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カナダ・トロントでの家探しがまあしんどかったという話

こんにちは。脱サラして今月からトロントでカレッジ留学を始めた30代です。

今回はトロントでの家探しが実際どんな感じだったかについて紹介したいと思います。今回は純粋に体験談です。


トロントでの家探しは基本自力

まず、前提として、留学生やワーホリで行く日本人の場合、日本で言うアパマンショップとかアットホームみたいな不動産仲介業は、物件も手数料も高すぎて使えません。不動産エージェントは存在しているらしいですが、基本的に貴族のものになります。あなたが貴族の場合、この記事は参考にならないと思います。

と言うことで、方法は以下に限られます:

  1. 友達や知り合い経由で物件の空き情報を共有してもらって契約

  2. 掲示板やSNSで情報を見て直接大家とやりとり

  3. 物件自体の前とかに出ている空き情報看板を見て直接やりとり

私の知り合いでは1と2の方法が主流で、私はトロントに知り合いがいないので、方法2で探しました。

掲示板とSNSを使う

これは少し調べると出てくる結構ベタなものを使いました。

e-maple

カナダに住む日本人御用達のサイト。懐かしのBBSな感じで、いまだにhttpなのですごくレガシーを感じます。特に日本人向けの物件が紹介されています。

facebook marketplace

facebookでも個人で間借りを探している人や大家が物件を共有しています。

kijiji

たぶん日本でいうジモティー的な役割をしていると思われるサイト。こちらも基本大家が物件の広告を出しています。結局決めた物件はこのサイトで見つけたもの。

妥協ポイントを決める

悲しい現実を言うと、トロントにはお手頃でめっちゃいい物件は皆無と思った方がいいと思います。日本でも、駅近は高いとか、色々な事項を天秤にかける必要がありますが、トロントの場合かなりそれがシビア。

私の場合の優先ポイントは:

  • 自分専用の部屋(鍵付き)がある

  • バスルームとキッチンはシェアしない(シェアするとしても1人とだけ)

  • カレッジに30分くらいで行ける範囲

このポイントは、完全に前のシェアハウスでのトラウマから導き出されたものです(興味があれば以下の記事をご覧ください)。これは人それぞれですが、私は、ある程度高くてもいいからシェアはもう勘弁という感じでした。

物件の内見を獲得する

物件をピックアップする

優先ポイントを決めたら、早速掲示板を漁ります。私は家探しに2ヶ月ほどの猶予があったので、だいたい現地についてから1〜2週間かけました。いい物件は争奪戦ですぐになくなってしまうため、とにかく1日に何回もその掲示板を見に行くみたいなことをやっていました。

詐欺に遭わないように気を付ける

私は直接聞いたことがありませんが、詐欺はめちゃめちゃ普通にあるらしいです。いや本当恐ろしいとこ来てしまったわ。背に腹は変えられないので、まず必ず内見することと、大家さんの素性を把握すること、ちゃんと契約書みたいなものを書いてもらうことみたいなことは気をつけました。

物件の問い合わせ

不動産仲介を通していないので、いい物件を見つけたら自分で直接大家に連絡をします。

挨拶して内見のお願いをします。私が応募したところは注意書きに「ちゃんと自己紹介しろ」みたいな説明があったので、以下のような書き方をしました(一部個人情報割愛してます)。

Hello, my name is [Name]. I found this add and would love to know more about the place.

I am a Japanese female, 32 years old, going to study [Program] at [College Name] College from January 2024. I had worked as an engineer in Japan for a while and decided to explore the world a bit more.
I like traveling, watching shows, movies and do programming when I have time. I'm a clean, quiet, and responsible person.

If you think I could be suitable, please let me know as I would like to request a viewing. I hope to hear from you soon :)

後から聞いたのですが、大家さんは私のこのメッセージを見て、こいつは大丈夫なやつだと内見を許してくれたみたいなので、結構メッセージは大事だったみたいです。

往々にして日本人女性は有利

これはこっちに来て自分自身も感じたのですが、日本人は綺麗好きだし気を使うので、大家からも好評なようです。なので、私もちゃんと日本人ですよーと主張しました。

物件の内見に行ってみる

内見のアポが取れたら、現地で実際の物件を見ます。

内見に行く

よく、女性は一人で行かない方がいいというのを聞くのですが、強気に一人で行きました。ただし、今から会う人と住所と物件情報は知り合いに託して、「私に何かあったらコイツや」というのを共有していました。結局内見したところ変な人には遭遇しなかった。

とにかくできるだけ全部確認する

正直、なんか事情聴取しているみたいな感覚で気後れしますが、内見では気になっていることを何でも聞いたほうがいいです。

私はとにかく詐欺が嫌だったので、物件というよりも大家さんとの会話とか契約系をかなり意識しました。

確認したポイントとかはまた別の記事にします。

気に入った物件にデポジットを払って契約

結局内見には2回しか行かなかったです。

幸運にも、気に入った物件があって、大家さんもスーパーいい人そうだったので、別の物件も連絡してましたが、内見したその日に「ここにしまーす!」て感じでデポジットを払いました。

こちらで言うデポジットは、日本の敷金?的なもので、最後の家賃に充てられます。なので、最後の家賃1ヶ月分を払う感じです。

物件探しを始めてからここまでで、だいたい2週間ちょっとくらいで決めました。

引越し日1週間前~引越し

とにかく詐欺にビビりまくって、大家さんに飛ばれないかをずっと心配していたので、1週間前くらいに「よろしくお願いします!」みたいなショートメールを送りました。ちゃんと返してくれてほっ。。

当日は大家さんにパスコードみたいなものを教えてもらうので、それを使って入居しました。

ちなみに、引越しはLyft(Uberと同じ)を使ってやりました。

感想

とにかく、日本の不動産仲介って素晴らしい!!!と思いました。土地勘がない中、さらにどんな人か分からない人と英語でやり取りするのは大変だし、詐欺も多いとなると本当にしんどい。。。

物件が決まった時は、就活が終わったくらいの疲れを感じていました。
まあでも、こうやって人はたくましくなって行くんだなと。。。

ちょっともう長くなってしまったので、また内見とかで気を付けることなどは紹介できればいいかなと思います!
ではまた!

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