「あいさつだけはきちんと出来る人間になりなさい」

僕が母親から言われ続けてきた唯一の教え。

他にもいろいろ言われたことはあったと思うけど、自分の母親が自虐的に「私は子供たちにこれしか言ってないから(笑)と言うので、そうしておこう。(笑)

そして大人になった今になって、この教えが自分の人生で一番大切な教えだったことに気づく。

自分が人を教える立場になって気づいたこと。

あいさつがきちんと出来る子には、たくさん目をかけてあげたいな、たくさん教えてあげたいなという気持ちになる。

ニコニコしながら自分の目を見て気持ちよく挨拶をしてくれる子は、たくさん可愛がってあげたいなという気持ちになる。

このように思うのは僕だけじゃないと思う。

大人になると、子供の時よりも人に教えてもらう機会がとっても増える。
コーチになると、他の強い学校に自分のチームの子達が練習試合をさせてもらえるようにお願いのあいさつをしに行く機会も増えた。

逆にお願いされることもある。

そういったときに、気持ちいいあいさつをしてくれるメンバーがいるチームと、あいさつができないチーム。どっちの方が一緒に練習試合をしたいという気持ちになるだろうか?

言わずもがな。あいさつができるかどうかってだけで、全然違うだろう。

大人になると、勉強ができるかどうかよりも大切なことがたくさんあると思う。その一つが、あいさつ。

あいさつができる人になろう。あいさつが出来るチームになろう。

僕はこれからもこの教えを大切にしていきたい。

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