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プリフィックス注文住宅「PlusMe」の「見えない」ポイント編

マイホムで建てる家は、住む人の個性を映しながら快適さを追求した「目に見える」部分での性能の高さだけでなく、家が置かれる社会全体への貢献も視野に含めて心地良く住まえるように工夫した、普段の生活では「目に見えない」ポイントもたくさんあります!

(プリフィックス注文住宅「PlusMe」について、その特徴を、大きく「見えるポイント」「見えないポイント」の2つに分けてご紹介しています。
「見えるポイント」編はこちら


ポイント①省エネ住宅

建材や家電の性能を高めることでエネルギーの使用量を抑え、環境にも暮らす人の健康にもメリットの大きい「省エネ住宅」。

これまでは新たに家を持つ人にとって人気のある選択肢のうちの一つでしたが、2022年6月17日に公布された改正建築物省エネ法により、2025年4月以降は、すべての新築住宅にこの「省エネ基準」への適合が義務化されることが決まりました。

さらに、2030年にも再度の改正が予定されており、その際には最低ラインがZEH(ゼッチ)水準と、さらに一段上へと引き上げられる見通しです。

要するに、数年内に「省エネ性能の低い家を建ててはいけません」というルールが段階的に厳しくなっていくというわけです。

建てる家が新ルールにどの程度対応しているかは、購入時の住宅ローン借入限度額や控除額が変動するだけでなく、売却時の資産価値にも大きく影響してくる条件です。

建てて数年で「時代遅れ」になってしまうのでは、非常にもったいない。
PlusMeは、現時点ですでに2030年の足切りラインとなるZEH基準をクリアした最先端の省エネ住宅です。

・30分ごとに室内の空気を入れ替えてくれる「フィルター付き24時間熱交換換気システム」
・防火性能が高く、映画館並みの遮音性/吸音性を誇る「セルロースファイバー」の壁材
・優れた断熱効果とUVカット効果を発揮する「LowーEペアガラス」の窓
・人体に有害なホルムアルデヒドを吸収してくれる「ハイクリーンボード」

これらを採用することで「夏は涼しく、冬は暖かい」という快適な住環境を叶えつつ、エネルギー消費量や経済的負担をも抑え、地球にも、住む人にも優しい住宅を実現しました。

参考:国土交通省 資料「待って!家選びの基準変わります」令和4年12月発行

ポイント②構造柱直下率100%

「構造柱」とは、端的に言えば「家の骨組み」です。
屋根や床、各階の壁を支え、家の構造を維持するために不可欠な柱を全て構造柱と呼びます。
これの直下率が100%というのは、すなわち「上の柱の真下に下の柱がある」という状態です。

実は、この柱の直下率については法規上の制限がなく、多くの住宅は構造柱直下率50%以上を目安に設計されています。

これは、注文住宅を建てる多くの場合、まず最初に「希望の間取り」の構想から考え始める慣習が原因です。
リビングの広さはこれくらい欲しい、寝室はこの位置で、子供部屋は2つ確保して......等々、間取りに合わせて家の構造を組むと、どうしても各部屋を区切るために必要な柱の位置がバラバラになってしまいます。

支える柱が点在すると、外部から力が加わった時に負担に偏りが生じてしまいます。つまり、耐震性が下がってしまうのです。
また、家を建てるのに必要な柱が多いぶん材料が増えてコストも上がります。

PlusMeでは、グリッド構造と呼ばれる方法で、ビルやマンションのように全ての構造柱が同じ位置に来るよう設計して、構造柱直下率100%を実現しました。
「柱の位置」→「間取り」の順で決めるという通常の家作りとは真逆の方法をとることで、構造的な強度を確保しつつ原価を下げていくアプローチに成功しました。

ポイント③耐震等級3

前述の通り、柱位置にこだわると、耐震性を向上させることもできます。

地震に対する建物の強度を示す指標は3ランクに分けられています。
耐震等級1:建築基準法で定められた基準。震度6〜7の地震で倒壊しないレベル。
耐震等級2:長期優良住宅認定基準。
耐震等級3:耐震性の最高ランク。建築基準法の1.5倍相当。震度6〜7の地震後も住み続けることができるレベル。

通常、住宅は耐震等級1に達していれば建築可能とされていますが、学校や病院などの主要施設には耐震等級3が求められます。

そして、実際に震災で倒壊する建物は大半が住宅(耐震等級1の建物)なのです。

構造柱直下率100%のPlusMe住宅は、最高ランクの耐震等級3をクリアしています。
これは震度7の地震を乗り越えられるだけでなく、軽微な修繕で生活を再開できるとされています。
耐震等級の高い家は地震保険の割引率が高くなったり、長期優良住宅にも対応しているため永く住むことができたりもするので、コストパフォーマンスも良い住宅であると言えます。

参考: PlusMe Creators ♯001 完璧な構造を目指して

ポイント④PlusMeを支える豪華メンバー

マイホムにしかできない「最高の住宅」を作る。
この壮大な仕掛けは、まだPlusMeというプロジェクト名をつける以前から、素晴らしいメンバーが協力してくださったことで実現しました。(以下、50音順でご紹介)

⚫️デザインオフィスnendo(佐藤オオキ代表)
東京オリンピック2020の聖火台をデザインされ、2025年の大阪・関西万博では、日本館の総合プロデューサー兼総合デザイナーも務めていらっしゃる一級建築士の佐藤さん。
PlusMe住宅のデザイナーとして、「天井高最強。」のコンセプト発案から意匠設計までを監修していただいています。

⚫️佐藤 実さん M's構造設計 代表、構造塾主宰・塾長(佐藤 実 | 理事紹介
⚫️堤 太郎さん みんなの住宅研究所 代表理事
構造監修として佐藤さんに、省エネ監修として堤さんに、それぞれご協力いただいています。
お二人の高度な知見をお借りすることで、耐震性において最高ランクである等級3、UA値0.46以下の断熱性、2030年度のZEH基準をもクリアするなど、自信を持って提供できるPlusMeの高性能フレーム(Strong Frame)を実現することができました。

⚫️前澤友作さん 前澤ファンド 代表取締役社長
創業以前からマイホムを全面的にバックアップしてくださった、いわば救世主です。
2020年、マイホムの前身となる会社で前澤ファンドに応募し、出資対象となる起業家10人に選んでいただいたことがきっかけでご縁が生まれました。

PlusMeに関しては、定期的にミーティングを重ねる中で、前澤さんから、ジャン・プルーヴェ(Jean Prouvé)というフランス人建築家についてご紹介いただいたことがあります。

彼の代表作の中にいくつかの組み立て式住宅があるのですが、それらは戦争で家を失った人や、住む場所のない難民のために設計されたものでした。
数日で簡単に組み立て・移動・解体ができるという非常に高い実用性を備えつつ、見た目も美しく、さらに廃棄物を出さない可動式仮設住宅で、現代でもサステナブルな建築物として高く評価されています。

制作の背景に社会的な意義や彼自身の哲学があるからこそ素晴らしいデザインに辿り着いた一例としてご教示いただき、  「マイホムが作る家もこのような完成形を目指してほしい」と言っていただいたことで、PlusMeのコンセプトが固まっていきました。

こちらもご参考になれば幸いです。

マイホムコーポレートサイト/アプリサイト



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