見出し画像

住宅のあり方を変える。「PlusMe(プラスミー)」ローンチ記者発表会、CEO金箱 遼プレゼン

マイホムが2024年2月1日に渋谷ヒカリエにて開催した、プリフィックス注文住宅※「PlusMe(プラスミー)」のローンチ記者発表会。発表会には、『M-1グランプリ2023』王者のお笑いコンビ・令和ロマンがスペシャルゲストとして登場。お互いの理想の家をプレゼンし、会場を沸かせました。

今回の記事では、その発表会の中で、マイホムCEOの金箱がお話した、パートについてご紹介いたします。


皆さまこんにちは、マイホムの金箱と申します。マイホムは、住宅の乃村とITの金箱の共同代表で運営している、住宅×ITのスタートアップです。

私は、これまでのキャリアのすべてを、エンジニアとして過ごし、ソーシャルメディアとフィンテックの領域でIPOを経験しました。そしてマイホムでは住宅業界とともに家をつくる体験を前進させるために、全力でトライしています。

限られた資源で長く暮らせる住宅をつくる

「世界最高の住宅をすべての人に」というバトンを受け取ったときに、何がいま世界で起きているのかを考えました。

私たちが豊かな生活を送る裏側には、ゴミやエネルギーのように、限られた地球の資源を浪費している現実があります。

私たちが浪費を続けて、ついには資源がなくなったとき、衣食住が生産できなくなって、人類が成長の限界に到達するというシミュレーションがあります。

人類が一致団結してトライすることは、この「成長の限界」を突破して、子や孫やその先の世代まで持続可能な社会をつくることです。

世界最高の住宅を「すべての人に」。すべての人が豊かな住宅を手にするというゴールを目指したときに、家を作るときの資源、そして暮らすときに消費する化石燃料などの資源を、最小限にすること。
そして、使い捨てではなく、震度7の地震が来ても、なにがおきても、100年以上住み続けられる最高の耐震等級の住宅ということも絶対条件になりました。
何度も建て替えるのではなく、長く住むことで資源を減らせるのです。

日本は資源を持たない国でエネルギー自給率はわずか11%です。そして、全世界の陸地面積の0.3%であるにもかかわらず、大きな地震の20%以上が発生する地震国です。

だからこそ日本は、資源を世界で一番効率良く使えるし、世界で一番強い住宅をつくることができるのです。日本という、住宅にとっては厳しい風土にあるからこそ、世界をリードできる住宅づくりができると考えました。

そこで、デザイン、耐震、省エネ、メーカー、流通、それぞれの分野の日本最高峰のスペシャリストが一同に介するプロジェクトが発足しました。それが、PlusMeです。

住宅そのもののあり方を変えていくPlusMe

プロジェクトでは、いままでの住宅の考え方をリバンドリングすることを前提に住宅そのもののあり方から検討を行いました。

これまでの住宅商品をつくるプロセスやそれぞれのプレイヤーの役割を一度バラバラにして、顧客中心に設計し直すという開発プロセスです。

今までの住宅購入のステップは、次のようになっていました。

  1. まず平面で間取りを検討

  2. 内装や外装の仕様やデザインを検討

  3. 最後に住宅会社が建築基準法に適合するように構造設計を行い、必要な木材や金具の量を割り出す

  4. 概算見積りを提出する

そして概算見積りが予算をオーバーしていたら、また間取りの検討からやり直しになります。自分らしい住宅が完成しますが、多くの手間と時間がかかってしまいます。

もう1つの住宅購入のステップはいわゆる建売や分譲住宅のように、既に立っている家を購入する場合のステップです。手間や時間はかかりませんが、自分らしい住宅に出会えるかどうかは運まかせです。

下の図のように、縦が自分らしさ、横が手間というグラフを書いてみます。

自由設計は左上・自分らしいが手間がかかります。
分譲住宅は右下・手間がかからないが自分らしさは運任せです。
どちらも何かが足りません。
対して今の住宅購入世代が新しく望むのは、手間を掛けずに自分らしさを表現できる住宅です。そしてそれを叶えるのが、PlusMeなのです。

PlusMeの、新しい住宅購入ステップでは、構造の検討は既に完了していて、デザインや間取り図の検討はスマートフォンで行なえます。そして、概算見積りもリアルタイムに確認できます。

今までの自由設計住宅と比べるとかなり簡単になりました。まるでコース料理でメインディッシュを選ぶように住宅をデザインできる、それがプリフィックス注文住宅の形です。

PlusMe独自の構造

Strong Frame

私たちは2階建ての木造住宅に、高層ビルの考え方を持ち込みました。骨組みとなる鉄骨の真上に次の鉄骨が来る形で何十階も積み上げられていく高層ビルの構造です。これにより実現した構造がPlusMeのStrong Frameです。

PlusMeのStrong Frameには2つのメリットがあります。1つ目のメリットは高性能。

耐震等級は最高の3等級、2030年水準のUA値0.46以下、そして100年以上保つと言われる長期優良住宅の水準を実現しました。

これまでの常識では構造の検討は最後でした。それは、日本の優れた工法によって、どのような間取りであれ、柱梁の本数や太さを増やすことで、耐震性の高い住宅を実現できたからです。

しかし、私たちの目指すゴールは「世界最高の住宅をすべての人に」で、少しの無駄もあってはいけません。

高層ビルと同じ構造を実現することで、最小の資源で最大の耐震性を実現することが可能になりました。同時にコストパフォーマンスも実現することができます。

天井高最強

もう一つのメリットは2.9メートルの天井高です。

Strong Frameを開発する中で、木造住宅で一般的な2.4メートルの天井高が、従来の設計プロセスの弊害ということがわかってきました。どんなに太い梁がきても、2.4メートルの天井は最低限一律に確保できるという、つくり手の発想によるものだったのです。

わたしたちのStrong Frameは無駄な木材を使わないので、1階と2階の間の空間を驚くほど削減することができました。有効な空間を広げて無駄な空間を減らしたのです。これによって更に一歩進んだ省エネと、2.9メートルの天井高を実現することができました。

構造から検討することで、住宅を平面ではなく立体として捉えることができました。

最後に

わたしたちは、100年先まで使える高性能なストロングフレームと、天井高最強の2.9メートルの高さの天井、そしてアプリでつくる新しい購買体験によって、世界最高の住宅をすべての人に提供するトライをしてまいります。

ローンチ記者会見動画

マイホムコーポレートサイト/アプリサイト

プリフィックス注文住宅PlusMe(プラスミー)


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?