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出産直後の困った無くすために知っておきたいこと!①

出産後、休む間もなく始まる育児!
妊娠中からイメージ出来ていますか?

多くのママが、もっと早く知っておきたかったと言う母乳のこと。そして、赤ちゃんは、どうしたら泣き止むのか?この二つのことを知っているだけで、あなたの産後、そして育児は、とても楽になると思います。

「こんなにおっぱいが張っていたいなんて!」
「母乳は、赤ちゃんが生まれたら勝手に出てくると思っていたのに、全然出てこない」
「赤ちゃんは、簡単におっぱいを吸ってくれると思っていたのに、全く吸ってくれない」
「赤ちゃんは、おっぱいやミルクを飲んだら、寝てくれると思っていたけど、寝てくれない。自分も寝られなくて辛い」

多くのお悩みは、赤ちゃんのことと母乳のことです。

皆さんは、助産師さんなら誰でも上手におっぱいのマッサージができると思っていませんか?

助産師になる前、看護師として産婦人科に勤務していた私もそう思っていました。
助産師学校では、母乳に関する講義はありましたが、マッサージを学ぶことはないのです。
助産師によって、どこをメインに働くか?たくさんの選択肢があるのです。
妊娠中のケア、分娩時のケア、産後のケア、性教育…

私は、母乳育児が好きだったので、助産師になってから色々な研修やセミナーに参加したり、自分のおっぱいを使って練習したり、色々やって見ましたが、母乳育児には、正解はないという答えに辿り着きました。

ある時、授乳や抱っこっで肩こりが酷いママに産後整体の施術を行っていたときの話です。
私は、その方のおっぱいがカチカチに張っていることに気がつきました。整体を中止し、おっぱいのマッサージをさせて戴きました。
すると、全身を整えてもなかなか改善しなかった肩こりが、スッと消えてしまったのです。

身体は全て繋がっている。そう思えた瞬間でした。


おっぱいだけ見ていても母乳が出ない人もいます。
身体のケアをしてもママの心の中を癒すことはできません。
だって、身体も心も皆んな違いますからね。

誰一人同じ人はいません。十人十色って言いますよね。
身体も痛いところや治したい所だけを見ていてもダメなんですよね。
背中が痛い方に胃腸を温めるよう勧めるだけで背中の痛みが消えることもあります。
おっぱいマッサージで肩こりが解消することもあります。
人の身体は、表裏一体です。

もし、入院中に乳首のマッサージだけをするスタッフさんがいたとします。
カチカチに張ったおっぱいは、楽になることはありません。
母乳が出るようになるためには、マッサージをする順番が大切なんです。

おっぱいのマッサージは、本来、痛いものではありません。
我慢する必要はありません。
セルフケアを覚えて自分でマッサージすることが出来たら、どうでしょう?
あなたの苦痛は一つ減りますよね。

授乳は、お子さんが1歳〜2歳頃まで続きます。
その間のトラブル予防のためにもセルフケアは重要です。
さらに、女性にとって生涯役立つ可能性のあるセルフケアを妊娠中から、又は妊娠前から知ってほしいと思います。

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