ざり合い、一気にエクスタシーへと導かれました。
 
内藤選手にフォールを奪われた後・・


「おれはまだ燃え尽きてない」

「最後にやりたい事がある」

「蝶野!俺と戦え!」

「服部さんレフリーお願いします」

蝶野さん・・

(この時の蝶野さんのハメられた顔が最高です)

いろんな感情が沸いたと思います。


しばらくしてから隣りにいる辻アナウンサーに

「お前が実況しろ」

と言ってリングに上がりました。


最高の演出です。


これ以上はない結末。



内藤選手はどう思ったのでしょう?


自分の試合後に盛り上がるなんてプライドが許さない!と思う選手もいるからもしれません。


しかし試合後の内藤選手の顔は

学生時代の内藤青年に戻っていたように見え、何処か嬉しそうに感じました。

私も子供の頃に戻っていました。

本当最後まで、プロレスを魅せてもらえて感謝です。

武藤さん!ありがとうございました!!


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