見出し画像

おすすめ英語絵本100選


英語多読を順調に進めるには0~6歳までの英語絵本の読み聞かせが、とても重要だと考えています。

実際に私たち親子は、娘たちの幼児期に英語絵本に親しみ、親子で楽しく英語に触れる時間を持ったことで、英語絵本への抵抗が全くなく、自然な形で多読の道に進むことができたと実感しています。


英語絵本マニアである私が、2人の娘に読み聞かせをした「おすすめの絵本100冊」をジャンルごとにご紹介します。


「どの絵本がいいかな?」と探し回ることって、
予想以上に大きな労力と時間を要します。

英語絵本となると、なおさら判断が難しいですよね。

● 初めての英語絵本で何を選んだら良いか分からない

●そもそも英語絵本ってどんなものがあるの

● そろそろ次の英語絵本を書い足したい

● 子供がなかなか英語絵本に興味を持ってくれない

という方の参考になればと思います。


たくさん揃える必要はありませんので、お子様の好みに合った絵本を数冊選んで、親子で楽しむことから始めて見て下さいね。





0歳~1歳におすすめの絵本は、ページ数が少なく、英文がシンプル、五感を刺激しながら楽しめ、ベビーでも扱える「しかけ絵本」が中心です。

0歳におすすめ絵本


まずは、以下の子供の成長に合わせて絵本を選ぶことで、絵本育児を順調に進めていくことができます。


生後1ヵ月頃の視力は、黒・白・グレーの濃淡をぼんやり認識できる程度。

生後3ヵ月頃になると、赤、黄、緑なども認識できるようになります。

生後3ヵ月までは、コントラストの強いイラストの絵本を選びましょう!


生後4ヵ月~生後6ヵ月でオレンジ、紫、青を認識できるように。

6ヵ月を過ぎる頃には、ほぼ全ての色を認識できるようになり、カラフルな絵本にも反応します。


また、6ヵ月以降はお座り、ハイハイ、つかまり立ち、一人歩きとどんどん成長が進みます。
そして、脳の発達も急速に進む時期。

喃語の種類が増え、自分の名前を呼ばれると反応する子も。

穴あきの絵本や、押すと音が出るしかけ絵本の読み聞かせで、脳に刺激を与えていきましょう!!


このような、子供の成長に合わせたおすすめ絵本をピックアップしています。


1. Hug

英語は「hug」「Bobo(主人公の名前)」「mommy」の3語しか登場しない、イラストが中心の絵本。
英語が苦手なママも安心して読み聞かせできます。
「Hug」が頻出するので、愛情をたっぷり伝えることができます。



2. Faces (Baby Touch First Focus)

新生児の目でも認識できる コントラストの強い黒と白のモノクロに、ポイントとして黄色。
3色のみを使ったくっきりとしたカラーの絵本。
角が大きくカーブしているので赤ちゃんにも安心です。
最後のページには赤ちゃんの大好きな鏡がついています。

↑こちらのYouTubeの読み聞かせ方も、ぜひ参考に!!
大きなイラストに単語のみのシンプルな絵本ですが、少しずつオリジナルの言葉を足していくことで楽しく読み聞かせできます。



3. Hello You! (Baby's First Peekabook)

1つ前で紹介した「Faces」の次に読みたい絵本。
カラフルな色合いが特徴的で、のぞき穴を使って「いないいないばあ」を楽しめます。
パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんなど、赤ちゃんにとって身近な人が登場。
英語も smile , sad, sleepy などシンプル。
最後はハートの鏡で興味をひく仕掛けもあります。



4. Animals (Baby Touch and Feel)

0歳の赤ちゃんはイラストより写真に目がいくと言われています。
こちらの絵本は動物の写真がメインで、一部が触れる仕掛けになっていて、ふわふわ、キラキラ、ボコボコ、様々な触感を楽しめる絵本です。
動物の英単語のほか、鳴き声や英語のオノマトペ(擬音語)も学べます。



5. Don't Tickle the Hippo!

"Don’t Tickle the ○○!"  (○○さんをくすぐらないで!)
と繰り返しながら、ページをめくる度に違う動物が登場。
動物の体の一部を触れる仕掛け絵本です。
ボタンを押すと動物の鳴き声も聞こえてきます。
視覚、聴覚、触覚を使って楽しめます。



6. Everywhere Babies Board Book

赤ちゃんの読み聞かせ絵本としてもおすすめですが、まずは赤ちゃん育児の最中にいるママが読んで、赤ちゃんへの愛おしさで一杯になって欲しい絵本。
全30ページでページ数は多いものの、1ページに登場する英文はシンプルで、韻を踏んだ文章が心地よくサクっと読めます。
キスをされ、服を着せられ、揺さぶられ、食事をもらい、遊び、眠り、ハイハイして、そしてもちろん騒がしい赤ちゃん。
愛する家族に可愛がられる赤ちゃんの様子が、美しいイラストと共に丁寧に描かれていて、愛情をたっぷり伝えられる素敵な1冊です。



7. The Baby's Catalogue

英語のイラスト辞典のような、イラストと英単語でできた絵本。
ママとパパ、朝食と就寝時間、ペットやおもちゃ、乳母車やブランコなど、赤ちゃんが日常で見るもの、出会う光景が美しいイラストで表現されています。
大人でも、何度見ても飽きることのない可愛い絵本です。


1歳におすすめ絵本


よく動き回るようになり、子供の好奇心はより強くなります。

聴覚が発達し、大人の言葉をマネたり、意味のある言葉を理解できるようにもなる時期。

指先を使うもの、音がでるもの、日常をテーマにした絵本がおすすめ!!


8. Baby Touch (Playbook)

イギリスで大人気の赤ちゃんが楽しめる仕掛け絵本。
触ったり、めくったり、のぞいたり、五感を刺激しながら英語に触れられます。
普段あまり絵本に興味を持たない子供も惹きつけられる絵本。

同シリーズで他にも人気の 絵本はこちら↓


◎ Baby Touch(Peekaboo)


◎ Baby Touch (Vehicles)



9. That's not my unicorn…

こちらもイギリスで大人気!!触って楽しむ、仕掛け絵本。
ふわふわ、デコボコ、ザラザラ、様々な感触で刺激。
That’s not my ○○.  (これは私の○○ではない)が繰り返され、
最後は That's my ○○.  (これは私の○○だ!)で終わります。

同シリーズで他にも出ているので子供の好みのテーマで選んでみて下さい ↓

◎ That's not my dinasaur…

◎ That's not my tractor…

◎ That's not my bunny…



10. Pat The Bunny

5感を使って楽しめるしかけ絵本。
ウサギのふわふわ、パパの髭のザラザラで触覚を、お花の匂いを嗅いで嗅覚を、鏡をのぞき込んで視覚を。
ママの指輪に指を入れて見たり、1冊でたっぷり楽しめる絵本です。



11. Where's  Mr Lion?

"Where's ○○?"  を繰り返しながら、隠れている様々な動物を探す、めくり仕掛け絵本。
しかけ部分はフェルトになっているので、破れたりシワになったりすることがなく、小さな子供でもめくりやすい優れものです。
最後は "And Where are you ?”  (あなたはどこ?)と鏡が登場して、自分の姿が映ると子供はにっこり。


12. Open the Barn Door, Find a Cow

これぞ、子供向けしかけ絵本!!
" Who says ○○? "  の繰り返しで、○○の部分が動物の鳴き声になっています。
フラップをめくると答えの動物が登場。
牛、豚、ひよこ、ポニー他、沢山の動物が出てきます。
1歳前後の子供に最適なシンプルな絵本です。



2~3歳におすすめ絵本


2歳以降は物語の世界に共感できるようになり、より絵本を楽しめるようになる年齢です。

ストーリー性のある絵本もどんどん取り入れて絵本の楽しさを伝えていきましょう!


物語で広い世界を知ること、知識を深めること、韻を踏む文で英語のリズムを楽しむことにフォーカスした絵本もおすすめ!!


2~3歳向け絵本は少し英語量が多めの絵本も選出しています。

初めての英語絵本の場合は「0歳、1歳におすすめ絵本」から探してみて下さいね。


13. PEEPO!

イギリスの家庭や生活の様子を赤ちゃんの日常と共に描いた絵本。
繊細なイラストがほっこりし、心温まる内容にマッチしています。
各ページに丸い穴が開いていて、次のページのイラストがチラッと見える。
これから何が起こるかを予感させながら、子供を本の世界に導いてくれます。
イギリスで長年愛され続けてきた絵本です。



14. Never Touch the Dinosaurs

立体的な仕掛け絵本。
ソフトなシリコン製の仕掛けで「ごつごつ」「ざらざら」などの感触を楽しめます。
カラフルな色彩や韻を踏んだリズムの良い文章も魅力の絵本です。


15.What is Poo?

めくりしかけが沢山登場し子供が楽しめる絵本。
タイトルにある「Poo」は「うんち」のこと。
「うんちとは?」「誰でもするものなの?」「うんちはどこに行くの?」「プリンセスやサッカー選手、蟻もうんちするの?」
子供の持つ純粋な疑問にフラップをめくりながら答えてくれます。
トイトレ中の子供にもおすすめ!!



16. Guess the Animals

動物クイズを楽しめる仕掛け絵本
クイズのヒントが書かれているフラップをめくると、クイズの答えと動物のイラストが登場!!
35個のフラップがあり、読みごたえもあります。



17. Alpha Bugs

仕掛けつきABC絵本。
A~Zまで大文字と小文字を、引っ張ったり、めくったり、飛び出してきたり、回したり、仕掛けで遊びながら学べる絵本。



18. Ten Little Fingers and ten Little Toes

世界の様々な場所で生まれた赤ちゃんが登場し、多様性も育める絵本。
「みんな10本の手の指と10本の足の指をもっている」という英文が繰り返し登場し、心地良いリズムで読み聞かせできます。
1ページごとの英文も短くシンプルで子供が飽きることなく、聞ける絵本です。



19. Where Are Swimmy's Friends?

スイミーの仕掛け絵本。
スイミーの原書は英文も多く長いので、3歳以下の幼児にはこちらがおすすめ!
海の中に様々な生き物が隠れていて、フラップをめくると登場します。
スイミーの世界感をそのまま楽しめます。
フラップが大きく小さな子供でもめくりやすい!!
スイミー好きな子供も、まだスイミーを読んだことのない子供も楽しめる絵本です。



20. Please and Thank You

あいさつやマナーを学べるしかけ絵本。
絵本に付いているタブを引っ張りながら、楽しく社会性を身に付けていけます。
Hello, Please, thank you, sorry など、幼児でも知っておくべき大切なこと、情緒の成長を育む1冊。


ここから先は

13,737字
この記事のみ ¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?